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2008年11月

2008年11月26日 (水)

天使の釣竿と呼ばれるディエラマ

Img_1640_1_1       Dierama pulcherrimum

アヤメ科 ディエラマ属

丈夫な植物だそうですが、今まで何度も失敗しました。

元気がないな~と思いながら葉を引っ張ってみたら、根元から葉だけ抜けてしまったり。

地上部には全く問題ないのに、掘り起こしてみたら根が無くなっていたり。

でも今回は綺麗に成長しています。

栽培成功のポイントを書きます。

・太い根が長く伸びるので深い鉢に植える。

・水はけが良い培養土を使い、水切れしないように水を遣る。

そして最後で最大の秘訣は、

・害虫による球根の食害を防ぐ為に、地中の害虫にも効果のある農薬(粒剤)を根元にまく(地植えでも同じです)。

私はオルトランDX粒剤を使っています。

農薬の効果が切れないように年に何回かまくだけで、簡単に育つようになりました。

とても花の咲く姿が美しい植物です。

2008年11月25日 (火)

H.デュメトラムはこんなに寒いのに

Img_1639_1_1       Helleborus dumetorum

原種のクリスマスローズの一つです。

庭の落葉樹の葉も落ち、休眠期を迎えようとしていますが、

今、成長を始めている植物もあります。

写真はヘレボラス・デュメトラムの新芽の様子です。

落葉樹の葉が落ちたので、遮光をしていない場所に移しています。

地球温暖化は冬に多く影響を与えるそうです。

今年の冬は寒いという予報が出ていました。

太平洋側の大阪でも雪がよく降るそうで、天気予報も難しくなるそうです。

2008年11月23日 (日)

世界最古の砂漠のアロエ

Img_1636_1_1        Aloe namibensis

‘赤い砂漠’と呼ばれるナミブ砂漠のアロエ。

ナミブエンシス,ナミベンシスです。

成長すると葉の長さが60cmにもなる大型種です。

横一文字だった葉をようやく四方八方に伸ばし始めました。

本来は写真のように茎は伸びません。

耐寒性は弱く最低温度は10℃ですが、

耐乾性は強く、夏の間中水を遣らなくても何の変化もありません。

白い斑点と葉色がチャームポイントです。

2008年11月22日 (土)

色付く紫陽花の葉が冬の訪れを告げます

Img_1638_1_1       Hydrangea`Merveille Sanguine'

‘マーブ・サングイネ’の葉が以前よりも色付きました。

赤銅色です。

普通のアジサイは、すでに落葉していますが、

この品種の葉はまだ付いています。

花は赤紫から鮮やかな赤色にうつり、

秋には綺麗な紅葉で庭を彩ります。

ガーデニングにピッタリの紫陽花です。

2008年11月20日 (木)

仙女盃が雨ざらしの危機に!

Img_1633_1_1        Dudleya brittonii

今が一年で一番ダドレア・ブリトニーが綺麗な時です。

夏バテから回復して。

秋は春に比べ気温の変化が緩やかなので過ごしやすいのでしょう。

紫外線劣化で雨除けビニールがボロボロになっていたので張り替えました。

衝動買いした多肉植物も増えたので、栽培場所も大きくしようと思います。

世界で一番葉の白い植物といわれています。

でも、それは仙女盃が厚化粧なだけで、

写真ではキレイに写っていますが所々

ビニールの切れ端が擦れてはがれています。

仙女盃は水をあげると葉が膨らみ、乾燥させると痩せます。

この変化がとても顕著ですので、水遣りには

細かな観察が必要です。

2008年11月18日 (火)

仙女盃の小さな苗

Img_1632_1_1       Dudleya brittonii

多肉植物は南半球に多く自生するそうです。

(ダドレア・ブリトニーの自生地 カリフォルニア半島セドロス島は北半球です)

多肉植物には夏成長型と冬成長型があります。

仙女盃は冬成長型で厳寒期を除き、秋から春によく成長します。

冬中心型といっても、別に寒いのが好きというわけではなく

南半球に自生していたものが多く、季節が北半球と逆だからです。

高温多湿も嫌いです。

過酷な環境に適応しているわりには栽培環境にうるさいです。

写真の苗の直径は約10cmで、ロゼットの直径が20cmに

なるまでには4年ぐらいかかります。

栽培の秘訣は、おおらかに接することです。

ちょっとした事で葉の表面の粉が落ち美観を損ねるので、

そんなときに「こんなに大事に育てていたのに!」と

ならないよう‘適当’に世話をしましょう。

でも雨除けは必須です。

2008年11月17日 (月)

