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Clematis integrifolia cv. Arabella
花径は7.5㎝・草丈は1mぐらい(4号12㎝ポット苗を
昨年秋に買ったもの)。
咲き始めは濃い紫色の小輪ですが、数日たつと
花弁を伸ばしながら青色に近い薄紫色になります。
花は上を向いて咲きます。
夕暗みの中デジカメの高感度で撮った1枚です。
青い花弁が水に濡れて宝石のようです。
Dendrobium amabile
デンドロビウム・アマビレ(=bronckartii ブロンカルティー)
Athecebium亜属 Callista節
ベトナムに自生します。
自生地の環境は、気温は10℃~27℃ぐらいで湿度は
70~90%と非常に高く、通年して雨が降っていますが
9月から翌年の1月にかけては大雨の地域です。
でも日本で栽培する場合は冬は乾かし気味にします。
暑さにも強く、関西の夏でも大丈夫です。
75%遮光下で栽培しています。
花房の大きさは上の花から下の花まで約20㎝。
花は日中開き夕方には少し閉じます。
Orchis graminifolia var. kurokamiana
佐賀県の黒髪山に咲くウチョウランの仲間です。
藤紫色の花色が綺麗です。
茎は斜上します。
草丈15㎝ぐらい。
ウチョウランよりも暑さに強いので暖地でも育て
やすいです。
Cranberry cv.
クランベリーの花が咲いています。
樹高約20㎝。
細い花弁が反り返るシャープな形をしています。
樹高が低く小さな葉も相まって高山植物的な
雰囲気があり、ロックガーデンの栽植に適しています。
庭に植える場合も石の傍などに植えるといいです。
花のアップ。
Diospyros rhombifolia cv. Mugen
ローヤ柿‘夢幻’に実が付きました。
まだ1㎝ぐらいの大きさです。
オス木は育てていないので1本で実が生ります。
今年買った苗なのに5個も実が付いたので
1個に摘果しました。
デンドロビウム・アマビレの花房で長さは20㎝
ぐらいです。
調和のとれた円錐形が美しいです。
Pinus pumila
ハイマツ
高山で風雪に耐えて育つ姿は憧れです。
樹高13㎝
新しい葉が出ました。
暖地で育てると弱いので、葉刈りはしていません。
普通、松の盆栽は新しい枝葉が出る前に、新しい
枝の勢いをそぎ、短い枝にするために‘もみあげ’と
いって古い葉を刈り上げます(黒松や赤松では手で
取り除きます)。
ハイマツの用土は、腐植質が少なく清潔に保つのが
ポイントです。
デンドロビウム・アマビル
タイトルは解りずらいですが本種の学名の一部の
和訳です。
花は房咲です。
Asarum caulescens
双葉葵の実がはじけました。
隙間から中の種が見えます。
seeds of Asarum caulescens
種の大きさは3㎜ぐらいです。
大きく暗い色の種以外は未熟な種のようです。
種は、すぐに採り蒔きします。
種が隠れるぐらいに覆土して、水遣りをしながら
管理すると来春に芽を出してくれます。
Vitis cv. Cabernet Franc
ワイン用ブドウの‘カベルネ・フラン’
花が咲きました。
花は両性花なので1本で実が付きます。
剪定は、その年に伸びた枝の基部の大きな芽を1つ
だけ残す超短梢剪定をしています。
Paphiopedilum callosum
パフィオペディラム カロサム(カロッサム)
(Paph.callosum Color Crazy×
Paph.callosum Color Magic)
シグマトペタラム(Sigmatopetalum)亜属
タイ王国やベトナムに自生します。
下萼片(ventral sepal)にある黒いいぼ状のものが
特徴です。
全体像
草丈25㎝
ドーサルセパル(dorsal sepal)の条線で花粉の場所に
誘導されます。
Dudleya brittonii
樹高約28㎝
仙女盃
葉の数が多いです。
これだけ樹高が高くなると、頭の部分が重くなるので
幹を支える支柱が必要になります。
a pinhole phenomenom (ピンホール現象)
at7:36
ちょうど金環日食の頃です。
at7:38
園芸的に云うと、木陰でピンホール現象を観察するには
ナンテンが一番です、たぶん。
下の2枚は南天の木漏れ日です。
at7:43
まるでエッシャーのだまし絵のようです。
左上の葉の影が右に行くにつれ、かけた太陽の形に
なっています。 at7:43
Aloe namibensis
アロエ・ナミベンシス
高さ約20㎝。
挿し木しました、発根は容易でした。
世界最古の砂漠・ナミブ砂漠に自生します。
