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Leptospermum scoparium(Manuka)
マヌカの花で、丸く赤いものは蕾です。
今年の初めに届いた苗は丈10cmにも満たない弱々しいものでした。
それがたった1年で35cmにも成長しました。
マヌカはティーツリーと呼ばれる木の一つです。
香のある枝葉をお茶にしていたそうですが、中には
メディカルティーツリーのようにお茶にしないものも含まれます。
この花が咲くということは、この木が育つ
ニュージーランドはそろそろ夏なのでしょうか。
Manukaの花を観察すると中心に蜜が光っています。
抗菌作用もあるこの蜜はマオリの人達が
薬用にしていた事でも有名で、とても人気があります。
せっかく花が咲いているのに、この時期日本では
蜜を集める蜂が飛んでいなくて残念です。
室内に入れた状態です。
ぎゅーぎゅー詰め
年々増えてゆくので置き場所に困ります。
入りきらないものも数株あります。
エアープランツの多くは凍らなければ大丈夫なのですが、
最低気温が0℃近くだと水遣りも危険なので
5℃を下回るようになったら屋内に移すタイミングです。
暖房をしていない部屋で水遣りを極力控えて、春に
最低気温が5℃を上回る頃まで管理します。
窓から入る冬の直射日光は結構キツイので
必ずレースのカーテンで和らげておきます。
水遣りは様子を見ながら霧吹きで湿度を与える程度にとどめます。
入りきらなかったTillandsiaは部屋に飾ってみたり、
水が好きな種類は温度のあるリビングで管理して
2~3日に一回は霧吹きで水を与えています。
Tillandsia ionantha var. maxima(Huamelula)
いよいよ明後日の最低気温が0℃になるということで、
チランジアを室内に取り入れました。
上の写真のイオナンタ・マキシマの群生株は
2代目と3代目が混在しています。
寒さで赤く色付いています。
Tillandsia ionantha var. stricta
次の写真はイオナンタ・ストリクタです。
子株が赤色で親株が黄緑っぽっく色付いていて、
そのグラデーションがステキです。
ストリクタは花時の鮮烈な赤色とプックリとした姿で
お気に入りの種類の一つです。
室内に移したのはいいのですけど、置き場所がありません・・・。
数が多いので・・・。
その混雑した置き場所の様子は次回で。
ヘレボラス・チベタヌスの越冬芽の写真です。
2つあり、どちらも直径4mmほどの芽です。
花芽であってほしいのですが・・・、今の
段階ではどちらか分かりません。
少し前に植え替えましたが、やはり根の先端が
傷んでいて(水分を多く含んだ折れやすく白くて太い根です)
改めて高温多湿で根腐れしやすいことが分かりました。
それでもこの芽は大阪の平野部でもなんとか夏越して
栽培できることを証明してくれています。
栽培のポイントは深い鉢に排水の良い培養土(有機質を含まない)
で植え、展葉期に山野草用の肥料を与えることです。
(咲かせてから言え!と言われそうですが・・・)
目指すは、長谷川等伯の松林図屏風の松。
ということで買った15cm程の高さのエゾ松の
苗木に針金を掛けてみました。
国宝の松の絵とは程遠いものになりましたが、
なんとなく雰囲気のある有望な苗木に思えます。
before-afterの写真にすればよかったと
ちょっと後悔しています。
針金の掛け方が雑ですが、これでいいんです!
エゾマツは枝葉が細かいので丁寧になんて
やってられません。
実生苗木を買うときのポイントは枝間が詰まっていることです。
使いやすいです。
後はその苗木の個性を生かした樹形にしてあげるとOKです、
片方に枝が集中しているならば、風の強い場所や断崖に
立つ松というように。
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