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2012年4月

2012年4月30日 (月)

Tillandsia sprengeliana

Img_3842_6_1                       Tillandsia sprengeliana

チランジア・スプレンゲリアナ

この個体は少し大型です。

判りづらいですが、懐から飛び出ているような芽が

子株です。

Img_3843_7_1           Tillandsia sprengeliana

こちらは普通のT.スプレンゲリアナです。

真っ二つに割れる様に2個の子株が出てきています。

2012年4月29日 (日)

モノドラカンアオイ

Img_3852_1_1          Asarum monodoriflorum

モノドラカンアオイ

西表島に自生します。

葉が大きく、写真の葉は長さ14㎝幅12cm。

蕾と同時に新しい葉が出てきます。

Img_3853_3_1          Asarum monodoriflorum

葉裏は茶色っぽい赤紫色です。

Img_3854_2_1          Asarum monodoriflorum

太陽光に当てると、葉の表面のビロードの質感が

わかります。

耐寒性は比較的強く、大阪の平野部では屋外の

軒下(霜除けすれば)で冬越しします。

2012年4月28日 (土)

Tillandsia kautskyi

Img_3845_8_1                      Tillandsia kautskyi

チランジア・カウツキー(カウトスキュイ)

CITESⅡ で国際取引が規制されている種ですが、

この株は国内実生株です。

この個体は、とてもまとまった形をしています。

銀色に光るトリコームが綺麗です。

銀葉種の中では比較的水を欲しがります。

2012年4月27日 (金)

シャガ‘白虹’

Img_3850_1_1                   Iris sp. ‘白虹’

中国 四川省北部原産のシャガで在来種に比べて

花が大きいです。

花径は7㎝(最大で10㎝にもなります)。

在来種に比べ日当たりを好み、日陰絵に植えると

なかなか花が咲きません。

Img_3851_2_1            Iris sp.‘白虹’

花は一日花ですが、花茎にはたくさん蕾が付くので

長く楽しめます。

葉は扇型に広がり、全体に大柄です。

2012年4月26日 (木)

イングリッシュ・ブルーベル

Img_3848_2_1          Hyacinthoides non-scripta

English Bluebell ,Common Bluebell

イングリッシュ・ブルーベル。

イギリスの春を象徴する花です。

紫色の釣鐘型の花を咲かせ、自生地では林床を

紫色に染めます。

Img_3846_1_1          Hyacinthoides non-scripta

結構密生しています。

栽培は簡単で晩春からは木陰になる所へ植えます、

種でもよく増えます。

2012年4月25日 (水)

柑橘 この冬の結果。

Img_3837_1_1           Citrus junos cv. Kitou Yuzu

木頭柚子。

葉は全て落ちましたが、

Img_3838_2_1           Citrus junos cv. Kitou Yuzu    

この様に新芽が出てきました。

常緑樹も環境の悪化(冬の寒さ)などで葉を落とす

事がありますが、緑色の枝や幹で光合成しています。

次はレモン。
Img_3839_3_1          Citrus limon cv.セラロング

レモン‘セラロング’

黄変していた葉も緑色を回復してきました。

落葉した葉もありましたが元気です。

当地は冬の最低気温が-3℃まで下がりました。

‘セラロング’は寒さに強いようです。
Img_3840_4_1            Citrus limon cv.セラロング

樹勢も強く萌芽が多いです。

栽培も簡単です。

Img_3841_5_1           Citrus limon cv.セラロング

蕾も見えます。

接木2年の15㎝ポット苗を買って2年目に蕾が付きます。

今年は結実させませんが、実生りもよさそうです。


                                                                               

2012年4月24日 (火)

芝桜 3年目。

Img_3831_3_1          Phlox subulata cv. Scarlet Flame

シバザクラ‘スカーレット フレーム’

一輪ずつ見ると可憐です。

3号ポット苗を買って3年後、

Img_3829_2_1          Phlox subulata cv. Scarlet Flame

これくらい成長します。

傾斜地など水はけが良い所が適地です。

Img_3828_1_1          Phlox subulata cv. Scarlet Flame

赤やピンクだけで群生させようと思います。

2012年4月21日 (土)

双葉葵

Img_3824_2_1          Asarum caulescens

フタバアオイ

空飛ぶ円盤かシイタケみたいなものは花です。

直径約1㎝。 

花被片が反り返って赤く見えます。

Img_3825_3_1          Asarum caulescens

二股に分かれた部分から花茎を伸ばし花を付けます。

京都の賀茂祭(葵祭)に使われるので、「カモアオイ」

とも呼ばれます。

Img_3823_1_1          Asarum caulescens

この株の葉の大きさは幅6㎝。

葉脈がくっきりとしています。

栽培は、水はけがよく保水性のある用土で植えます。

日陰で栽培します。

写真の株はココヤシの繊維からできた用土で植えました

が順調に育っています。

2012年4月19日 (木)

日本さくらそう

Img_3812_1_1          Primula sieboldii cv.

