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2008年12月

2008年12月30日 (火)

カレックスの葉色の変化

Img_1669_1_1         Carex testacea

カレックス・テスタセアの葉色は冬になると

オリーブグリーンからオレンジへと変化します。

葉先が少しオレンジがかっています、

日光によく当てるともっと鮮やかに変わるそうです。

カレックスは常緑種と落葉種のどちらも冬の1月中に

株下から10cmを残して刈り込みます。

こうしないと来年の新芽が株の外側からしか出なくて、

やがて中心部の葉が枯れた時にドーナッツ状に

なってしまうそうです。

カレックスの年間の管理はこれぐらいしかありません。

害虫は今年イナゴが1匹付いていました。

テスタセアの草丈は葉が湾曲するので実質30cm

位です。

2008年12月28日 (日)

ビルベリーの葉も赤く

Img_1666_1_1       Vaccinium myrtillus(Bilberry)

夏においしい実をつけてくれたビルベリーが

紅葉しています。

全ての葉が落葉する訳ではなく、関西では

ほとんど常緑を保ちます。

枝の先には来年の花芽が付いています。

栽培した印象では夏の暑さにも全く平気で

とても丈夫です。

実は6mm程のとても小さなものですが

意外とおいしいので驚かされます。

写真の品種はドイツで栽培されていたものの中からの

日本の気候に合う実生選抜種です

2008年12月27日 (土)

マヌカの花に遠く異国の夏を思ふ

Img_1668_1_1       Leptospermum scoparium(Manuka)

マヌカの花で、丸く赤いものは蕾です。

今年の初めに届いた苗は丈10cmにも満たない弱々しいものでした。

それがたった1年で35cmにも成長しました。

マヌカはティーツリーと呼ばれる木の一つです。

香のある枝葉をお茶にしていたそうですが、中には

メディカルティーツリーのようにお茶にしないものも含まれます。

この花が咲くということは、この木が育つ

ニュージーランドはそろそろ夏なのでしょうか。

Manukaの花を観察すると中心に蜜が光っています。

抗菌作用もあるこの蜜はマオリの人達が

薬用にしていた事でも有名で、とても人気があります。

せっかく花が咲いているのに、この時期日本では

蜜を集める蜂が飛んでいなくて残念です。

2008年12月26日 (金)

チランジアの冬越し

Img_1662_1_1          Tillandsia

室内に入れた状態です。

ぎゅーぎゅー詰め

年々増えてゆくので置き場所に困ります。

入りきらないものも数株あります。

エアープランツの多くは凍らなければ大丈夫なのですが、

最低気温が0℃近くだと水遣りも危険なので

5℃を下回るようになったら屋内に移すタイミングです。

暖房をしていない部屋で水遣りを極力控えて、春に

最低気温が5℃を上回る頃まで管理します。

窓から入る冬の直射日光は結構キツイので

必ずレースのカーテンで和らげておきます。

水遣りは様子を見ながら霧吹きで湿度を与える程度にとどめます。

Img_1663_1_1       Tillandsia festucoides

入りきらなかったTillandsiaは部屋に飾ってみたり、

水が好きな種類は温度のあるリビングで管理して

2~3日に一回は霧吹きで水を与えています。

2008年12月25日 (木)

エアープランツを室内に取り入れ

Img_1659_1_1   Tillandsia ionantha var. maxima(Huamelula)

いよいよ明後日の最低気温が0℃になるということで、

チランジアを室内に取り入れました。

上の写真のイオナンタ・マキシマの群生株は

2代目と3代目が混在しています。

寒さで赤く色付いています。

Img_1661_1_1_2    Tillandsia ionantha var. stricta

次の写真はイオナンタ・ストリクタです。

子株が赤色で親株が黄緑っぽっく色付いていて、

そのグラデーションがステキです。

ストリクタは花時の鮮烈な赤色とプックリとした姿で

お気に入りの種類の一つです。

 室内に移したのはいいのですけど、置き場所がありません・・・。

数が多いので・・・。

その混雑した置き場所の様子は次回で。

2008年12月24日 (水)

ワイルドストロベリーも冬に

Img_1657_1_1      Fragaria vesca var.semperflorens

ワイルドストロベリーの大きな葉が枯れてきて

越冬用の小さな葉を出してきています。

葉からの水分の蒸散量と光合成の効率の

バランスをとるためです。

一年間ポットのままで管理をしてしまいました。

古株の方が実が美味しいので、来年株分けをして

植え替えたいと思っています。

2008年12月19日 (金)

デュメトラムに蕾の様なものが

Img_1652_1_1        Helleborus dumetorum

ヘレボラス・デュメトラムの新芽が冬なのに

伸びてきています(説明書には年内に伸びてくると

書いてありました)。

同時に去年の葉が枯れてきています。

写真中央の新しい緑色の葉の直径は約6cmです。

開花見込み株を買ったのですが、あくまで見込みなので

花を見ることができるか心配でしたが蕾のようなものが

出てきてくれました。

デュメトラムは自生地の違いによる変異が多いそうです。

近年、オリエンタリス系ハイブリッド一色だった

クリスマスローズの園芸世界に原種や原種の雰囲気を

持つ交配種が現れてきています。

2008年12月18日 (木)

チベタヌスの花芽?葉芽?

