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2009年11月

2009年11月30日 (月)

Dudleya ingens は白くない

Img_2064_1_1         Dudleya ingens

うっすらと白粉を帯びてはいますが・・・、

白くないダドレアの魅力って何でしょう?

ネットでD.インゲンスを調べるともっと白いものや

そうでないものと色々あるようです。

葉は肉厚でみずみずしさが感じられます。

ダドレア・インゲンスはダドレアなのに水をとても

欲しがります。

素焼鉢で育てると下葉がどんどん枯れてきたので

プラスチック鉢に植替えたら順調に育っています。

この苗は挿木苗でした。

2009年11月29日 (日)

フユイチゴが豊作です。

P1000626_1_1         Rubus buergeri

裏庭で野生化しているフユイチゴです。

赤い実が沢山光っています。

すっぱいけど野趣のあるキイチゴの味です。

食べる時は、オシベが枯れて毛のように

なっている物がじゃまなので先に取り除いて

おきます。

皮質の葉も光沢があり寒い時期は色付いて

綺麗です が、

茎にトゲがあり痛いです。

2009年11月28日 (土)

ラベンダー を剪定

P1000621_1_1        Lavandula angustifolia cv. Royal Pot

何とか今年も大阪の猛暑を耐えてくれました、

一年育って上が茂り下の葉が枯れこんだ状態です。

12月になると剪定の時期です。

積雪があったり寒い地方では冬に枝枯れがあるので

株の状態を見つつ早春に剪定しますが、暖地では

今の時期の剪定がお勧めです。

P1000622_1_1       Lavandula angustifolia cv. Royal Pot

剪定後の写真です。

必ず緑色の葉のある位置より上で剪定してください。

この時に枯れた下葉を取り除いておきます。

P1000623_1_1       Lavandula angustifolia cv. Royal Pot

株下を見るとこの様な芽が出てきていますが

冷涼な気候の所で栽培しているならこの位置まで

強剪定してもいいですが、暖地ではお勧めしません。

暖地では不格好でも樹高を高くして、株下を風通しよく

した方が蒸れずに枯れにくいと思います。               

2009年11月26日 (木)

T.ionantha var. vanhyningii と空気パイナップル?

Img_2062_1_1            Tillandsia ionantha var. vanhyningii

イオナンタ・バンハイニンギーを買いました。

メキシコの岩生種です。

花時には強く色付いてくれそうな個体です。

バンハイニンギーにも葉の開くものや開かない

ものと色など何種かタイプがあります。

 チランジアの事をネットで調べていると時々

「空気鳳梨」という文字が目に付きます。

「鳳梨」は中国語で「パイナップル」のこと

さしずめ「エアーパイン」みたいな意味でしょう。

空中で育つパイナップル科の植物、

いいネーミングですね。

2009年11月25日 (水)

エケベリアの増やし方

Img_2057_1_1       Echeveria cv. Sumire Botan

9月18日にカットしたエケベリア・すみれ牡丹です。

小さな芽が2つ出ています。

春先と秋にカットして増やせます。

注意点はカットした挿し穂は充分に陰干しして

乾かすのと、根のついた茎の方は水をあげない

ことです。

茎の方に水を遣ると切った所から腐ってしまいます。

むしろ枯らす位の気持ちで水をあげないほうが

よく芽を出します。

Img_2061_1_1        Echeveria cv. Sumire Botan

挿し穂の方は根を出さすのを失敗したので

挿しなおしています。

2009年11月24日 (火)

エケベリア‘バイオレット・クィーン’が大きくならない?

Img_2056_1_1        Echeveria `Violet Queen'

09年2月2日にブログに載せたものと同じ個体です。

ちょっと大きくなったかな~ってぐらいの感じです。

多肉植物を徒長させない為に、特に暖かくなってから

の水遣りには注意が必要です。

多肉植物といっても種類が多すぎるので一概には

いえませんが、水遣りのポイントはズバリ

     「生かさず、殺さず」です。

暖かい春から秋までは葉に‘しわ’が出てからの

水遣りの方が徒長しません(ただし、下葉が次々

枯れるようであれば水が不足しています)。

2009年11月23日 (月)

松葉蘭の仮根と植替え時期

Img_2059_1_1       rhizoid of Psilotum nudum

マツバランの仮根です、健康な状態ではこのように

茶色です。

仮根はもろいので植替えの際は傷つけたり折れないよう

丁寧に竹串などで用土を落とし流水で洗います、この時

黒くなって腐っている仮根も取り除きます。

(こうしないと仮根の間に老廃物がたまり立ち枯れ病の

原因になったり、落ちた胞子から別の個体が芽ばえて

品種が混ざってしまうからだと思います)。

Img_2060_1_1        Psilotum nudum `Fugaku no Niji'

