胡蝶蘭が届いたら。 管理方法
コチョウランをもらっても、すぐに枯らしたこと
ありませんか?
花が萎れてから気付いて、株元を見るとカビが
生えていたという事も多いです。
Phalaenopsis cv.‘Kinu White Emperor’
胡蝶蘭が届いたら慎重に開梱し、花を保護する
紙を取り除きます。
鉢を覆っているきれいな紙もリボンも外します。
Phalaenopsis cv.‘Kinu White Emperor’
株元はミズゴケで化粧してあるので、これも
取り除きます。
すると2枚目の写真の様になり、ポット植えが
寄せてある状態が見えます。
見た目は悪いですが、コチョウランの根は特に
通気を好むのでこの状態で飾ります。
Phalaenopsis cv.‘Kinu White Emperor’
置き場所は直射日光が当たらない明るい窓辺で
机の上が良いです。
冷房や暖房の風が直接当たらない所。
人が心地よく感じる位のそよ風が通る場所がベスト
です。
水管理は控えめに、植えつけてあるポットの中の
ミズゴケやバークが(指を入れて)完全に乾いたら
汲み置きをして室温に戻した水をあげます(下皿に
水を溜めないでください)。
温度は最低10℃は確保します(生育には最低20℃
最高35℃で栽培します)、10℃近くの温度の場合に
水をあげる時は夕方までに乾く程度の少量にします。
水が足りないと葉がしおれてきます(根が腐っている
場合は完全に乾かし、春に植替えます)。
Phalaenopsis cv.‘Kinu White Emperor’
花茎を数節残して切り、生け花にもできます。
早めに花茎を切り戻すと残した節からもう一度
花茎が伸びてくる場合があります(開花には空中
湿度も必要なので冬には難しいかも)。
Phalaenopsis cv.‘Kinu White Emperor’
ファレノプシスは熱帯アジア原産の着生蘭です。
学名は「蛾」の意味です。
木の上に着生し垂れさがるように花茎を伸ばし
花を咲かせます。
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