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最低気温が7℃になる予報なので、サンスベリアを
室内に移しました。
写真手前がSansevieria hallii‘Baseball Bat’variegata,
右奥がSansevieria spp.‘Baseball Bat’variegata,
左がSansevieria masoniana ‘Yellow variegata’です。
最低温度10℃を確保するのが望ましいです。
無加温の部屋に置きました。
温度が15℃あるとサンスベリアは成長してしまい、水を
欲しがりますが、冬の室内は日光不足で徒長し
貧弱な姿の葉になってしまいます。
Sansevieria trifasciata cv.‘Forescate’
栽培場所の最低温度が10℃を下回るときに
水をあげると腐らせて枯れる原因なります。
葉にしわが大きく入り、どうしても水をあげる時は
気温に高い日の午前中に夜までに乾く程度の
室温以上の温度の水を少量与えます。
サンスベリア トリファシアータは室温が高くなっても
変に徒長せず育ってくれるので、リビングに置きました。
ローズマリー(Rosmarinus officinalis
‘Sissinghurst Blue’)と、黄色い葉が斑入りマートル
(Myrtus comminis variegata)です。
ローズマリーだけで生け垣を作ると単調になるので、
アクセントになるような木を混植します(できれば
ハーブで統一するといいです)。
混植する木はローズマリーと性質が近い木で、成長
速度が同じようなものが適しています。
写真の場合は斑入りのマートルで黄色い葉と白い
花が綺麗です(マートルはハーブの一種で、家の
繁栄を願い、ウエディングブーケにも一枝入っています)。
Rosmarinus officinalis cv.‘Rex’
ローズマリー‘レックス’は枝打ちが少なく樹高が
高くなる(1.5~2m)品種です。
写真の木は一度根元で剪定し枝数を増やしています。
‘レックス’は放任で育てると株元に枝葉がなくなり
さみしくなるので、剪定をして株元での分枝を促すと
形良く育ちます。
品種は‘シッシンハーストブルー’
Rosmarinus officinalis ‘Sissinghurst Blue’
写真中央上に黄色く写っている枝は斑入りのマートル
Myrtus communis variegataです。
右端の塀のそばのローズマリーは‘Rex’で、まだ
小さいです、‘レックス’は樹高2m位になり横にあまり
広がらない生垣向きの品種です。
ローズマリー‘シッシングハースト’は上に1m、下に
垂れる様に1m枝を伸ばしています。
剪定はせずに育てました。
ローズマリーは品種によって樹形が異なるので、
植える場所に適した品種選びが管理を楽にする
ポイントです。
剪定すると狭いスペースでも大丈夫です。
剪定は年に1回で充分ですし、剪定枝も利用できます。
枝を束ねて、お風呂に入れるのがおススメです。
水遣りの頻度は圧倒的にチランジアの方が
多いです。
チランジアは多肉植物やサボテン同様に水分の
蒸散対策は出来ていますが、多肉やサボテンに
比べ水を体内に貯める仕組みが出来ていません。
チランジアの中には葉で水を受けるタンクを形成し
葉と葉の間に水を溜めるものもありますが、多肉植物
の様に体内に保つものではありません。
その代わりにチランジアは軽さという特質を得ています。
また、小型化と肉厚の葉で乾燥に対応している種類
もあります。
木の枝や断崖などに生育範囲を広げられるのは
その軽さゆえです。
軽い植物は珍しく、まさに空気並みに軽い
‘エアー’プランツです。
軽いので吊り下げて簡単に栽培できますし、生育も
吊った方がいいです。
チランジアと多肉植物は、乾燥に対して別々の進化を
遂げています。
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