イチジクのモザイク病・・・
品種は‘パスティー’です。
果皮が青くきれいで、とても甘いフランスの品種です。
楽しみにしてたのに・・・。
2005年10月に買いました、値段は高かったです。
上の写真では、葉の奇形が確認できます。
サビ病も併発しているようですが、ウイルス病だと思います。
2枚目の写真では葉の奇形と左の葉がモザイク状に
退色しているのが分かります。
モザイク病のウイルスはイチジクモンサビダニが媒介します。
このダニは目に見えず芽の中で越冬し防除が困難です。
3枚目の写真では葉のモザイク症状を確認できます。
(葉を裏から写しています、緑と黄緑の部分がモザイク
画のように入り乱れているのが分かります)
植物はバイラスに感染しても人間のように抗体を
作り出せません。
有効な農薬も無く、治すことが出来ません
一度風邪をひくと一生風邪をひいたままという感じです。
モザイク病になると果実も未熟のまま落果することが
ありますし、ハダニによって他のイチジクに伝染する
恐れがあるので処分するしかありません。
そういえば去年から生育が緩慢で変だな~とは
思っていました。
今年は実が生りそうでしたので残念です。
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