名残のハマナスに見るものは
Rosa rugosa
夏の幻想・・・。
今日は、長袖がないと寒い一日でした。
写真は、今日咲いているハマナスの花です。
Rosa rugosa 英名ではHedgehog Roseとも呼ばれ
ています、棘が多いのでハリネズミの意味です。
浜茄子の根のタンニンは東北の秋田八丈の、花びらの
花汁はアイヌの衣服の染料となります、又匍匐する走茎を
海辺の砂止めや緑化に利用されています。
文化と深いつながりが有る植物です。
夏、海に泳ぎに行くと赤いハマナスの果実がなっています
が、まだ食べた事がありません。食べる勇気がありません、
美味しいそうですが・・・。
ハマナスの花は一日花なので写真の花は明日には散って
います、一期咲きとされていますが返り咲きをして秋まで、
ちらほらと咲いてくれます。
庭に出ると毎日バラの香りが香ってきます、北海道では
花びらを集め香水を作っていたそうです。
日本の暖地では春先からの気温の上昇が早いので
春より秋に咲くバラの方が美しいと言われています、
ハマナスの花も小ぶりですがこの涼しい風の中、
色も綺麗に出てきています。
でも暑さもなつかしい・・・、今年は記録に残る猛暑で
大変だったのに、肌寒さを感じたとたんに。
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