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Tillandsia mallemontii
花が咲きました。
少し花色が濃い個体のように思えます。
空中に咲く花です。
チランジアはその形ばかりが注目されがちですが、中には花のきれいな種類も多くあります。
マレモンティーは花付がよく、毎年咲きます。
水を好みますので、この種は戸外栽培のときは雨の日を除いて毎日霧吹きで与えています。
Tillandsiaを春から初冬まで栽培している棚です。
雨除けをしてあり、直接雨には当てないようになっています。
遮光は50%で断熱性にすぐれた銀色の寒冷紗を使用しています。
前面と左右は開放されていて、風通しはとてもいいです。
チランジアは基本的には吊るすか、竹ひご等を紐で結わえたオリジナルの棚に乗せています。 株もとが蒸れて腐らさない為に効果的です。
鉢植えの方が適している種もあるので、そちらは普通の棚の上に並べてあります。
夏のこの時期は水遣りは夕方に、植物体の温度を下げることも兼ねて霧吹きで軽く表面をぬらす程度に与えています。
Psilotum nudum
い いつの間に・・・。
鉢底穴から芽を出して、棚の下に成長しています。
マツバランには厳密な意味での、根と茎との区別がありません。
地下部が伸びていって、その先が地上に出るとそこから地上部を成長させます。
松葉蘭を栽培していると、こういう現象はそんなに珍しくはありません。
でも、どうしよう・・・。
棚の隙間は大丈夫として、鉢底穴のほうは無理そう・・・。
Vaccinium myrtillus
ドイツで栽培されているbilberryから日本の気候に合った
ものを選抜した品種だそうです。
東京にある大手の種苗会社から通信販売で購入しました。
今日、水遣りをしているときに食べてみたら、意外と美味し
かったです。
バニラアイスクリームと一緒にすると、とてもいいデザート
になりそうです。
実が熟す前には、鮮やかに赤く色付きます。
食べるときには、よく熟れたものを食べないと酸っぱいです。
さわって簡単に採れるものが美味しいです。
味は、小粒なのでブルーベリーほどの食べた感はあり
ませんが、ほのかな甘みがあり果皮もそんなに気になりません。
Tillandsia edithiae
チランジアの中には高山植物の様なものも多く存在します。
このエディシアエもその一つで、ボリビアの2,700mの高地に自生します。
夏越しは普通にできますがトリコームの少ない緑葉の別タイプは高山性の性質があり育てるのが難しいそうです。
赤い花が咲きます、とても成長が遅く年に5mm位しか大きくなりません。
写真の個体は花が咲き終わっていないのに葉腋から子株が現れています。
下葉は次々と枯れていき、自生地では崖に垂れるように群生しています。
Fragaria vesca var.semperflorens Duch
とても香りのいいイチゴの実を生らせます。
収穫時にはその甘~い香りが広がり、味に期待をもたせますが、スーパーで買ってきた方が美味しいです。
ワイルドストロベリーは幸せを呼ぶそうです、
まるで四つ葉のクローバーの様です、でも私はこんなにたくさん育てているのに一向に・・・。
Dahlia
エンゲルハルト・マタドール(Angel Heart Matador?かな・・・
本当のつづりは分かりません)旧東ドイツで作出された名花です。
赤紫色の艶やかな花と、暗い色の葉がきれいな品種です。
どことなく上品な雰囲気があります。
ダリアは17世紀に中南米からヨーロッパに渡りました。
バラの蒐集で有名なナポレオンの王妃ジョセフィーヌも
熱心にダリアを集めました、が途中で蒐集をやめて
しまったそうです。
浮気相手が大切なダリアを盗んで持ち出したことが原因だそうです。
ダリア目当てだったのでしょうか・・・。
複雑な女ごころの様な謎めく色彩です。
Carex flagellifera
カレックス・フラゲリフェラも大きくなってきました。
高さは30cm位です、葉がしなるので実際の長さはもう少しあります。
草姿が魅力の植物ですが、このフラゲリフェラは近づいて見ると、いろいろな葉色が混じっているのが分かります。
ハーベストグリーンから赤に近い色まで。
遠目から見ても微妙なグラデーションがきれいです。
オーナメンタルグラスを植えるだけで庭に、とっても自然な雰囲気が出ます。
今のところ、育てていて病害虫は見当たりません、とても丈夫です。
ダリアです。
微妙な色彩がきれいな花です。
単色のベタ塗りではなく、どこか透明感のある色です。
ダリアの原産地はメキシコやグァテマラの高地なので、大阪の夏は暑すぎます。
秋田県はダリアの栽培が盛んで、ダリア農家を訪れたことがあります。
Selaginella tamariscina‘Sakaejisi’
こうして見ると元々こんな植物のようにも見えます。
乾燥には強いので全然平気なのですが、また水遣りをさぼり葉を巻かせてしまいました。
品種は‘栄獅子’です。
まあ、こんな状態ではどんな品種か分かりませんが・・・。
本来の姿はまた今度お見せします。
葉が下垂して、まるで‘モリゾー’の様な姿になるユニークな品種です。
今から水遣りをして復活させます。
Cyclamen purpurescens
種名の通り紫色をした花を咲かせる夏咲きのシクラメンの原種です。
シクラメンには珍しく常緑です。
香りがいいそうですが、風通しがいいせいで全く分かりません。
まだ球根が小さく一輪ずつしか咲きません。
花の大きさは縦が2cm弱です。
原種のシクラメンには園芸品種にはない、透明感と可憐さがあります、
また、寿命も長いので海外では多くのコレクターがいるそうです。
Psilotum nudum`Fugakunoniji`
新芽が出ました。
富嶽の虹も新芽のときは普通の緑です、分枝する頃から色の変化が見られるそうです。
去年は地下部分は復活してきたのですが、地上部は全くでした。
松葉蘭は原始的な植物ですので、厳密な意味での根っこはありません。
根の様な茶色の茎があり、根毛みたいなものに覆われています。
茎についている小さな突起は、もし進化したら葉になるような存在です。
とってもシンプルですが奥深い植物です。
地下部に共生菌がいるらしく、ほとんど肥料は要りません。
虹のように七色?に変化するのか楽しみです。
Dianthus superbus
カワラナデシコの花です。
繊細な花弁が印象的です。
秋の七草に数えられますが、初夏から開花します。
切り戻しをすると秋にも花が見られるそうです。
見た目と違い、とても丈夫で毎年花を咲かせます。
梅雨明けはまだですが、夏のような日が続きます。
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