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2011年3月

2011年3月31日 (木)

テクトラムの雰囲気。

Img_2887_2_1           Tillandsia tectorum

チランジア・テクトラム

新しい葉が伸びてきています。

まだ室内での栽培ですが、夕方に水をあげる時は

窓を開けて風を通しています。

水遣りは最低気温を調べて、室内の最低温度を10℃

ぐらい確保できそうな日に行っています。

与える水の量は1時間位でチランジアの表面が乾く

程度です。

室内での冬越しの水管理は乾かし気味にしています。

2011年3月30日 (水)

スプレンゲリアナ の開花時期

Img_2885_1_1            Tillandsia sprengeliana

いろいろなブログでチランジア・スプレンゲリアナの

開花が報告されています。

ブラジルから遠く離れた日本でも同じ時期に咲くなんて

不思議です。

成長具合から同じときに増やされたものかも知れません。

T.スプレンゲリアナには葉幅が広いのや狭いのがあります。

自生地の高度が低いので寒さに弱く、10℃以下では

葉が赤くなってしまいます。

葉の表面のトリコームが剥がれやすいので、触らない

ように育てるのがコツです。

2011年3月29日 (火)

お茶の種を植えました。

Img_2880_1_1             Thea sinensis

茶の木の種です、大きさは1.5㎝ぐらいです。

もともと禅宗のお坊さんが薬用として中国から持ち

帰ったものなので、お寺の生け垣などで手に入ります。

時期は秋で、茶の木の花が咲く頃に種が採れます。

地図記号で茶畑が3つの点で表されるのは、茶の果実

の中に3つの種が入ることに由来します。

Img_2881_2_1              Thea sinensis

茶の新芽も出てきています。

種は秋に取り蒔きしてもいいのですが、春に植えます。

Img_2882_3_1             Thea sinensis

少し埋めるようにして蒔きます。

茶は亜熱帯~熱帯原産なので暖かくなってから

芽が出ます。

2011年3月27日 (日)

ヒューケラ(ツボサンゴ)の増え方。

Img_2878_1_1            Heuchera ‘Berry Smoothie’

ヒューケラ‘ベリースムージー’です。

3号ポット苗を1年育てた状態です。

株元から新芽が伸びて大きくなっています(左側が

新芽)。

この新芽が大きくなったら株分けできると思います。

Img_2879_2_1             Heuchera ‘Georgia Peach’

ヒューケラ‘ジョージア・ピーチ’。

こちらも1年育てた状態で2株に分かれています。

春になり新しい葉が広がってきています。

2011年3月26日 (土)

原種って・・・。

「自生地での採取株、及びそれらの分け株以外は

原種ではない」という捉え方があります。

狭義の意味での原種で、原種同士の交配種も

原種から除外するという考え方です。

もっと原理主義的な考え方では、原種の実生も原種

ではないそうです。

Img_2877_1_1                       Cyclamen pseudibericum f. roseum

私は原種同士の交配(種間交配を除く)からの選別株

こそ美しく・自然で、人間の意思を最大限排除した園芸だと

思っていたのでこの考え方には反対でした。

でも園芸店で売られている原種シクラメンを見ていると

必要以上に大輪・大型に改良されていて‘大味’になって

いると感じる事があります。

小さいからこそ可憐な種(しゅ)の魅力を失ってしまうような

交配種は‘原種’から外す必要があるのかもしれません。

2011年3月24日 (木)

‘きのこの山’の実物です。

Img_2871_1_1              Podophyllum pleianthum

というのは冗談で・・・。

台湾八角蓮の芽が出てきました。

この状態が銘菓‘きのこの山’にそっくりです。

Img_2873_2_1              Podophyllum pleianthum

この後開きます、折りたたみ方は和傘です。

大きな芽は、袋の中から出てくる様な姿のものもあり、

同時に蕾も出てきます。

Img_2874_3_1             Podophyllum pleianthum

傘のように開いたもの。

半日陰で育てると夏頃に葉が痛み無くなるので、

日陰で育てたほうが葉が長持ちします。

Img_2875_4_1             Podophyllum pleianthum

角のような2枚の苞葉の中から出てきます。

2011年3月23日 (水)

細辛の新芽が出てきました。

Img_2867_1_1               Heterotropa nipponica cv. Aoi Nishiki

細辛‘葵錦’の新芽です。

1cmぐらいの大きさです。

新しい葉がもう少し大きくなると、成長の

妨げになるので古い葉は取り除きます。

Img_2868_2_1             Heterotropa nipponica cv. Aoi Nishiki

去年の古い葉は傷んでいます。

2011年3月22日 (火)

ヒロクチゴケかコツリガネゴケだと思う。

Img_2863_1_1_2              Physcomitrium eurystomum

ヒロクチゴケ(ヒョウタンゴケ科)

コツリガネゴケ(ヒョウタンゴケ科)Physcomitrium

japonicumかもしれません。

蒴柄の長さは約1㎝です。

蓋が開いて胞子を飛ばした後の胞子嚢の形が

上を向いた釣鐘型になります、大きく口を開けた

ようにも見えます。

小さい不思議な造形美。

2011年3月19日 (土)