松葉蘭の植替えの適期は1月から芽が動き出す

前まで。

大阪では2月に入ると成長を始めるので、それ

までに植え替えます。

写真の‘富嶽の虹’は鉢底穴がら芽が出てきたので

しかたなく植替えました。

植替え後の管理:徐々に光に慣らしてください。

冬の管理:凍らせないように保護し、乾燥しすぎない

      ように水を与えます。

2009年11月21日 (土)

秋薔薇ってきれい

Img_2048_1_1         Gruss an Teplitz

国色天香・・・国一番の美人という名をもつバラです。

四季咲き性のバラは春の花が一番ですが、秋に咲く

花も落ち着いていて綺麗です。

暖地では夏の花はダメです、秋の花の為に蕾を取り除

いてもいいぐらいです。

春の花は咲き急ぎますが、秋の花は蕾から下の写真

まで開くのに2日かかります(写真は昨日と今日の同じ花)。

Img_2050_1_1         Gruss an Teplitz

とても香が強い品種で、薔薇の香水そのもの

の香がします。

気温が低いので花は静かに咲き長く楽しませて

くれます。

2009年11月20日 (金)

エケベリア・ラウイ こそ美しい

Img_2044_1_1          Echeveria laui

またラウイを買ってしまいました、3株目です。

写真では表現できていませんが透明感のある

きれいな個体です、ロゼット直径9cm。

ラウイも個体差があり、形状や葉幅,葉の厚さ

葉の先端の丸みなど千差万別です。

もし気に入る株に出会えたなら幸運です、その時は

買うべきです。

そうしないと次にめぐり逢うラウイは多分イメージが違い

後悔します。

多肉植物やサボテンを扱う専門家の人もE.ラウイ

はエケベリアの中で最も美しいと思うそうです。

 葉の先が紫色の所は植え付けの際不注意で触って

葉の表面の白粉がとれた部分です。

化粧を取ると地肌は意外と色黒です。

 素焼き鉢で栽培しています。

エケベリアの管理というより乾燥に強くダドレアに

近い管理です。

2009年11月18日 (水)

閑話 秋の終わりと苔

Img_2046_1_1          Parthenocissus tricuspidata

買ってきた物の紹介は一休み。

今日は雨は降らなかったのですが、一日中

にび色の空でした。

蔦の紅葉もクライマックスで黒い実との取り合わせ

が絵になります。

Img_2047_1_1

昨日までの雨で苔がイキイキしています。

コケを栽培しています。

ポイントは肥料分が全く無い用土を使うことです。

赤玉土の細かいものだけでもOKです。

コケを貼った後に上から薄く撒く目土も清潔で

無肥料のものを使います。

そうしないと雑草や藻類が繁茂します。

2009年11月17日 (火)

リトープス 黄紫薫玉 の割れ目

Img_2041_1_1         Lithops lesliei `Albinica'

双葉のような2枚の葉が‘ぶ厚く’なった姿で、

2枚の葉の間のなごりが「割れ目」として残っています。

乾燥に耐えるように外皮が硬く、内部に水を蓄えます。

大事に水を守る姿には生命にとっての水の大切さ

を感じられます。

写真では植物体が全部露出していますが、自生地では

上の面だけ地表に現しています。

「リビングストーン」(生きている石)と呼ばれています。

2009年11月16日 (月)

世にも奇妙な コノフィツム・ブルゲリー

Img_2040_1_1          Conophytum burgeri

3回にわたりサボテン・多肉植物専門店で

買ってきたものを紹介します。

どこに植物があるか分かりますか?

中心部の赤っぽい丸いものがC.ブルゲリーです

(赤くなりやすい個体)。直径が1.2cm

まだ発見から30年位の珍しい植物です。

発見された自生地はアフリカ南部のAggeneys要塞の近く

Quartz-strewn谷のたった一箇所で、その名前の通り

白い石英の粒が散らばっている礫砂漠です。

コノフィツムの種類によって自生は数百メートル四方の

狭い場所でしか発見されないことも多いそうです。

コノフィツム・ブルゲリーは分頭せず脱皮しながら

最大レモンの大きさぐらいになります。

栽培の注意点は小さな傷からでもすぐに腐るので、植替えの

際は殺菌スプレーで消毒し1週間は水遣りを控えます。

砂漠の宝石のような植物です。

2009年11月13日 (金)

