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2010年2月

2010年2月27日 (土)

テコフィレア 花開く

Img_2188_1_1           Tecophilaea cyanocrocus

花が開きました。

例年だと3月中旬に開花するのですが、

今年は2週間ほど早いです。

深く澄みきった青色です。

‘アンデスの生きている青い宝石’

 今年は分球した球根からも大きな芽が出て

きています。

2010年2月25日 (木)

最近の暖かさで・・・ テコフィレア

Img_2185_1_1           Tecophilaea cyanocrocus

暖かさというより季節外れの暑さで

ティコフィレア・シアノクロークスの蕾が

上がってきました。

蕾の先端は緑色で、インクがしみたような

色をしています。

今年は例年よりも早い開花になりそうです。

2010年2月24日 (水)

E.姫暁月 これが限界です。

Img_2181_1_1          Echeveria cv.姫暁月

大阪では、これ位の色が限界です。

苗見本の写真では白に薄いピンクのきれいな

色に紅葉していますが、暖地ではこの程度にしか

色付きません。

 葉はとても多肉質で用土の乾燥にとても強く、

素焼き鉢でも栽培が簡単です。

葉の薄いエケベリアはプラスチック鉢で、葉の

厚いエケベリアは素焼き鉢で育てています。

2010年2月23日 (火)

セダム・オーロラ

Img_2180_1_1            Sedum rubrotinctum cv. Aurora

セダム・オーロラの紅葉です。

根詰まりしているので、茎から根が出ていたり

少し触れるだけで葉がポロポロ落ちて

しまいます。

落ちた葉から小さな株も育っています。

2010年2月22日 (月)

 エケベリアの増やし方。

Img_2178_1_1          Echeveria cv. `Sumire botan'

秋か春の寒い時期に行います(暖地では秋がおすすめ)。

暖かい時期に水を多めに与えて、徒長気味にして

おくと簡単です。

火炎消毒した刃物で上の部分を切り落とします、

この場合根の付いた茎の部分に葉を付けるように

切ると子株が出やすいです。

ポイントは切った穂木の切口は一週間以上陰干し

して乾かすのと、根の付いた幹の方にはその後

水を一切与えない事です(半日陰で管理してあげて

下さい)。

水を与えると切口から腐りますし、水をあげない事で

植物が危機感を感じ、子株を多く出してくれます。

写真の株は4個の子株が出てきました。

Img_2184_1_1                       Echeveria cv. `Sumire botan'

切口を完全に乾かした穂木は地面に挿すと

簡単に発根します。            

2010年2月21日 (日)

エアープランツの育て方

Img_2175_1_1          Tillandsia ionantha `Rosita'

T.イオナンタ‘ロシータ’に子株が出ています。

 チランジアの育て方は難しい?

気が付くと腐っていた、という事も多いのかも

知れません。

一度腐りかけてしまうと回復は困難で、そのまま

バラバラになってしまいます。

~栽培のポイント~

・まず園芸用の霧吹きで水をあげてください。

 与える水の量は、葉の表面が濡れる程度で、

 葉の基部に水が溜まらないぐらいです。

・チランジアのおしり?根の部分は常に乾いている

 ようにして下さい(特に与えた水で漬かっていること

 の無いように)。

・日光に当てるのは完全に乾いてからで、必ず

 遮光する。

以上の3点を守って様子を見て、水遣りを加減して

ください。

乾燥させて枯らすのは水を与えすぎて腐らせるより

難しいです。

(乾燥した株を速く戻そうと何時間もソーキングしても、

そんなに急に水を取り込めないのでダメです)。

 T.イオナンタの栽培の中には、花どきの劇的な色の

変化や子株の発生などエアープランツ栽培の楽しさの

全てが詰まっています。

2010年2月20日 (土)

T.ionantha の群生株

Img_2170_1_1            Tillandsia ionantha

チランジア・イオナンタのクランプです。

開花前で赤く色付いています。

T.イオナンタ‘メキシコ’は比較的簡単に

群生株になりますが、普通のイオナンタは簡単には

増えてくれません。

まず、花を咲かすのにも何年もかかり、子株も1個

ぐらいです。

1個の株からこれだけの群生株になるには、

少なくても15年以上の歳月が必要でしょう。

チランジアは成長の遅い植物です、それを買うという

ことは時間を買うという事でもあります。

Img_2174_1_1           Tillandsia ionantha

 この群生株は、日本に最初にエアープランツが入って

きた頃から取り扱っておられる所で買いました。

温室には写真の様な時間を重ねたチランジアも多くあり、

そういった植物は小さくとも長い歴史の雰囲気を

帯びています。

クランプの大きさ高さ14cm幅16cm。

2010年2月16日 (火)

T.ionantha いつになったら咲いてくれるの?

