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Lavandula angustifolia cv. Royal Pot
何とか今年も大阪の猛暑を耐えてくれました、
一年育って上が茂り下の葉が枯れこんだ状態です。
12月になると剪定の時期です。
積雪があったり寒い地方では冬に枝枯れがあるので
株の状態を見つつ早春に剪定しますが、暖地では
今の時期の剪定がお勧めです。
Lavandula angustifolia cv. Royal Pot
剪定後の写真です。
必ず緑色の葉のある位置より上で剪定してください。
この時に枯れた下葉を取り除いておきます。
Lavandula angustifolia cv. Royal Pot
株下を見るとこの様な芽が出てきていますが
冷涼な気候の所で栽培しているならこの位置まで
強剪定してもいいですが、暖地ではお勧めしません。
暖地では不格好でも樹高を高くして、株下を風通しよく
した方が蒸れずに枯れにくいと思います。
マツバランの仮根です、健康な状態ではこのように
茶色です。
仮根はもろいので植替えの際は傷つけたり折れないよう
丁寧に竹串などで用土を落とし流水で洗います、この時
黒くなって腐っている仮根も取り除きます。
(こうしないと仮根の間に老廃物がたまり立ち枯れ病の
原因になったり、落ちた胞子から別の個体が芽ばえて
品種が混ざってしまうからだと思います)。
Psilotum nudum `Fugaku no Niji'
松葉蘭の植替えの適期は1月から芽が動き出す
前まで。
大阪では2月に入ると成長を始めるので、それ
までに植え替えます。
写真の‘富嶽の虹’は鉢底穴がら芽が出てきたので
しかたなく植替えました。
植替え後の管理:徐々に光に慣らしてください。
冬の管理:凍らせないように保護し、乾燥しすぎない
ように水を与えます。
またラウイを買ってしまいました、3株目です。
写真では表現できていませんが透明感のある
きれいな個体です、ロゼット直径9cm。
ラウイも個体差があり、形状や葉幅,葉の厚さ
葉の先端の丸みなど千差万別です。
もし気に入る株に出会えたなら幸運です、その時は
買うべきです。
そうしないと次にめぐり逢うラウイは多分イメージが違い
後悔します。
多肉植物やサボテンを扱う専門家の人もE.ラウイ
はエケベリアの中で最も美しいと思うそうです。
葉の先が紫色の所は植え付けの際不注意で触って
葉の表面の白粉がとれた部分です。
化粧を取ると地肌は意外と色黒です。
素焼き鉢で栽培しています。
エケベリアの管理というより乾燥に強くダドレアに
近い管理です。
3回にわたりサボテン・多肉植物専門店で
買ってきたものを紹介します。
どこに植物があるか分かりますか?
中心部の赤っぽい丸いものがC.ブルゲリーです
(赤くなりやすい個体)。直径が1.2cm
まだ発見から30年位の珍しい植物です。
発見された自生地はアフリカ南部のAggeneys要塞の近く
Quartz-strewn谷のたった一箇所で、その名前の通り
白い石英の粒が散らばっている礫砂漠です。
コノフィツムの種類によって自生は数百メートル四方の
狭い場所でしか発見されないことも多いそうです。
コノフィツム・ブルゲリーは分頭せず脱皮しながら
最大レモンの大きさぐらいになります。
栽培の注意点は小さな傷からでもすぐに腐るので、植替えの
際は殺菌スプレーで消毒し1週間は水遣りを控えます。
砂漠の宝石のような植物です。
同じ仙女盃でも同じ親株の種から育っていない以上
同じ管理では上手くいかないこともあります。
写真の株はいつも載せている株とは別株なのですが、
こちらはとても気難しいです。
仙女盃は葉の感じも個体によってかなり違います。
写真の株は葉が変な方向に曲がっていたりとひねくれて
いましたが1年を掛けて何とか見られるように仕立て
直しました。
ダドレア・ブリトニーは成長の跡がはっきりと幹に
刻まれます。
成長が順調なときに成長した位置は太くなり、調子を
崩した時期のところは細くなります。
幹の太さの推移をみるとその時の成長の履歴が
わかります。
ロゼットを形成する植物は成長点がその中心に
くるよう育つと美しいです。
水遣りの度に鉢の方向を回転させていますが、その
目印に小石を鉢の縁に置きます、そうしないと
時々どちらを南にしていたか忘れます。
メキシコの白い宝石と呼ばれる‘エケベリア・ラウイ’
寒くなってきたので少し赤みをおびてきました。
写真のように鉢を南側に傾けて栽培しています。
軒下で栽培しているせいか太陽のほうに曲がって
成長してしまいます、それを防ぐ為なのですが
真っ直ぐ育てるのは難しいです。
特にエケベリアなどはシンメトリーでないと美しく
ありません。
植物は紫外線があたらない部分が成長して常に
太陽がバランスよく当たるように方向を変えます。
出窓に置いた植物が窓の方に傾き徒長するのは
垂直な窓ガラスが紫外線をある程度反射してしまう
からだそうです。
鉢を傾ける工夫ですが、傾けすぎると鉢が倒れる
ので注意が必要です。
水遣りの時に鉢を回転させ方向を変えるのも
効果的です。
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