プリムラ ジュリアンだったけ~
Primula cv.
園芸品種の花は‘ケバい’と遠ざけていました、
何か人間に対し媚びまくっているような感じが
して・・・。
でもこの前、大王松を買ったのと同じ日に一輪の
花に出会ってしまいました。
プリムラ・ジュリアンだったと思います。
だったというのは、この花壇に使用される多年草
にもかかわらず消耗品扱いされる(かわいそうな)
サクラソウ科の園芸植物には花の名前を書いた
ラベルや値札さえ付いていないので忘れたからです。
このプリムラは種から育てられます、ここまで
なるには丸1年掛かります。自分で育てると春に種を
蒔いて、高温多湿の夏をハラハラして越させ翌春に
開花します。
栄養繁殖されていない為個体差が出ます、同じように
育てられるガーデンシクラメンは形質が安定して
いますがプリムラ・ジュリアンは比較的不安定です、
ので何百株とトレーに入れられて売られているのを
注意深く観察するとこの様に、本来群植させて‘個’
が埋没した中、色彩としか認識されないジュリアンの
中に奇跡的に主役を1株で演じられる株に出会える
こともあります。
とっても大げさに書きましたが、こういうポット苗は
安いので花壇で群植させて楽しむだけではなく、
こうやって1株だけオシャレ(写真のはダサい)な鉢
植えにしてみるというのもいかがでしょうか。
でもやっぱり派手かも・・・。 プリムラ・ポリアンタが
ジュリアンのトレーに紛れ込んでいたのかも。
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