耐寒性 と 耐霜性
欧米では、植物の寒さへの耐性を「hardiness」で
表すのが主流です。
「hardiness」は主に「frost resistance」(耐霜性)を示し、
日本の様に単に「cold resistance」(耐寒性)を指しません。
どういう事かというと、気温0℃でも霜に当たらなければ
枯れない植物が、気温4℃で霜にあたると枯れると
いう事です。
耐霜性が有るのか無いのかが重要です。
春になりましたが、まだ遅霜の恐れがあります。
熱帯地域原産の植物は耐霜性がないので戸外に出す
には注意が必要です。
霜が降りる目安は気象条件によりますが気温4℃です。
気温は普通、地上から1.5mの位置で測るので地表は
気温よりもずーっと低いのがその理由です。
春は「寒の戻り」があります、植物を屋外に出す際には
遅霜に注意しましょう。
Viola inconspicua subsp. Nagasakiensis
春の花ヒメスミレです。
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