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2009年2月

2009年2月28日 (土)

フタバアオイが芽を出してきました

Img_1734_1_1         Asarum caulescens

(別名:カモアオイ,賀茂葵)

急に庭の草木が動き始めています。

写真はフタバアオイの普通葉が冬の間、葉を保護

していた鱗片葉の中から出てきた様子です。

京都の賀茂祭(葵祭)で人や牛車の飾りとして使われる

重要な植物です。

賀茂祭の祭神は雷神で火と水の神様です。

フタバアオイは水を好みます。

水はけよく植えて日陰で管理すると葉が長持ちしますが

日当たりが良いと夏ごろに葉が枯れてきます。

葉が枯れても水遣りと管理を続ければ、来年の生育

には支障はありません。

 

2009年2月26日 (木)

スナゴケを見ていると気分が落ち着きます。

Img_1731_1_1      Rhacomitrium

ギボウシゴケ科

燈籠の足元にある砂苔です。

なんといっても雨降りの後が綺麗です。

写真のは今日の日差しで半分閉じていますが、

雨の後は苔が水をタップリ含み深山の空気を

醸し出してくれます。

コケにとって一番厄介な問題は雑草とゼニゴケです。

根本的な対処法は無く、ピンセットを使い小さいうちに

取り除くようにしています。

特にゼニゴケは葉の表面の丸い部分から小さな個体を

出し増えてゆくので、そのような物から優先的に駆除します。

ゼニゴケが繁茂した場合は少し大きめに周囲のスナゴケ

ごと取り除く必要があります。

2009年2月25日 (水)

南十字星は串刺し

Img_1728_1_1         Crassula conjuncta f. variegata

南アフリカ原産種の斑入り種で、

クラッスラ‘南十字星’として流通しています。

写真では分かりませんが、横から見ると葉が

茎に串刺しになっているような姿がユニークです。

葉焼けするので夏には遮光します。

上手に育てるともう少し色が抜け、葉の縁が

赤く染まります。

2009年2月24日 (火)

春の訪れ 山蕗の蕾

Img_1726_1_1        Petasites japonicus

フキノトウを佃煮にして食べました。

今日ふと地面を見ると、採り忘れていた1つの

‘フキのとう’が大きくなっていました。

山フキは10月には地下茎を伸ばし始めるので

植替えはそれまでにした方が簡単です。

フキノトウは蕾を閉じたまま地上で冬を越します。

植えておくだけで育ってくれるほど丈夫で

季節を感じさせてくれる植物の一つです。

2009年2月23日 (月)

タイムはまだ冬色です

Img_1725_1_1         Thymus vulgaris cv. FrenchThyme

今日のフレンチタイムの葉色です。

まだ紫色に染まっていて、緑色に戻るには

もう少し時間が掛かりそうです。

でも香は健在で写真を撮る為に触れるとタイムの

香りがしました。(鉛筆の削りカスのような匂いです)

根詰まりしているようなので植替えしないといけません。

今週はず~と雨か曇りです。

暖かくなってきましたが春を実感するのはもう少し

先のようです、 

春はゆっくりやってきて、来たかと思えばアッというまに

過ぎてゆきます。

2009年2月20日 (金)

Cyclamen coumの花が満開です。

Img_1720_1_1        Cyclamen coum

このシクラメン・コウムは花の赤みが強く大輪の個体です。

耐寒性もあり、関西の平野部では戸外で冬越できます。

地植えで何株も群生させているところもあり、毎春

個体ごとに微妙に違う色のコントラストがとても綺麗です。

今年はもう少し色の薄いピンクの個体を探しましたが

いい株に巡り会えませんでした。

コームの夏越しは、地上部の葉は全て無くなりますが

ペルシカム系の園芸品種とは異なり完全には乾燥させません。

乾燥気味に管理をしますが根まで枯れないように

時々潅水を続けます。

このように管理をすると秋の展葉がスムーズですし、

乾燥した球根に急に水を与えて腐らせるリスクを避ける

ことができます。

2009年2月19日 (木)

ダドレアのクサンチ?ヌビゲナ?

