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2023年10月 2日 (月)

なんとなく秋が来て。 彼岸花

Pa012766_6_1 Lycoris radiata

しれっとヒガンバナの花が咲きだしました。

ヒガンバナは稲作と共に日本に伝わったとされます。

縄文時代(狩猟採集が中心)と異なり稲作は自然に対し大きく

手を加えます。

自然破壊をしていくわけですが、ヒガンバナは長く丈夫な根や葉

(草の少ない冬に葉を出す)で土手や畝の土砂崩れを防いで

くれます。

Pa012767_7_1 Lycoris radiata

ヒガンバナは全草に毒(リコリン,アルカロイド)があるので、モグラ

などが畝に穴を開けるのも防いでくれます。

また、救荒作物として稲が不作だった場合には球根に含まれる

デンプンを毒を洗い流したうえで食用にできました。

毒の成分はタンきりや咳止めの薬用成分にもなります。

含まれる毒の量は少ないのですが、子供の誤食を避けるためにも怖い

イメージのある別名をつけたと思われます。

別名の一つの「曼珠沙華(まんじゅしゃげ)」は天上に咲く花の

意味です。

Pa012768_1_1  Lycoris radiata ‘黒赤ヒガンバナ’

ヒガンバナは青軸(花茎が緑色)です。

そのことが花色を邪魔しないのですが、交配種のリコリスは

泥軸(花茎が茶色)のものが多いです。

2023年10月 1日 (日)

赤塚植物園さんのスーパーローディー・シャクナゲの小苗

P9292759_8_1 Rhododendron `Red Apple´

シャクナゲ・スーパーローディーの新品種です。

ようやく好みのタイプが出たので(実際に花を見るまではわかり

ませんが)3.5号ポットの小苗を買いました。

新品種なので中苗や大苗は売っていません。

花が咲くまでは2~3年はかかりそうです。

P9292754_4_1 Rhododendron `Red Apple´

大きさはこんな感じです。

てとも丁寧に育てられたことが解る苗です。

赤塚植物園さんのシャクナゲに対する情熱が伝わってきます。

当然ですが蕾はついていません。

P9292753_3_1 Rhododendron `Red Apple´

株元の様子。

メリクロン培養(組織培養)なので接木ではなく自根のようです。

P9292755_5_1 root of Rhododendron `Red Apple´

ポットから抜いた状態。

細かい根がびっしりと伸びていて、根鉢を形成しています。

植え替えが必要です。

鹿沼土や赤玉土に園芸用培養土を混ぜたもので鉢増ししてみました。

少し酸性の用土が適しているそうです。

水はけの良さも重要です。

通気性の良いスリット鉢がおすすめ。

根鉢は崩さずに一回り大きな鉢に植えます。

P9292756_6_1 Rhododendron `Red Apple´

植え替えた後の様子。

4.5号(直径13㎝)の鉢に植え替えました。

宅配で届いたので、植替え後はたっぷりと水をあげました。

シャクナゲ スーパーローディーは耐暑性があり大阪の平野部でも

庭植えが出来るぐらい丈夫ですので、用土にはそれほど気を

使わなくても良いかもしれません。

耐暑性はあるのですが、西日が当たらない場所で育てます。

ある程度大きくなるまでは鉢植えで育ててみます。

 祖父母の家には大きな石楠花の木がありました。

今回買った品種は、花色や雰囲気がそれに似ています。

大きく育って見事に花を咲かせてくれるのを楽しみに。

P9292752_2_1 Rhododendron `Red Apple´

↑届いた状態の苗の外観。

とても健全な苗です。

 

 

2023年9月30日 (土)

枯らしたチランジア。

P9292758_7_1 Tillandsia penascoensis

枯れた チランジア・ペナスコエンシス

霧吹きで水を遣ると、葉のどこまでが枯れているのか一目瞭然です。

この株も枯れますね。

去年の夏の葉焼けの経験から、遮光下でも日陰の所に吊るしておいた

のですが枯れました。

今年の夏が暑すぎたのでしょうか。

自生地の標高が2,500mぐらいと高いので、もともと暑さにはそんなに

強くはない種類です。

それでも、今までは10年以上問題なく栽培できたのですが。

入手が難しいものほどダメになります。

«Encephalartos horridus の 新芽。

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