Img_2169_1_1           Tillandsia ionantha

もう4年育てていますが花が咲きません。

買った頃とは姿が違います、もっと葉が繊細な

感じだったのですが・・・。

下葉の先が枯れているのは栽培が下手

だからです。

チランジアの成長はとても遅いです。

忍耐を学べます。

 そろそろチランジアを窓辺に置いている人は

要注意です、春は日差しが急にきつくなるので

葉焼けや水遣りの翌日の蒸れは致命傷になります。

2010年2月15日 (月)

フキノトウが目覚め始めて

Img_2168_1_1           Petasites japonicus

山蕗の蕗の薹(とう)です。

難しい漢字ですね。

薹とはフキの花茎のことを云うそうです。

冬の間じゅう、紫色の苞葉に包まれた状態で

地上で寒さに耐えています。

雪が降る地方では雪が寒さから守ります。

 さっと湯がいて水に晒し灰汁をぬいてみじん切りにし、

酒・みりん・醤油で佃煮にすると御飯のお供に

おいしいです。

裏庭で栽培しています。

2010年2月13日 (土)

Tillandsia tectorum を また買いました

Img_2165_1_1           Tillandsia tectorum

日本を代表する種苗会社のオンライン限定商品です。

チランジア・テクトラムのXLサイズで、

幅が約21cmもあり、葉先までトリコームの美しい

大きな個体です。

Img_2167_1_1                        Tillandsia tectorum

葉の表面のビロード状のトリコームや葉幅から

Tillandsia tectorum f. giganteaの様な雰囲気を

感じます。

通販でテクトラムを買うと、がっかりする事が多い

ですが、今回はとてもいい株が届きました。

2010年2月10日 (水)

パフィオペディラム・カロッサム

Img_2158_1_1           Paphiopedilum callosum

タイやベトナムに分布する蘭です。

パフィオペディラム属はランの中でも一番

進化した部類で、熱帯アジアに約50種自生して

います。

ラン科は寒帯から熱帯までの広い範囲に2万種

以上あるそうなので、その中では小さな一群です。

 葉の模様は‘斑’ではなく‘地模様’で、新しい株が

育ってくると古い株は栄養を取られ、写真のように

色が抜けてしまいます。

 冬の間、成長に充分な温度を確保できない為か、

2年に一度しか花が咲いてくれません。

2010年2月 9日 (火)

アガベ・ストリアータ の色付きが悪いです。

Img_2162_1_1           Agave striata var. rubra

今日の大阪は3月下旬並みの暖かさでした。

写真はアガベ・ストリアータ ルブラですが、

今年の冬はあまり赤くなりませんでした。

アガベの栽培は簡単で、最低気温が5℃を

下回ったら水を一切あげません。

冬の間、耐寒性が強いものは屋外に出しっぱなしで、

水遣りもしなくていいので、とっても楽です

気温が低いときに水を与えるとコールドダメージ

を受けてしまうので注意が必要です。

2010年2月 7日 (日)

福寿草のブーム?

Img_2157_1_1            Adonis amurensis

フクジュソウ。

お正月の床飾りにされるので、がんじつそう

(元日草)とも呼ばれます。

300年ぐらい前から栽培されていて、江戸時代の

嘉永年間には100種以上の品種があったそうです。

最近、また人気があり珍しい品種が高い値段で

売られています。

もともと植生が豊かな日本では逆に特定の種の

変異に注目が集まり、扱われる植物自体の

コレクション性が高くなっています。

古典園芸は日本の住宅事情にもピッタリなので、

福寿草の品種が再び多くなっていることは、

江戸時代に描かれた本に載っている福寿草を

実際に見ているようで嬉しいです。

2010年2月 6日 (土)

