Den.aphyllum 花の香り2
Dendrobium pierardii
はじめに言っておきます、このランの香りはヒドイです。
Dendrobium pierardiiと呼ばれていたランです。花は
とても綺麗なのですが・・・朝、部屋の中に異臭がこもって
います。 何故こんなにも美しいピエラルディーがもっと
栽培されないか(寒さにも強いし栽培もとても簡単)と言うと
香りと見た目のあまりにもの乖離にあると思います、
変な形のランが変な匂いでもいいんです、ただここまで
綺麗だとそのギャップが・・・。
でもそのにおいまでも受け入れさせてしまいそうな美しさ、
下垂する優美さ、枯れたようなバルブに咲く花の瑞々しさ・・・、
光に透けるその姿は、♪絵にも描けないうつくしさ~♪
なんです!。
最近、最低気温に気を配るのを忘れていました、
園芸家とくに蘭栽培家にとってあってはならない事です。
でも今年は8月の次に8月、そして9月が無くていきなり
10月の様な気温だったので、つい蘭を室内に入れる
タイミングを誤るところでした。
温暖化の影響か屋外で生育させる期間が長くなる
のは嬉しいのですが・・・そのうち日本でもこの蘭が
普通に藤のように庭木に着生させて花を咲かせる
ようになってしまいそうです、不幸なことに?
注(このランは寒さに強いと書きましたが、最低気温は
5℃必要です。)
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