イライラするのも当然です。
Citrus junos
写真はゆずの木です、品種は、かの有名な
徳島の‘木頭柚子’です。
柚子とは果実のことで、‘柚’という木に生る子供‘実’
と言う意味だそうです。
ユズの木は普通カラタチ台木に接木した形で売られて
います、これは結実するまでの年数を短くする為で、
接木をしていないと「桃栗三年柿八年柚子の大バカ
○○年」(○○に入る数字は地域によって異なるそう
です)という様に、結実までにとんでもない年数を必要と
してしまいます。
写真の木は植えて4年目に1個、5年目に3個実を生らせて
くれましたが、その後接木の上から柚子の自根が伸びて
しまい接木の効果が無くなってしまいました←大失敗。
その為5年目以降7年目の今年まで実を付けてくれません、
イライラします。
近年一時のガーデニングブームが過ぎ去り、団塊の世代
の都市部の高層マンションへの移動も逆風になり、園芸が
衰退しているようです。その理由の多くは園芸は結果が
出るまでに時間が掛かるからだそうです、簡単で
インスタントな時代ですから。でもその時間を掛けて作り
上げることに園芸の意味があります、結果が出なくて
イライラするのも園芸の要素の一つなのでいいことなのです。
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