ニホンサクラソウ。

名前の通り、桜のような花弁の花です。

元々川が運んでくる土砂が堆積する所が自生地なので

芽が上へ成長します。

そのため夏前に株元に土増しして、根茎が露出しない

ように栽培します。

Img_3815_2_1           Primula sieboldii cv.

夏には草に覆われる自生地環境なので日陰で涼しく

水を切らさないようにします。

2012年4月18日 (水)

耐寒性 と 耐霜性

欧米では、植物の寒さへの耐性を「hardiness」で

表すのが主流です。

「hardiness」は主に「frost resistance」(耐霜性)を示し、

日本の様に単に「cold resistance」(耐寒性)を指しません。

どういう事かというと、気温0℃でも霜に当たらなければ

枯れない植物が、気温4℃で霜にあたると枯れると

いう事です。

耐霜性が有るのか無いのかが重要です。

春になりましたが、まだ遅霜の恐れがあります。

熱帯地域原産の植物は耐霜性がないので戸外に出す

には注意が必要です。

霜が降りる目安は気象条件によりますが気温4℃です。

気温は普通、地上から1.5mの位置で測るので地表は

気温よりもずーっと低いのがその理由です。

春は「寒の戻り」があります、植物を屋外に出す際には

遅霜に注意しましょう。

Img_3810_1_1             Viola inconspicua subsp. Nagasakiensis

春の花ヒメスミレです。

2012年4月17日 (火)

チランジア・イオナンタが開花間近。

当地では、ソメイヨシノが散り造幣局の桜の通り抜けが

始まりました。

この頃になると最低気温が10℃位を確保できるように

なるので中温性の蘭なども戸外栽培に移せます。

Img_3808_1_1          Tillandsia ionantha

T.イオナンタの葉が赤くなってきました。

開花するかも。

Img_3809_2_1          Tillandsia ionantha

こちらのチランジア・イオナンタの群生株も

葉が色付き始めました。

2012年4月16日 (月)

江戸細辛の新芽

Img_3806_1_1         Asarum nipponicum cv. Aoi Nisiki

細辛‘葵錦’

まだ葉の大きさは2.5㎝程ですが、表面はきらきらと

光沢があり貫録を感じさせます。

年に一度、春に新しい葉が出ます。

新しい葉が出るのと同時に去年の古い葉は

枯れるので取り除きます。

Img_3807_2_1         Asarum nipponicum cv. Aoi Nisiki

毎年、少しずつ葉数が増えます。

栽培は用土、特に表土を清潔に保ち病気を防ぎます。

時々、浸透移行性の殺菌効果のある農薬を散布します。

株元の風通しも大切です。

根が深く長く成長するので、観賞目的ではない場合は

深鉢を使うと簡単です。

2012年4月14日 (土)

ヒマワリみたいな巨大輪のガザニア

Img_3800_1_1                        Gazania cv.

太陽のようなガザニア。

花径は10㎝以上になります。

花弁はオレンジ色で黄色の筋が入ります。

Img_3802_2_1                            Gazania cv.

ブルーの縁取りと模様の鉢に植えました。

 高度に園芸化された植物は、その植物に本来備わって

いる以上の能力を発揮します。

その為には当然、その植物を支える土にも普通以上の

性能が要求されます。

単純には肥料を多くという事になりますが、植物も土も

無理をしているような感じを受けます。

植物にも土にも限界性能を追求していくように育種

されている園芸植物は、あまり好きではありません。

Img_3804_4_1             Gazania cv.

夕方になると花弁が閉じます。

Img_3805_5_1             Gazania cv.

蕾から大きいです。

2012年4月13日 (金)

ミツバツツジが咲いています。

Img_3803_3_1           Rhododendron dilatatum

ミツバツツジ

光の当たり方で、いろんなピンクの集合体の様に

なっています。

枝が細いので花が宙に浮いているみたいです。

苗は実生で育てられたものが多いので、花の色の濃淡や

形大きさが一本ずつ違います。

苗を選ぶ際は、実際に花を見て選ぶといいです。

2012年4月11日 (水)

台湾八角蓮の芽が出てきました。

Img_3791_3_1           Podophyllum pleianthum

台湾ハッカクレン

丈夫な山野草で、暖地では地植えができます。

真っ暗な所は無理ですが、日陰に植えた方が

葉が綺麗に長持ちします(日が当たる所では

夏頃に葉が枯れてしまいますが生育には問題

はありません)。

2012年4月10日 (火)

