イワヒバのユーウツ
Selaginella tamariscina
以前ご紹介した時は、真夏に乾燥し丸まった姿でしたが、
これが復活した真の姿です。丸5年育ててようやくここまで
大きくなりました、本当に成長が遅いです。
時々山取りの大きな岩松が売っていますが悲しくなります、
そこまで大きくなるまでどれだけ時間がかかったか、
でもチョット欲しいのが本音。長命不死草これが別名です。
この個体は葉が緑の野生種の増殖品です、自分でもこの
個体から葉挿しで増やしました。葉が細かく詰まってていて
お気に入りです。
でも今年もやってしまいました、根詰まりです、岩檜葉は
老成したり鉢の中が根で一杯になると胞子葉が出てきます、
写真で葉の先端が白っぽくなっているのが胞子葉です。
この葉がすぐ枯れてとても美観を損ねます、せっかく
枯れた汚い葉が隠れてきたと思ったのも束の間。
植替えをサボった罰です。
梅雨の頃の植替えでは根を三分の一ぐらい切っても
問題無いとされていますが、私の経験では切った根の分
葉が枯れてしまうので今は植替えのとき根は切らない
ようにしています。
素焼鉢で栽培していますが根の回りが速く、焼締め鉢
の方がいいのかなぁ~と思います。
写真では判りませんが、この岩松もオシャレな鉢に
植えてあります、とっても素敵なインテリアグリーンに
なります、観葉植物に一鉢いかがですか?
« T.fuchsii var. fuchsii のマナカナ | トップページ | ローズマリーの丸刈り »
「古典園芸 Japanese traditional horticulture」カテゴリの記事
- 松葉蘭 富嶽の虹 の新芽。(2023.08.30)
- 朝顔`暁の海´(2023.08.02)
- 棕櫚竹`白青殿’ 斑入りのシュロチク(2023.07.15)
- 富貴蘭`大江丸の縞´の花。(2023.07.14)
- 江戸細辛 かんとうかんあおい(2023.05.03)
コメント