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2008年10月

2008年10月29日 (水)

Ficinia truncataの株分け

Img_1602_1_1                     Ficinia truncata

3週間前に株分けをしたクリスタルグラス(フィッシニア)が順調です。

春と秋に株分けが出来るのですが、日差しの変化の緩やかな秋がおすすめです(大阪平野部では9月下旬から10月上旬)。

株分けの方法は、土を全て落とし根元の葉が集まって茎の様になっているところを持って、根の近くでくっ付いている所を割くようにします。

3ポット買ってきたクリスタルグラスが9ポットに増えました。

根がポットバンド状態でしたので株分け時に根を多く切ってしまい(フィッシニアは根の本数が少なく長い)心配していましたが枯れていません。

半年も育てれば庭に植えられそうです。

水はけが良い所を好む植物ですが、株分け後は根が張るまでは半日陰で乾かさない様に管理します。

2008年10月24日 (金)

老鴉柿の盆栽

Img_1593_1_1         Diospyros rhombifolia

ローヤ柿,姫柿,ロウア柿,老爺柿,ツクバネガキと様々な

呼び名のある中国原産のカキノキ科の木です。

実の色や形が色々あります。

盆栽に仕立てられているのをよく見かけますが、庭木として

大きく育てても(2m位になります)見ごたえがあります。

写真は盆栽?というような、まだまだの木ですがいい感じに幹が

曲がっていると思います。

こういうスッキリとした盆栽の仕立て方を‘文人風’といいます。

実は長く枝に付いています、年内は充分もちます。

来年実が生る花芽は枝の先端に付いているので、この時期

切らないように注意します。

剪定は、花がさいて実が小さいときに、必要のない枝を切ります。

栽培はとても簡単です。

2008年10月21日 (火)

猛毒のトリカブトの花です。

Img_1585_1_1        Aconitum sp.

フグのテトロドトキシンと違いトリカブトのアルカロイドはすぐ死にます。

怖いイメージばかりが先行しますが、トリカブトは漢方薬として薬にもなります。

アイヌの人たちは熊を狩るときに、この毒を用いたそうです。

名前は、舞楽で使う襲装束の兜の形に花が似ていることに由来します。

栽培には特に気を付けなければいけない(特に植替え)植物ですが、花はとても綺麗です。

秋に何ともいえない透明感のある青い花を咲かせます。

子供は何でも口に入れてしまうので(全草に毒の成分が有ります)、子供のいる家では栽培しないで下さい。

2008年10月20日 (月)

オリーブに実がなりました。

Img_1584_1_1       Olea europaea`Mission'

Olive`Mission'の実です、黒く色付きました。

木を大きくしたいので実を付けないようにしていたのですが、一つ生っていました。

せっかくなので種を蒔いてみようかな・・・と思っています。

オリーブは根がもろい為、強い風が吹く場所に植えるのには不向きです。

移植も好まない木です。

もう少し大きくなって植え場所を決めるまでは、鉢で栽培します。

2008年10月17日 (金)

松葉蘭に胞子嚢が・・・

Img_1580_1_1         Psilotum nudum`Fugakunoniji'

松葉蘭‘富嶽の虹’の新芽が大きくなってきました。

3本新芽が出て、古いのが2本枯れました。

以前、良い‘富嶽の虹’の系統は胞子嚢があまり付かないと書きましたが、めっちゃ(大阪でたくさんの意)付きました。

夕日に輝く写真です。

‘富嶽の虹’はマツバランの斑入りの最高峰と言われています。

斑のきれと色の鮮やかさが、この品種の特徴です。

2008年10月16日 (木)

初公開! 仙女盃の・・・

Img_1578_1_1        Dudleya brittonii

手探り状態での栽培が続いています。

プラスチック鉢で栽培していましたが、乾きが悪そうなので植え替えしてみました。

植替えはまだ温度がある初秋がいいようです(厳寒期を除き冬中心に生育する為、半年間植替えからの生育期間が確保できます)。

春は急に温度が上がり、梅雨もあり、すぐに暑い夏が来るので根が育たず不向きです。

根の成長が遅く、発根もあまりしないため、植替えのときは根を切らないように注意します。

Img_1579_1_1

植替えのときに、じゃまでしたので古い葉を取り除きました。

ダドレア・ブリトニーの幹の写真です。

仙女盃の分類は小低木なので、木の様な立派な幹があります。

上にいくほど幹が太く成長しているのが分かります。

この仙女盃はロゼットの直径が23cmです。

2008年10月15日 (水)