風が吹くたびに山葡萄の葉が落ちます

Img_1629_1_1      Vitis coignetiae

ヤマブドウの紅葉です。

暖地の関西でも、こんなに美しく色付いてくれます。

葉も大きく見ごたえがあり、

ガーデニングに使うと秋が楽しみになります。

丈夫で病害虫は少ないですが、一度だけ

ブドウスカシバの被害を受けました。

幼虫が幹の中で成長するのですが、そこだけ幹が

膨れ上がり赤紫色に変色するのですぐに分かります。

穴を開けて針金で突き刺したり、薬剤を入れて退治できますが、

枝の強度が無くなるので患部ごと切って取り除きました。

山ブドウは酸っぱいので実を加工せず楽しみたい場合は

甘い選抜品種を植えて、オス木が必要な品種は

必ず混植してください。

写真の品種は‘月山一号’です。

2008年11月14日 (金)

多肉植物を衝動買いしました・・・。

Img_1627_1_1 厳しい環境は、植物の形態を単純化します。

そして、そのシンプルさが魅力となっています。

葉が花のように。

秋が深まると、多肉植物の中には葉が色付くものがあります。

その様子が‘紅葉’と呼ばれ、

一年の中でも最も綺麗な瞬間です。

品種は時計回りで上からセダム属‘オーロラ’

クラッスラ属‘南十字星’エケベリア属‘月影’

と‘秋麗’です。

多肉植物やサボテンは和名が幅を利かせています、

ただでさえ、様々な科にまたがっているので

本当に分かりづらいです。

2008年11月13日 (木)

パンジーの貧乏的買い方・楽しみ方

Img_1626_1_1           Pansy

このクオリティーで来年の春まで楽しめて

200円チョットっていうのは、とてもお得です。

「大阪の人は何でも損得で考える」と揶揄されそうですが・・・。

園芸はお金の余りかからない趣味ですが

やっぱりこの時期は出費がかさみます。

1株でいいんです。

何も群生させなくても。

スイセンの球根が植えてあるので踏まないように植えているだけですから。

スイスではパンジーはお墓に植える花だそうです。

家に群生させるなんて、お彼岸用のキクを植えるようなものです。

それにしてもシャロン・シュープリームに似た

このパンジー、1株でも存在感があります。

以上、花苗をたくさん買うことが出来ないガーデナーの

‘ひがみ’でした・・・。

2008年11月10日 (月)

輝く赤の縁取りの

Img_1621_1_1_1        Echeveria cante

淡い青の葉に赤い縁取りの美しい‘カンテ’です。

ベンケイソウ科 エケベリア属 カンテ

エケベリアの綺麗な季節が来ました。

冷涼期に本来の姿を見せてくれます。

この株は手入れを怠っていたので、去年の方がずっときれいです。

葉の青みも足りません。

なので、2年もしていない植え替えをしてみました。

2008年11月 9日 (日)

紅唐印という砂漠の薔薇

Img_1620_1_1      Kalanchoe thyrsiflora

南アフリカ原産のベンケイソウ科の植物で

唐印よりも葉に赤みが強い品種です。

写真の株で草丈6cmです。

成長すると高く育ち花を咲かせます。

光に透かすと赤が透明感をおびて綺麗です。

耐寒性が無いので冬は室内で保護します。

多肉植物は芸術的なフォルムを持つ物が多く

ファンの多い園芸の分野の一つです。

2008年11月 6日 (木)

Tillandsia gardneri var. rupicola

Img_1619_1_1                 Tillandsia gardneri var. rupicola

ブラジルの海岸近くの岩場に自生するチランジアです。

銀色のトリコームがとてもきれいです。

ガードネリー・ルピコラは基本種よりも大きく

見ごたえたっぷりです。

岩場にへばりついて、写真のように反り上がるような

姿になります。

低地性なので寒さには弱いと思われます。

高山性の種類の多いチランジアの中では

冬早めに室内に取り込む種類です。

2008年11月 5日 (水)

らっきょう の 花

Img_1616_1_1          Allium chinense

ラッキョウの花です。

何で育てているのかは私にも分かりません。

中国原産のユリ科の野菜です。

鳥取県の産地では今頃、この花で一色でしょう。

実は山野草の世界では、結構ラッキョウの仲間が栽培されます。

もっと小型の種ですが、花色が白や青色のものもあります。

2008年11月 4日 (火)

原種シクラメンが

Img_1614_1_1        Cyclamen coum

芽を出してきています。

今の時期、ちょうど秋咲の原種シクラメンが咲いています。

個体差や地域差があるので、まだ葉の出ていない株もあります。

このコウムの葉は一番大きなものでも2.5cmです。

丈夫な種なので楽に夏越しできました(完全断水はしていません)。

冬になると出回る園芸品種のシクラメンは夏の休眠期に完全に

乾かさないと腐らせる事が多いそうです。

根は生かしたまま初秋に植え替えます。

この時、遅れる地下で芽が動き出すので注意します。

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