オリーブの挿木の極意?
去年の12月22日に挿木をしたオリーブです。
半月ほど経ちましたが、まだ健在のようです。
冬に室内で挿しています。
リビングの机の上なので、窓の近くと違い最低気温
10℃程度は確保できていると思います(でも挿木の適温
は20℃~25℃位です)。
まだ成功していないのに極意なんて、いい笑いもの
ですがいくつかポイントを書きます。
・使うのはプラスチック鉢(新品以外は使う前に熱湯を
全体にかけて殺菌します)、駄温鉢やテラコッタ,
素焼き鉢は鉢が多孔質な為、殺菌しにくく水分を
含みやすいので雑菌がすぐに増えます。
・下の写真のようにビニール袋を被せ密閉挿しをする。
(乾燥や温度の変化から挿し穂を守るとともに空気
中から舞い降りるカビ菌からも守ってくれます)
・使用する用土は清潔なもの(庭土や再利用の用土は
雑菌がいるのですぐにカビてしまい穂木が腐る)。
・発根剤を使い浅く挿す(深く挿すと腐りやすい)。
・穂木には若い枝を使い葉を落とし制限する(葉が多い
方が発根しやすいですが、蒸散により穂木が枯れや
すい)
・穂木の切口はシャープに、必ず水につけて水揚げを
する。
・直射光は避ける。
以上です。
オリーブの挿木は難しく、発根剤や挿し木用の用土を
用意していたら苗を買った方が安くつくような・・・。
« カレックス を剪定 | トップページ | Tillandsia weberi が浸かってる・・・。 »
「園芸 horticulture」カテゴリの記事
- 雨の力。(2025.02.02)
- 福寿草の芽。(2025.01.01)
- 散る前のモミジがカラカラ。(2024.12.15)
- 斑入りのマツバラン と 紅葉色々。(2024.12.12)
- 12月のグロリオサ。(2024.12.04)
コメント