Img_1702_1_1        Dudleya nubigena

ダドレア・クサンチ(Dudleya xantii)に似ているタイプの

ダドレア・ヌビゲナ(Dudleya nubigena)の個体です。

ロゼットの直径は約11cmです。

葉の表面の粉が水遣りでとれていますが白いです。

クサンチとヌビゲナは、よくシノニム(synonym=同一種の異名)

とされますが産地が違うそうです。

Img_1703_1_1        Dudleya nubigena

ダドレア属は小低木なので横から見ると立派な木質化した

幹があります。

クサンチやヌビゲナは分枝しながら大きくなります。

又、この2種はダドレア属にはめずらしく挿木で

増やすことが出来ます。

写真の個体も挿木苗です。

2009年2月17日 (火)

Helleborus dumetorumの花が次々と

Img_1707_1_1      Helleborus dumetorum

ここにきて寒気が再び強くなってきました。

この冬一番の寒さになった所もあるそうです。

クリスマスローズは寒さに強く、育てている株も

平気なのですが、花屋さんで売られている株は温室育ちなので

寒さに当てるとへたってしまうことがあります。

最低気温が0℃に近いときや霜が降りるときは

軒下などに保護してあげてください。

2009年2月12日 (木)

青い 青い 花

Img_1700_1_1        Tecophilaea cyanocrocus

花が開きました。

去年は3月16日に最初の花が咲いたので、

1ヶ月以上早いです。

「アンデスの青い宝石」

今年の大阪の冬は温暖化の影響か雪も霜も降りません、

晩霜には注意ですが。

2009年2月 6日 (金)

ブルーな蕾

Img_1699_1_1      Tecophilaea cyanocrocus

花の綺麗な植物には栽培が簡単なものと

栽培の難しいものがあります。

ティコフィレアはそのシアンブルーの花の珍しさとは

反比例するように、簡単な部類に入ります。

培養土のポイントは腐葉土やピートモス等の

腐植質が入っていないものを使うことです。

凍ったり、霜や雪が降りない限り耐寒性も強いです。

暖冬の影響か今年の開花は去年より1ヶ月早まりそうです。

気温が低いときに開花すると花がきれいなまま長持ち

していいのですが、地球環境のことを考えると・・・。

2009年2月 5日 (木)

シクラメン・コウムの花が咲き始めました

Img_1697_1_1         Cyclamen coum

シクラメン・コームの一番花です。

一年ぶりに再会したような気分です。

透明感のある濃い赤色が春の光に映えます。

園芸種は交配を重ねるごとに、絵の具を混ぜ合わせた

ときのように色の透明度を失っているように思えます。

写真の個体も原種といいながら、綺麗な個体の選抜種

なので厳密な意味での原種ではないかもしれませんが、

その種の持つ雰囲気を十分に感じさせてくれます。

2009年2月 4日 (水)

エケベリア・ブラッドブリアナが蕾のように

Img_1692_1_1       Echeveria cv. Bradbriana

エケベリアの中には寒くなったり乾燥が続くと

生育を休止し、身を守るように葉を閉じ丸くなる

ものがあります。

写真の個体も寒さで紅葉し、乾燥や凍結から生長点を

守るように葉を丸めて蕾の様な姿になっています。

この耐えている姿がとてもかわいいです。

厳しい環境に適応した性質です。

春、暖かくなると葉を広げ本来のロゼットの形に戻ります。

2009年2月 2日 (月)

Echeveria `Violet Queen'

Img_1690_1_1             Echeveria cv. Violet Queen

‘すみれ牡丹’とは別物です。

‘スミレボタン’のほうがモッサリ?とした重厚感が

あり、‘バイオレットクィーン’はスッキリとした印象があります。

でも子苗のときはそっくりで両種の区別がつきません。

紅葉でほんのりと葉先を赤く染める姿がきれいです。

2009年2月 1日 (日)

Helleborus dumetorumの開花

Img_1688_1_1        Helleborus dumetorum

旧東ヨーロッパに分布する原種ヘレボラスの一つです。

ヘレボラス・デュメトラムは草丈が30cmぐらいになる

そうです。

まだ気温が低い中での開花なので現在の高さは5cmです。

これからの気温の上昇にしたがい草丈も伸びてゆきます。

新鮮な緑の色が寒空の下でとてもきれいです。

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