葉はとても多肉で乾燥に強く、冬の間水を
あげなくても平気です。
アロエの挿し木方法:切り口を日陰で完全に
乾かした後、乾燥した用土に挿すだけです。
水は一切与えません。
茎を用土に少し埋めて、アロエが動かないように
固定します。
アロエがちょうど入る大きさの鉢を使い、底に少し
用土を敷きアロエを入れると簡単です。
Olea europaea cv. Nevadillo Blanco
樹高20㎝
新しい葉が展開しました。
写真の盆栽は‘ネバディロブランコ’を使っていますが、
盆栽に向く品種は‘マンザニロ’です。
‘マンザニロ’の方が枝が細かく出て樹形が作りやすい
そうです。
もうすぐ、オリーブの花の季節です。
写真では見えませんが右の枝に蕾が付いています。
まだ2年目なので幹や枝は細いです。
仕立て方は、伸びた枝を2節目の上で摘み取り、冬に
1節目を残し剪定します。
Dendrobium moniliforme
セッコク, 石斛
写真の花は素心花です。
漢方で茎(バルブ)を乾燥させたものを、少名彦薬根・
少彦薬根と呼び、健胃薬とされます。
Dendrobium属には免疫力を高めるなど薬効があるもの
が多く、貴重な遺伝子資源として研究されています。
5月から6月にかけて花を咲かせます。
花の時期は個体差がかなりあります。
1年目に育った茎に翌年花を咲かせます。
Tillandsia crocata
チランジア・クロカータ
チランジアの花色のほとんどが紫色です。
黄色の花は珍しく、香も良いのでコレクションの
一つにおすすめです。
花の香りは蘭の香にそっくりです。
吊るして栽培すると簡単です。
ある程度の株数があれば、毎年花を見ることが
できます。
春には斜上して立ち上がっていた茎も横になってきます。
その頃になると、新しい茎の基部から発根してきます。
二股に分かれた葉の付け根に来年の芽ができます。
新しい茎の基部の節の部分からも来年の芽が出てくる
事があります。
栽培用土は保水性が有り、通気性が有ることが
重要です。
根は空気を好み、停滞水を嫌います。
芽出しからは午前中の光に当てて、新緑の葉が
茂る頃からは日陰で栽培します。
Gruss an Teplitz
Rose
国色天香(Cos Se Tian Xiang)
透明感のある赤薔薇です。
香もとても良いです。
花弁の内側は少しビロード感があります。
枝が細く、うなだれる様に咲きます。
四季咲き性ですが、夏の花は咲いてもすぐに
花の形が崩れ散るので、夏の蕾は摘み取ります。
そうすると綺麗な秋バラが楽しめます。
Citrus limon cv. セラロング
Lemon
レモン‘セラロング’の花です。
五弁花で、花には爽やかな生臭さ?があります。
花弁の裏は紫色に染まります。
この品種はカタログによると収穫期が9月~4月と
長いです。
家庭果樹でレモンは必要な時にもいでくるので、
収穫期の長さは魅力です。
今年は接木1年生苗を買って2年目なので実は生らせ
ません。
Parthenocissus tricuspidata
ナツヅタ(夏蔦)
新緑の季節です。
玄関に飾った盆栽、
目のオアシスになります。
盆栽を室内に置いておくと枯れるので、長くて2日
までにします。
お客さんが来る時だけ飾りましょう。
室内から屋外へ出す場合は曇りの日か、夕方など
直射日光が当たらない時間帯にします。
そのときに必ず水をたっぷりと与えます。
Podophyllum pleianthum
タイワンハッカクレン
そろそろ株分けが必要です。
株分けは秋か芽だし前です。
根は太く折れやすいので、地植えの株の植替えは
深く掘らないと難しそうです。
切れた根からも芽が出てきます。
この株は1株から増えたものです。
この葉の大きさは40㎝です。
地植えだと、よく育ちます。
暖地でないと地植えは難しいです。
地面から葉裏を見上げた様子です。
花が咲いています。
自分の花粉では結実しないようです。
Dicksonia antarctica
ディクソニア・アンタルクティカ
ゼンマイが伸びてきました。
このゼンマイがエキゾチックです。
他の葉も次々と動き出しています。
上の写真から1日後。
ちょっとグロテスク。
Ceanothus cv. Pacific Blue
セアノサス‘パシフィックブルー’
別名:カリフォルニア・ライラック
直径2㎝ぐらいの花房が何個か集まり花を咲かせます。
‘パシフィックブルー’は花色が濃い品種です。
大株を通信販売で買って初年度の開花です。
育て方を見ると高温多湿が苦手のようです。
暖地では西日が当たらない所に植えると
いいそうです。
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