蜜蜂が飛んできてくれました。

Img_3796_2_1       Rosemary & Honeybee

ローズマリーとミツバチ

品種はRosmarinus officinalis cv. Sissinghurst Blue

立性で葉は細かく、花色は濃くないブルーです。

ローズマリーは蜜源になります。

昨日の春の陽気で、朝から何匹も飛んできては

蜜を集めています。

無農薬なので安心です。

Img_3795_1_1         Rosemary & Honeybee

生垣の大株なので蜜もたくさん採れるでしょう。

もう一株ローズマリーを増やします。

2012年4月 8日 (日)

Tillandsia tectorum

Img_3792_4_1                      Tillandsia tectorum

チランジア・テクトラム

自生地高度が1,000~2,700mと高く暑さに弱いです。

日本の夏は暑いので遮光しないと葉焼けをおこし

枯れてしまいます。

風通しの良い所を好みます。

Img_3793_5_1            Tillandsia tectorum

反対側から。

トリコームが光に照らされて白く輝きます。

2012年4月 7日 (土)

ミントの挿し木

Img_3787_1_1          Mentha cv. Kentucky Colonel

方法

剪定した茎を水挿しします。

葉の付け根から発根するので、茎の節が水に

浸かるようにします。

Img_3790_2_1           Mentha cv. Kentucky Colonel

2~3日すると写真の様に発根してきます。

写真のものは2日目で1㎝ほどの根が出ています。

発根したら用土に植え付けます。

ちなみにケンタッキー・カーネルの‘カーネル’は

陸軍大佐の意味です。

2012年4月 6日 (金)

原種の水仙

Img_3777_2_1          Narcissus rupicola

ナルキサス・ルピコラ

花径1.9㎝,草丈7㎝

葉はまっすぐに立っています。

Img_3778_3_1_2         Narcissus requienii

ナルキサス・レクイエニー

花径1.9㎝,草丈8㎝

こちらは葉が寝ます。

両種とも、とても良い香りがします。

花色も明るく透明感があります。

Img_3779_4_1         Narcissus

横から見ると子房から花筒が長いです。

2012年4月 4日 (水)

岩桜の花

Img_3783_1_1          Primula tosaensis

イワザクラ

草丈6㎝,花径2.5㎝

自生地によって花や草姿が違います。

Img_3785_2_1          Primula tosaensis

花茎や葉柄には細かな毛が生えています。

栽培は根が環境の変化に弱いので、大きめの鉢に

排水性の良い用土で植えます。

根は乾燥させるとダメなので水を切らせないようにします。

2012年4月 3日 (火)

Mint 

Img_3770_4_1          Mentha suaveolens

アップルミント

フルーティな香りがします。

ミントは地下茎で増えるので異なる品種を同じ鉢や

近くに植えると混ざってしまうので注意が必要です。

Img_3771_5_1         Mentha cv. Kentucky Colonel

ケンタッキーカーネルミント

某フライドチキンのスパイスに入っているのでは?

と思わせるネーミングです。

ハーブティーがおいしいそうですが、葉の香りは

歯磨き粉のようです。

中心の茎をピンチして植えました、ピンチした茎は

挿し木用です。

上記二種ともハーブティーにおすすめです。

作り方は1人前(葉10枚)に熱湯を注ぎ2~3分待てば

出来上がりです。

2012年4月 2日 (月)

胡蝶蘭 の2番花。

Img_3768_2_1          Phalaenopsis cv. Kinu White Emperor

コチョウランの花が終わっても、花茎を残しておくと脇芽を

出して再び花を咲かせてくれる場合があります。

花が終わったら花ガラだけ取り除きます。

花をつけた部分の花茎は枯れてくるので、枯れた部分

だけを切ります(枯れは節の手前で止まります)。

そうすると花を付けた部分の手前の花茎の節から、上の

写真のような脇芽を出してきます。

Img_3767_1_1                    Phalaenopsis cv. Kinu White Emperor

しばらくすると花茎が伸び、蕾が出てきます。

Img_3769_3_1                    Phalaenopsis cv. Kinu White Emperor

蕾が大きくなりました、開花寸前です。

コチョウランは暖かく雨にも困らない恵まれた所が

自生地です。

乾季と雨季があるような厳しい環境ではないので

一年中花を咲かせることができます。

なので一度作った花茎を無駄にせず、再利用して

花を咲かせる性質があります。

2012年4月 1日 (日)

チランジアを屋外に出しました。

Img_3763_1_1           Tillandsia

天気予報を見ると、まだ最低気温が1~2℃の日が

ありますが、外に出してみました。

時期的には例年と同じくらいです。

まず、寒さに強い(自生地高度が高い)ものから

出しました。

Img_3765_2_1          Tillandsia

上の方はこんな感じです。

寒さに弱いものは最低気温が10℃位になるまで

出しません。

今は空いていますが、すべての植物を部屋から

出すと満杯になります。

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