ヤマトアジサイ 古代紫 の紅葉

Img_2033_1_1     Hydrangea macrophylla Ser. var. macrophylla f. normalis

色の濃いテマリ咲きのガクアジサイです。

花の色が濃いアジサイなので、秋の紅葉も

写真のように色付きます。

品種は古代紫(こだいむらさき)です。

ガクアジサイは丈夫で大きくなり、日光も普通の

アジサイよりも強く栽培します。

2009年11月11日 (水)

ダドレアにも個性があります。

Img_2025_1_1          Dudleya brittonii

同じ仙女盃でも同じ親株の種から育っていない以上

同じ管理では上手くいかないこともあります。

写真の株はいつも載せている株とは別株なのですが、

こちらはとても気難しいです。

仙女盃は葉の感じも個体によってかなり違います。

写真の株は葉が変な方向に曲がっていたりとひねくれて

いましたが1年を掛けて何とか見られるように仕立て

直しました。

ダドレア・ブリトニーは成長の跡がはっきりと幹に

刻まれます。

成長が順調なときに成長した位置は太くなり、調子を

崩した時期のところは細くなります。

幹の太さの推移をみるとその時の成長の履歴が

わかります。

ロゼットを形成する植物は成長点がその中心に

くるよう育つと美しいです。

水遣りの度に鉢の方向を回転させていますが、その

目印に小石を鉢の縁に置きます、そうしないと

時々どちらを南にしていたか忘れます。

2009年11月 9日 (月)

山葡萄の紅葉がステンドグラスのように

Img_2028_1_1            Vitis coignetiae

光に透けて見える色

奥の葉が輝くようです。

ヤマブドウは葉が大きくダイナミックに紅葉します。

写真の株は8号鉢植えでコンパクトに育てていますが、

醸造用ブドウのように2~3芽を残す短梢剪定をしている

せいか花が咲きません。

実をつける為には新枝を長く残す必要がありそうです。

Img_2027_1_1          Vitis coignetiae

ヤマブドウで1本でも生る品種もあるようですが、

ふつう実を生らすためにはオス木か開花期の合う

ブドウの木が必要です。

2009年11月 8日 (日)

多肉植物をまっすぐ育てる?

Img_2023_1_1          Echeveria laui

メキシコの白い宝石と呼ばれる‘エケベリア・ラウイ’

寒くなってきたので少し赤みをおびてきました。

写真のように鉢を南側に傾けて栽培しています。

軒下で栽培しているせいか太陽のほうに曲がって

成長してしまいます、それを防ぐ為なのですが

真っ直ぐ育てるのは難しいです。

特にエケベリアなどはシンメトリーでないと美しく

ありません。

植物は紫外線があたらない部分が成長して常に

太陽がバランスよく当たるように方向を変えます。

出窓に置いた植物が窓の方に傾き徒長するのは

垂直な窓ガラスが紫外線をある程度反射してしまう

からだそうです。

鉢を傾ける工夫ですが、傾けすぎると鉢が倒れる

ので注意が必要です。

水遣りの時に鉢を回転させ方向を変えるのも

効果的です。

2009年11月 6日 (金)

山ブドウの紅葉は長く楽しめます。

Img_2022_1_1          Vitis coignetiae

山の木々の中でも紅葉が美しいことで有名な

ヤマブドウです。

もっと真っ赤になります。

夏の日光が強かったため葉が巻いていますが

今年も綺麗に色付き始めました。

色付いてから落葉するまで結構長く楽しめるので、

ツル性植物の中でも庭植におすすめです。

山葡萄の実は酸っぱいので、糖度の高い品種を

植えると実もそのままで楽しめます。

すでに酸っぱいヤマブドウを植えてしまったという

方も干し葡萄にするとおいしいです。

暖地での栽培は年間を通じて西日を避け、夏の間

午後に直射日光が当たらない所へ置けば簡単です。

2009年11月 4日 (水)

ブッダナッツ に チランジア

Img_2020_1_1         Tillandsia tectorum

ブッダナッツ(Buddha's Coconut)にエアープランツを

入れてみました。

大口を開けたブッダナッツが今にもT.テクトラムを食べ

てしまいそうな緊迫感のある作品?になりました。

深海で繰り広げられるマッコウクジラとダイオウイカ

のドラマチックな闘いを連想させます。

「どこがやねん!」

2009年11月 2日 (月)

夏蔦の紅葉 その後

P1000562_1_1        Parthenocissus tricuspidata

ツタの盆栽が紅葉しています。

写真では光の加減で明るい色に写っていますが

実際はもう少し落ち着いた赤色で、苔の緑によく

合っています。

最初細かった幹も太くなり、ようやく盆栽らしく

なってきました。

 木の苗の方は手頃な価格で沢山売られていますが、

この様な盆栽に似合う鉢があまり売っていません。

あってもとっても高いか、安いものは面白くありません。

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