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イワトユリです。
花径11cm、草丈23cm
丸3年育てて、今年ようやく咲いてくれました。が・・・
ウイルス(バイラス)病に罹っていました。
2~3枚目の写真はウイルスに感染したイワトユリ
の葉です。
緑色と黄緑色がまだらになっているのが分かります。
ユリの中にはウイルスに強い種類もあり、ウイルスに
罹っても問題なく生育する場合があります。
逆にウイルスに弱いササユリなどは新芽からひどく
奇形します。
3枚目の写真の方が葉の色がモザイク状に
なっているのが分かりやすいです。
検査薬を使っていないので正確には分かり
ませんが、典型的なウイルス病の症状です。
園芸歴の長さに比例してウイルス病のリスク
も高まります。
そもそも自然の状態ではウイルスフリー
(ウイルスに冒されていない)の植物は無いと
いわれています。
このイワトユリ、残念ですが他のユリを守る
為に処分します。
ディクソニア・アンタルクティカにカエルがいました。
体長2cm位、アマガエルでしょうか。
写真を撮りましたが、あまり近寄れずピントが
合いませんでした。
保護色になっています、どこに居るか分かりますか?
Frog on leaf of Dicksonia antarctica
別名:タスマニアン ツリー ファーン(Tasmanian
Tree Fern)
こういうお客さんが庭に来てくれると嬉しいです。
汲み置きの水があったので、ジョウロで水をあげました。
洋蘭とディクソニアには必ず汲み置きの水を
与えています。
Frog on leaf of Dicksonia antarctica
カエルが逃げるかな と思いましたが、
ジョウロで葉の上から水を撒き始めると
カエルは水滴の落ちてくる上に体を向き直して
時々手で顔を拭いながら水浴びをしていました。
今日は暑かったので、気持ち良さそうでした。
花の長さは約5cmです。
萼は粉を覆ったようなオレンジ色、基部は一体化
していて先端から1.8cm位までスリットが入ります。
萼の中に中央に薄い黄緑色の筋のある3枚の
白い花弁があります。
オシベだけが花の外に出ていて、メシベはその
8mm程後ろにあります。
花は写真のように筒状のままで平開しません、
また花は短命で1日しか開いていません。
蜜は豊富で味はわずかに甘みを感じる程度です。
アロエ・プリカチリスは最近珍しくなくなったのか
人気が今ひとつですが、霜除けをして凍結させな
ければ0℃近くまでの耐寒性があり、葉姿も花も
綺麗な素晴らしいアロエです。
栽培も簡単ですが、雨除けをしないと腐る場合が
あります。
Heterotropa(Asarum) nipponicum `Shouwa Nisiki'
細辛の‘昭和錦’です。
葉もだいぶ大きくなってきました(葉の長さは
現在約4cm)。
葉の縁が下がって傘型になるのが特徴です。
葉がまとまってドーム状になるのがいいです。
そろそろ去年の葉を切る時期かもしれません。
細辛の葉は障害物にあたると綺麗な形に
ならないのと、細辛を展示している写真を見ると
前年の葉が無いからです。
たぶん今ぐらいに切るのだと思います。
古典園芸の本を買えば分かるのですが
観葉植物の一つとして育てているので、そこまで
本格的にするのはちょっと・・・、本は高いし
ネット上には仕立て方が載っていません。
前年の葉を残した方が株もよく育つと思うので
今年は飾らないので残しておくことも考えています。
グラス・アン・テプリッツ,
国色天香(Cos Se Tian Xiang)など
色々な呼び名のあるバラです。
それだけ愛されている証拠です。
細い花茎に花が付くのでうつむき加減に咲きます。
香が強く、薔薇の香水そのものです。
病気には罹りますが、許せる範囲です。
四季咲きです。
1.5mぐらいの高さになるそうですが、ある程度樹高を
高くして花を咲かすといい感じで咲きそうです。
沢山蕾が付くので木の体力が奪われます、
特に今年は植え付け一年目なので。
そうならない為に蕾を減らしますが利用法があります。
大きくなった蕾を切って花瓶にいけると翌日には
綺麗に開きます。
ヘレボラス・チベタヌスの葉です。(葉は7cm弱)
結局、葉芽でした・・・。
4月に入ってから芽から葉が出始めましたが、
なかなか展開しません。
芽から少し葉が見える状態のまま止まっている
芽もあります。
今日鉢から抜いて根を確認したところ、四分の一
程度の根が黒くなっていました。
地中に脇芽も出てきていましたが、上手く栽培できて
いません。
原因は水だと思います。
日に一回水をあげていますが足りていない様です。
たぶん自生地は常に湿潤で、それでいて水が
停滞しない場所なのでしょう、水も冷たいでしょうし
根腐れの心配もありません。
そのような状況で充分な水を吸い上げて成長する
のだと思います。
水はけの良い山野草用の用土で植えていますが
気温も高いですし、チベタヌスにとっては最悪の環境
という事なのだと思います。
ディクソニア・アンタルクティカの新芽です。
昔、園芸店でヒカゲヘゴが売られていて蕨の
オバケの様な芽に憧れていましたが、耐寒性が
無い為諦めていました。
本来ならば一斉に伸びてくるのですが、成長点が
まだ奥まった所にあり窮屈なので写真のように
バラバラに出てきます。
丸太状の株を植えると成長点が株の上面より
下の場合が多く、栽培の最初の数年は年1cmも
成長しないので幹の樹高の上に成長点がくるまで
何年もかかります。
丸太状の幹の上に新しく成長した幹が見えてくると
新芽が成長するスペースが確保できるので
綺麗な形で新芽が伸びてきます。
写真のゼンマイ状の新芽の形はきれいな丸ですが
去年は窮屈なため楕円形をしていました。
丸太状の株を植えるときは成長点の位地まで
周囲の枯れた葉柄を切って取り除くのもいい方法
かもしれません。
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