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スモモ(プラム)‘彩の姫’の果実です。
大好きな「すもも」の季節がやってきました。
庭を歩くと甘酸っぱい香が漂ってきます。
スーパーや果物屋さんのスモモしか食べたことの
ない人には理解できないでしょうが、完熟のスモモ
は世界で一番おいしい果物です。
それも自然に落果したものが最高です、
みずみずしく甘く、わずかな酸味が絶妙です。
木の下にネットを張って落ちてくる実を受けています。
鳥も狙っているので寒冷紗を被せています。
‘彩の姫’は自家結実性があるので実はよくなります。
今年は相当摘果したのですが、それでも実を残し
過ぎています。
実が多すぎると小果になるだけではなく、最悪の場合
熟さなくなります。
ネジバナを見ていると自然が いかに精巧に
作られているか知らされます。
全体が可憐な姿で、花一つ一つを見ても
とても綺麗です。
一縷の隙もありません。
写真の個体は少し花色が濃いです。
螺旋の巻き方には個体差があり、中には
ねじらない一直線の個体もあります。
地下に大根がいくつも集まったような白い紡錘根
を持つ宿根草です。
雑草のように生えますが(雑草扱いは失礼すぎ)
栽培しようとすると意外と難しいようです。
基本的には種から育った環境と違うと難しく、
水分を好みますが紡錘根がカビたり腐ったり
することがあります。
地面に生えていたような株でも、清潔な排水性の
良い用土で栽培する必要があります。
肥料を与えると大きくなりすぎ野趣がなくなります。
ランですが、蘭を栽培する様な方法で栽培します。
Tillandsia ionantha var. stricta
ティランジア・イオナンタ 変種 ストリクタ
も開花し始めました。
日に当てて育てていると花時以外でも赤い変種
ですが、開花時は全体が真っ赤に染まります。
イオナンタは最初に開花させるときは時間が
かかりますが子株からは成長が早いので、
短いスパンで開花を見られます。
栽培環境にも適応してくれて、自生地から遠く
離れたここで生きてくれてくれているんだ と
実感できます。
下の写真はティランジア・イオナンタ‘ロシータ’
です。(手前の2個がロシータで、奥の1個が
ストリクタ)
違いが判りません。
‘ロシータ’と変種ストリクタは同一種?
それとも‘ロシータ’はイオナンタ変種ストリクタ
の中のCultivar(栽培品種)?
2種は別の時期に別のところから購入しましたが
同時に咲きだしました。
写真ではイオナンタの赤色が暗く写っていますが
実際はもっと明るい綺麗な赤色です。
Tillandsia ionantha var. maxima (Huamelula)
チランジア・イオナンタ 変種‘マキシマ’も
にわかに赤く色付きました。
冬に全体的に少し赤みを帯びていましたが、
気温の上昇とともに緑色が回復してきていました。
花が咲く時の赤色です。
イオナンタは栽培棚の上で急に色気づきます。
色気?
劇的な変化に驚かされます。
突然色が変わる訳ではないのですが、赤く
色付いたイオナンタは強烈に目を惹きつけます。
チランジアは虫媒花なのでしょうか。
色付いたイオナンタを見つけると、昆虫の視点
を体感した気分になります。
写真の株はコルク片に銅線で根を固定して着生
させています。
メキシコの北東部に自生するストリアータの
変種です。
似ているものにストリクタ(stricta,吹上)があります。
外見上よく似ていて区別の仕方は知りません。
葉は細長く多肉で2稜あり、扁平な形で、
表面に縦に細かく筋が走っています。
葉先が3cmほど枯れていて尖った針状になって
いるのでとても危険な植物です。
間違ってこの植物の近くでこけたりするとグッサと
刺さります。
アガベの仲間は繊維を取ったり石鹸やお酒の
原料にもなる有用な植物です。
写真は春から夏に向けて一番光合成が活発な
時期なので緑色をしていますが、低温期になると
赤紫色に変わります。
栽培上の注意点は植替えの時に根をほぐさない
ことです。
根を傷つけると、その後の成長がよくありません。
後は水はけさえ良ければ丈夫です。
蜂が来ないので心配していましたが、9個の
実が生りました。
大きさは1.5cm程です。
葉にハダニが付いています、最近のハダニは
農薬に対する耐性を備えているのかひつこいです。
ハダニに対し農薬を散布する場合、違う種類の
ハダニの農薬を必ずまくようにします。
そうしないと耐性がついてしまい農薬が効かない
ハダニを大量生産し近所に迷惑をかけることに
なります。
ハダニの予防には水遣りの時に葉水をかけます。
沢山必要な農作物は農家さんにまかせて、庭には
柚子のように少し料理に添えるものを植えると季節感
が感じられます。
写真の木頭柚子は2001年3月に植えました、
鉢植えです。
自根が出た為、実が生るまで時間がかかりましたが、
カラタチ台木のものは柚子でも3~4年で2から3個
実を生らせます。
Lavandula angustifolia `Royal Pot'
ラベンダー‘ロイヤルポット’です。
ヒドコートより香が強い品種ですが、大阪の
暖地で育てている為か香はあまりしません。
萼の色も姿もラベンダーのイメージにぴったり
の品種です。
ラベンダーには思い出もあり好きな植物です。
コモン系(イングリッシュ系)ラベンダーで高温多湿
に弱いですが排水性を良くし、雨除けをして咲かせ
ました(用土には腐葉土等の腐植質は混ぜていません、
根が長く伸びるのでスリット鉢が有効のようです)
それにしても花屋さんの季節感の無さは犯罪的です。
ラベンダーは関西では今、自然の開花時期です。
それなのに春先からラベンダーが店頭に並び始めます。
成長に差がありすぎて、自分で育てている株が今年は
咲かないのでは・・・と心配になります。
野菜に季節感が無くなって久しいですが、花に季節感
が無くなると もうそこには何の意味もありません。
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