今日は開きました。

Img_2858_1_1_1             Tecophilaea cyanocrocus

開花が一日足踏みをしてしまったので少し間延びして

いますが、きれいに咲いてくれました。

Img_2860_2_1_1            Tecophilaea cyanocrocus 

2011年3月18日 (金)

テコフィレアが閉じたまま・・・。

Img_2853_1_1           Tecophilaea cyanocrocus

ラピスラズリの青。

今日は気温が低かったせいか、花は閉じたままです。

それでも太陽の光で花弁の細胞がキラキラと輝いて

います。

テコフィレアは雨に当てないように管理します。

2011年3月16日 (水)

スモモが開花。

Img_2848_1_1           Prunus salicina cv. ‘Sai no hime’

スモモ‘彩の姫’の一番花が開きました。

スモモの花は開花期が早いので、開いた花が霜に

当たると結実しなくなります。

今年は寒の戻りも多く遅霜にも注意が必要です。

今日、大阪でも気温が低く明日の当地の予想最低気温は

-1℃です。

 

被災者・避難者や救援・復旧に当たっておられる方々も

寒い中大変な思いをされていると思います。

現地で原子炉の対応をされている方々の事も心配です。

関東地方で節電に協力している皆様に敬意を表します。

I would like to say thank you for help,aid,support to victims

of recent earthquake and tunami in Japan from foreign

countries.

2011年3月14日 (月)

テコフィレアの蕾

Img_2847_1_1            Tecophilaea cyanocrocus

今日のテコフィレアの様子です。

蕾が出てきました。

インクに染まったような色です。

草丈7cm。

 地震や津波で多くの方が亡くなられたことに

胸が痛みます。

しばらくブログの更新を止めていました。

2011年3月12日 (土)

東北地方太平洋沖地震

東北地方太平洋沖地震の被災者の方々に

お見舞い申し上げます。

2011年3月 9日 (水)

何かメッセージが書き込まれていそうな

Img_2839_1_1           Paphiopedilum callosum

パフィオペディラム・カロサムの葉です。

文字か数字のような葉の模様、音符の様な葉緑素の

配置は興味深いです。

熱帯の林床部での光合成で有利なのでしょうか、

熱帯地方原産の観葉植物に斑入りが多い事とも

関連があるのかもしれません。

株の中心部に花芽が出てきました、2年ぶりです。

温室無しでの栽培では毎年は咲いてくれません。

最近の住宅では冬の温度の確保は出来ても湿度の

管理が難しいです。

2011年3月 8日 (火)

藪椿の盆栽

Img_2834_1_1             Camellia japonica

ヤブツバキの盆栽です。

葉に隠れるように花を咲かせます。

地味な印象の花ですが、木が大きくなり枝一面に

咲かす様子は迫力があります。

園芸品種やヤブツバキの改良種には派手な花が多く、

本来の奥ゆかしさが失われている気がします。

Img_2838_2_1                           Camellia japonica

もう少しで花開きます。

2011年3月 6日 (日)

雪割草を買いました。

Img_2830_1_1             Hepatica cv.

赤色の雪割草です。

今日は気温が上がらず、花が上手く開いていません。

雪割草の育種は大輪、複雑さを目指しているような

気がします。

今までに無かったような色鮮やかな段咲きの花も出て

きました。

でも逆に小さな雪割草の花も魅力的です。

早春の花には可憐さも大事かと・・・。

今かだと、植替えは葉が展開してから行います。

広葉樹の葉が開いてきたのを目安に日陰に移し栽培します。

2011年3月 2日 (水)

福寿草は咲いていますか。

Img_2828_1_1_2           Adonis amurensis cv.

花が終わりかけたら写真のように種になる部分を

取り除きます。

指の爪を使うと簡単に取れます、同時にオシベと花弁

(萼)も取ります。

種を着けると結構株が消耗するそうなので実生をする時

以外は取り除いた方がいいです。

交配して実生すると花が咲くまで6~7年かかります。

ウイルス感染予防の為に、別株のメシベを取り除くには

反対の手を使うか手を洗ってからにして下さい。

刃物を使う場合も消毒が必要です。

2011年3月 1日 (火)

鉢の中の小宇宙

雨が降ると苔が綺麗です。

Img_2826_1_1            moss

盆栽でも良く使われる「小宇宙」の意味がわからないので

辞書を引くと‘宇宙の一部でありながら、宇宙の構造や

まとまりを顕しているもの’だそうです。

さらに分からないですけど、自然の縮図といった意味です。

実は盆栽とは切っても切れない縁のようなコケですが、

生えすぎると良くないそうです。

苔の老廃物が溜まって鉢土への通気や水の浸透を妨げたり

、害虫などが発生することもあります。

何より根や用土の状態が判りにくくなります。

苔の生え方にもよりますが水管理が過湿気味の場合も

あります。

苔は苔でもゼニゴケは根の呼吸を妨げます。

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