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このシクラメン・コウムは花の赤みが強く大輪の個体です。
耐寒性もあり、関西の平野部では戸外で冬越できます。
地植えで何株も群生させているところもあり、毎春
個体ごとに微妙に違う色のコントラストがとても綺麗です。
今年はもう少し色の薄いピンクの個体を探しましたが
いい株に巡り会えませんでした。
コームの夏越しは、地上部の葉は全て無くなりますが
ペルシカム系の園芸品種とは異なり完全には乾燥させません。
乾燥気味に管理をしますが根まで枯れないように
時々潅水を続けます。
このように管理をすると秋の展葉がスムーズですし、
乾燥した球根に急に水を与えて腐らせるリスクを避ける
ことができます。
ダドレア・クサンチ(Dudleya xantii)に似ているタイプの
ダドレア・ヌビゲナ(Dudleya nubigena)の個体です。
ロゼットの直径は約11cmです。
葉の表面の粉が水遣りでとれていますが白いです。
クサンチとヌビゲナは、よくシノニム(synonym=同一種の異名)
とされますが産地が違うそうです。
ダドレア属は小低木なので横から見ると立派な木質化した
幹があります。
クサンチやヌビゲナは分枝しながら大きくなります。
又、この2種はダドレア属にはめずらしく挿木で
増やすことが出来ます。
写真の個体も挿木苗です。
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