Rosa gallicaの花
Rosa gallica
Rosa gallicaの花です、春の一期咲きです。
あまり写真を見かけないので紹介します。
とてもカワイイ花を咲かせます、しかも日が暮れると
花弁が閉じ翌朝また開きます。
細い茎がブッシュ状に低く茂り扱いやすいバラです。
原種かそれに近いとされていて様々な系統があると
されています。
葉も現代バラの厚く濃い色に比べ、薄く繊細な印象を
受けます。一重咲きでハブリッドティーを見慣れている
人には薔薇らしくないかもしれませんが、蕾を見て
いただくと、しっかり薔薇しています。
ヨーロッパではRosa gallicaの5枚の花弁をキリスト
の受難に見立て特別な花とされていました。
この花もそうですが原種に近い植物の花色は明るい
ものが多いと思います、絵の具と同じで人間が交配
すれば交配するほど色が濃く暗くなってしまうので
しょうか、私は原種の透き通るような花色の方が好き
です。
原種に近いオールドローズは現代バラの様に個性が
強くないので、他の草花とも相性が良く、いろんな植栽
に溶け込むようにその美しさを発揮します。
でもあまり売って無いんですよね~こんなにいい花なのに。
« フユイチゴの葉に見る秋 | トップページ | T.ionantha var.maxima (Huamelula)のスタイル »
「Rose バラ」カテゴリの記事
- 種子から育てたバラのその後。(2022.05.08)
- タカネバラの花(2022.05.06)
- 紅葉の見頃は一瞬です。タカネバラ(2021.11.23)
- ロサ・ガリカの実(2021.09.18)
- ハマナスの花(2021.05.10)
« フユイチゴの葉に見る秋 | トップページ | T.ionantha var.maxima (Huamelula)のスタイル »
コメント