ディクソニアも過ごしやすい今日この頃

Img_1574_1_1        Dicksonia antarctica

Tasmanian Tree Fernとも呼ばれている木立シダです。

珍しい熱帯ではない雨林帯に自生していて、雨が好きです。

樹木と違い普通の幹はなく、枯れた葉柄と根と中心に芯の様なもので構成されています。

その根で構成される幹からも水を吸えるので、発根していないうちは幹への水遣りが重要になります。

雨が降ると湿度も上がり、幹や根で水を充分に吸収できるのでイキイキとしています。

暑い夏が過ぎると、写真のように新しい葉を出してきます。

植えてから約2年、ようやく順調に生育してくれるようになってきました(去年はひどかったです)。

   

2008年10月13日 (月)

伊勢摺墨

Img_1573_2_2_1        Asarum`Isesurisumi'

細辛の‘伊勢摺墨’です。

葉全体が深い緑色で、写真では分かりませんが葉柄の近くの葉脈がわずかに黄緑色になるのが特徴です。

細辛には細かいルールがあるそうで、写真のように素芯花(色素が抜けている)でなければいけないとか、葉柄も緑色でなければいけないそうです。

細辛も日本の伝統的な観葉植物の一つです。

植える鉢によっては、いいインテリアプランツになりそうです。

2008年10月12日 (日)

T.caerulea

Img_1571_1_2_1                 Tillandsia caerulea

セルレア,セルーレアと呼ばれるエクアドルやペルーに生育するエアープランツです。

紫色の花が咲きます。

caeruleaはランで花の色素に青色の強く出る個体の変種名として、よく使われます。

写真のチランジアはまだ咲いてくれません、大きくなってはいるんですけど・・・。

枝分かれをして増えてゆきます。

白っぽい素焼き鉢に入れてみました。

土を使わないので清潔なインテリアプランツになります。

2008年10月10日 (金)

ハイドランジアの紅葉

Img_1568_1_1     Hydrangea `Merveille Sanguine'

‘マーブ サングイネ’という品種です。 品種のスペルは自信がありません。

咲き始めは濃い紫で、のちに鮮やかな赤い色になります。

花色が濃いので秋になると葉にもその色素が現われます。

挿木2年の苗でしたので、今年の花は一輪だけでしたが来年は期待できそうです。

ハイドランジアはアジサイを西洋で改良したもので、紫陽花よりも耐寒性が劣るようですが大阪では全然問題ありません。

2008年10月 9日 (木)

クリスタルグラスと言ふなの

Img_1567_1_1_1         Ficinia truncata

オーナメンタルグラスの一つで、カレックスと同じ、カヤツリグサ科の植物です。

クリスタルグラスやフィッシニアとも呼ばれます。

葉の縁に細かい毛があり、白の覆輪葉のように見えます。

根がとても長く深く伸び、しっかりと根を張らせると乾燥にも強いです。

耐寒性は-8℃まであります。

水はけがよければ植え場所を選ばず(日当たり~半日陰までOK)、下草や寄せ植えに利用できます。

草丈は15cmぐらいで、春と秋に株分けで増やせます。

さわり心地は硬めでザラザラとしています。

とても綺麗な草です。

2008年10月 8日 (水)

秋の訪れとともに咲く茶の花

Img_1566_1_1        Thea sinensis

日に当てると、おしべが金色に輝きます。

整った花形ではありませんが、とても清楚な雰囲気の花です。

ツバキの仲間です。

この植物が、世界中のお茶の文化を支えています。

この前、宇治のお茶を飲みました。

複雑でとても深い味わいでおいしかったです。

やっぱり普段飲んでいるスーパーのお茶とは違いました。

2008年10月 6日 (月)

四季なりイチゴの実

Img_1559_1_1          Fragaria vesca

過ごしやすい気温になり、再び実を付け始めました。

夏の間は、実を付けるのを一休みします。

2cm位の実です、追肥をしていないので少し小ぶりです。

とても綺麗な赤色です。

2008年10月 1日 (水)

葉の海に浮かぶ

Img_1558_1_1_2     Fragaria vesca L.var.semperflorens Duch

四季なりイチゴ の花が咲いています。

実は葉に隠れるように生りますが、花はちゃんと葉の上に顔を出して咲きます。

この種類のイチゴは北海道では自生しているそうです。

ランナーで増えないので扱いやすい品種です。

綺麗な葉もハーブとして利用できます。

古株の方が実がおいしいそうで、株分けで増やします。

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