エケベリア・ラウイ に花芽と脇芽

Img_2155_1_1             Echeveria laui

エケベリア・ラウイに花芽が出てきました。

写真のロゼットの中心部の近くです。

ラウイも寒い時期に葉が赤紫色に紅葉します、

葉表面の白粉の影響で薄いピンク色に見えます。

春から秋までは輝くように真っ白です。

Img_2156_1_1             Echeveria laui

こちらは別株で株元から脇芽が出ています。

脇芽なんてラウイでは見かけないのですが、

1年も花が咲かないので脇芽です。

胴切りしたら芽が出てくるでしょうが、この状態

では珍しいです。

E.ラウイは難しいと良く聞きますが、素焼き鉢で

水を控えめに育てると簡単です。

乾燥に強いので、素焼き鉢でも一度根がはると

丈夫です。

2010年2月 4日 (木)

日本さくらそう の芽分け

Img_1828_1_1           Primula sieboldii cv.`Kobore Beni'

さくらそう‘零れ紅’

サクラソウは江戸時代中期頃から続く

伝統園芸植物です。

 年に1回植え替えます、植替えの適期は今です。

節分の頃に芽分けを兼ねて植替えをします。

Img_2154_1_1            Primula sieboldii

↑鉢から抜いて土を落とし、水洗いした様子です。

右側の黒い部分の根茎と黒い根は枯れているので

取り除きます(手で簡単に取れます)。

Img_2152_1_1            Primula sieboldii

↑右が取り除いた根茎と根、中央と左は、去年に

古い根茎から成長した新しい根茎と根です。

黒く腐った部分を取り除いたら自然と2つに分かれ

ました、白い芽が見えます。

Img_2153_1_1           Primula sieboldii

↑アップの写真です、2芽あるので分けるときは

根が均等になるように手で優しく根茎を分けます、

カッターを使ってもいいです、(もちろんこのまま植え

ても大丈夫ですが鉢を少し大きくして下さい)。

 古典園芸では黒い釉薬の掛かった鉢に大きな芽を

4個、芽の向きを鉢の側面と平行に、次の芽を追い

かける様に植えつけます。

植え付けのポイントはウォータスペースよりも2~3cm

低い位置に土の表面が来るように植えつけます。

これは初夏に芽を保護する為に増し土するためと

開花のときに深く植えることで葉柄が見えず、飾った

ときに綺麗に見えるからです。

2010年2月 3日 (水)

T.テクトラム でこの様なことありませんか。

Img_2149_1_1            Tillandsia tectorum

写真の株は良く出回っているタイプの

チランジア・テクトラムです。

茎が伸びるホウキ形?円錐形を逆さまにした

様に葉が上に伸びるタイプです。

 こういった株を買って育てていると下の写真の

ようにトリコームが無い葉が生えてきたことはありませんか?

Img_2150_1_1           Tillandsia tectorum

写真中央の部分がトリコームが無い葉です。

でも時間は掛かりますが、さらに育てるとテクトラム

の特徴であるトリコームがちゃんと生えた葉が出て

きます。 が・・・、

Img_2151_1_1           Tillandsia tectorum

元の葉とは全く感じの違う葉が出てきます。

写真が新しく出てきた部分の葉ですが、湾曲して

います。

 前述のトリコーム(trichome,毛状突起)が無くなる

理由は栽培方法による環境要因が大きいと思います。

湿度が高く、水遣りが多い場合トリコームが減ります。

葉の形も少なからず栽培環境によって変わるようです。

 でも単純に水遣りを控えれば良いというものでも

ありません。

銀葉種の代表であるT.テクトラムは乾燥に強いですが、

その豊富なトリコームからも判るように霧から水分の

供給を受けて育っています。

またそんなに多肉でないことから水分供給のスパンが

短かそうです、サボテンのように何ヶ月もの乾燥に耐えら

れる訳ではありません。

葉の付け根付近に縦にシワや溝が入っている場合は

少し水分が不足しています。

          

2010年2月 2日 (火)

原種シクラメン は一生の友達

Img_2148_1_1             Cyclamen coum

シクラメン・コウムの蕾がほころび始めました。

去年と同じぐらいの時期での開花です。

水はけの良い用土に地植え、鉢植えにして

開花期以外は強い日差しを遮れば、栽培は簡単です。

原種シクラメンの寿命は長く(100年ぐらい?)

毎年、花数も増え、ずーっと栽培できます。

出回る苗は弱々しく見え花数が少なくても

性質は丈夫で、1年間栽培したら次の開花期には

驚くほど綺麗な花を見せてくれます。

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