岩ヒバの憂鬱
Selaginella tamariscina
こう見えてもイワヒバ(Selaginella tamariscina)です。
岩松 岩檜葉 などとも呼ばれます。 最近の暑さと乾燥で、
こんなんなっちゃいました。
雨が降らなかったり厳寒期の生育に適さない時期は、こうして
丸まって耐えます。 我慢強いんです。
チランジア等こういう過酷な環境に育つ植物には何か特別な
ものを感じます。 孤高さのような。
水を遣らなかったり、放置プレーをすると写真のような姿になり、
‘欲しいって言ってみなさい,と言いながら水遣りすると喜んで
葉が開いてきます。 SM好きな人にぴったりな植物のような・・・。
過酷な環境に育つと先述しましたが、この地球上に過酷でない
環境などあるのでしょうか。 今日も38℃ 不思議と栽培して
いる高山植物は連日の猛暑をものともせずピンピンしています。
この反動で秋口に枯れるのではと心配していますが・・・。
地球温暖化に水不足、いつか私たちがこのイワヒバのように
カラカラになっちゃたりして。
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