Img_1651_1_1        Helleborus thibetanus

ヘレボラス・チベタヌスの越冬芽の写真です。

2つあり、どちらも直径4mmほどの芽です。

花芽であってほしいのですが・・・、今の

段階ではどちらか分かりません。

少し前に植え替えましたが、やはり根の先端が

傷んでいて(水分を多く含んだ折れやすく白くて太い根です)

改めて高温多湿で根腐れしやすいことが分かりました。

それでもこの芽は大阪の平野部でもなんとか夏越して

栽培できることを証明してくれています。

栽培のポイントは深い鉢に排水の良い培養土(有機質を含まない)

で植え、展葉期に山野草用の肥料を与えることです。

(咲かせてから言え!と言われそうですが・・・)

2008年12月16日 (火)

マートルの葉も冬色に

Img_1650_1_1        Myrtus communis,Variegata

銀梅花(ギンバイカ),ミルタス

常緑樹です。

斑入り種の方は葉色に変化はありませんが、

基本種の方は寒さで暗い紫色に変化しました。

この葉色も落着いていてなかなか綺麗です。

一年中とてもステキな葉で観賞価値が高い木です。

もう一年鉢で育ててから庭植えにする予定です。

古代エジプト時代から人間と関わりの深い木で、

幸せと繁栄の象徴とされています。

結婚式の花嫁のブーケには必ず入っていて、

新居に挿木をして幸福を願う風習があります。

葉にはいい香りがあります(あまり感じませんでしたが・・・)      

2008年12月13日 (土)

閑人、買ったばかりの蝦夷松の苗で遊ぶ

Img_1648_1_1                  Picea jezoensis

目指すは、長谷川等伯の松林図屏風の松。

ということで買った15cm程の高さのエゾ松の

苗木に針金を掛けてみました。

国宝の松の絵とは程遠いものになりましたが、

なんとなく雰囲気のある有望な苗木に思えます。

before-afterの写真にすればよかったと

ちょっと後悔しています。

針金の掛け方が雑ですが、これでいいんです!

エゾマツは枝葉が細かいので丁寧になんて

やってられません。

実生苗木を買うときのポイントは枝間が詰まっていることです。

使いやすいです。

後はその苗木の個性を生かした樹形にしてあげるとOKです、

片方に枝が集中しているならば、風の強い場所や断崖に

立つ松というように。

2008年12月10日 (水)

色付くチランジア

Img_1647_1_1   Tillandsia ionantha `Huamelula'`Fuego'`Rubra'

エアープランツの中には気温が低くなると、

色付く種類があります。

多くが標高の高い所に自生するので、寒さには

意外と強く基本的には凍らせなければOKです。

が大阪でも霜が降りるので屋内での越冬が必須です。

冬になると、ほんのりと赤くなり栽培場が華やかになります。

チランジアは芽生えた子株からの生育が順調です。

親株からの水や栄養分の援助があるからですが、

とっても綺麗に育ってくれます。

2008年12月 8日 (月)

紅葉の話題ばかりで・・・

Img_1644_1_1            Beijiagan

シルクロード トルファンの名産品のブドウ‘貝甲干’の黄葉です。

トルファンでは‘馬奶子(マーナイツ)’の方が多く栽培されています。

遥か異国の風を感じながら、寒い庭仕事をしています。

今日から先、何日か最低気温が5度を上回る様子なので、

久しぶりに多肉植物にも水をあげました。

ベイジャーガンはしかっりと登熟しています。

登熟とは今年伸びた枝が緑から茶色に変色して

成熟することで、これが遅れると寒さで枝が枯れ込んだりします。

‘バラディー’はまだ完全に登熟していないので心配です。

2008年12月 3日 (水)

カベルネ・フランの秋

Img_1642_1_1         Cabernet Franc

フランスのボルドーの有名な赤ワイン用品種です。

主にカベルネ・ソーヴィニヨンとブレンドされます。

黒ブドウは赤く紅葉すると以前書きましたが、

黄色く色付いています。

少し赤みがかっていて綺麗な紅葉です。

2008年12月 1日 (月)

Hosta ブルーマウスイヤーがイエローマウスイヤーに・・・

Img_1641_1_1      Hosta`Blue Mouse Ears'

ギボウシの黄葉です。

ホスタの中で一番最後まで葉が青々としていましたが、

ついに黄葉しました。

この品種は葉に厚みがあります。

葉色もグレイがかった深い緑で、

その小ささとあいまって可愛くてキレイです。

しかも丈夫です。

さらに秋の黄葉まで楽しめるなんて・・・。

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