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2012年6月

2012年6月29日 (金)

最近の雨で元気なディクソニア。

Img_4093_2_1     Dicksonia antarctica

新しい葉も茂ってボリュームのある姿になっています。

幹の下30㎝程はドクダミに埋もれています。

恐竜がいたのはこんな植物の森かなと、太古の光景を

を彷彿とさせる姿です。

早く樹高が伸びてほしいのですが成長が著しく遅いです。

2012年6月28日 (木)

マスチックタイム の中の ネジバナ

Img_4095_1_1   Spiranthes sinensis & Thymus mastichina

ネジバナを栽培していると、庭に置いてある植替えをして

いない鉢などに自然に実生苗が生えてくることがあります。

まだ小さいですが、花が綺麗な螺旋状です。

マスチック・タイムの鉢なので乾燥気味に管理して

いますが、ネジバナには紡錘形の水をたっぷり蓄えた

根があるので平気みたいです。

実生苗は生えた所では丈夫です。

2012年6月27日 (水)

チランジア・ガルドネリー ルピコラ

Img_4096_2_1    Tillandsia gardneri var. rupicola

ティランジア・ガルドネリー変種ルピコラ

W20㎝。

ルピコラは崖や岩場といった意味で、海岸付近の

崖に自生しています。

崖にへばりつく様に生育しているので一方に曲がり

ながら育つ性質があります。

上に向けて育てるよりも斜め上や横向きに育てるのが

適切です。

Img_4098_3_1   Tillandsia gardneri var. rupicola

基部は基本種同様に葉が反転し覆うようになっています。

2012年6月25日 (月)

移り色アジサイ。

Img_4090_1_1     Hydrangea cv. Merveille Sanguine

アジサイ‘マーブ・サングイネ’

赤紫色に青を吹きつけたような、グラデーションのある

色彩です。

少し装飾花が痛みやすいようです。

2012年6月24日 (日)

ティランジアの根

Img_4089_3_1        Tillandsia penascoensis

基部の葉の付け根から薄い黄緑色の根が出て

きています。

チランジア・ペナスコエンシスはメキシコの標高2,000m

ぐらいの高地に自生します。

標高だけ見ると栽培が難しく思えますが、暑い大阪の

夏を耐えてくれています。

ただ遮光はしっかりとします。

南側は75%(50%の遮光ネット2枚重ね)東側は50%

遮光します。

西日には当てない方がいいです、当たる場合は遮光

します。

雨除けをして栽培し、水をあげたら2~3時間で乾く

ようにします。

2012年6月23日 (土)

梅雨の時期のチランジアの水遣り。

Img_4086_1_1     Tillandsia ionantha

以前のものとは別株です。

雨除け栽培が前提ですが、

雨が降った日は水やりをしません。

乾きが悪いですし、雨の間の晴れ間に強い日光が当たると

蒸れて腐ります。

それに、雨の空中湿度でチランジアは潤います。

基本的に春と秋の水遣りは3日に一度で、雨の日は1日に

数えません。

晴れた日の夕方、日が当たらなくなってから水を与え

ます。

出回っているチランジアの多くは乾燥に適応した進化を

しているので、水遣り後は2~3時間で乾くようにすること

です(風通しが重要です)。

2012年6月22日 (金)

ネジバナ

Img_4087_2_1           Spiranthes sinensis

芝生地などでよく見かけます。

花が花茎を螺旋状に連なるように咲き上がります。

身近なラン科の植物で、小さい花一つ一つがラン花の

形をしています。

肥料を与えすぎると大型になり美しくないので、控えめ

にします(無肥料でもいいです)。

2012年6月20日 (水)

百両金‘大鳳錦’実生

Img_4084_2_1        Seedling of Ardisia crispa cv. Taihou Nishiki

カラタチバナ‘大鳳錦’の実生です。

優秀な品種は接木で増やされますが、実生での

変化も楽しめます。

花と一緒に葉が出てきます。

上の段の花と下の段の花の間の細長い内側に巻いた

状態のものが葉で、やがて広がります。

実は秋に色付き春まで残ります。

カラタチバナの観賞は江戸時代にはじまり明治期にも

流行がありました。

江戸時代の寛政9年(1797)には70品種、明治時代には

150品種あったそうです。

2012年6月19日 (火)

実生のワイルドストロベリーに本葉が出てきました。

Img_4074_1_1     Fragaria vesca

実生から12日目。

双葉の間から2㎜ぐらいの大きさの本葉が出てきました。

気温が高いので予定よりも生育が早いです。

2012年6月18日 (月)

チランジアの「根」。

Img_4067_1_1_2         Tillandsia sprengeliana

着生させているコルク栓の直径は2.3㎝です。

チランジアを麻ひもを細くほどいた物で結んで固定する

とよく着生してくれます。

黄緑色のものが今年伸びている根です。

一度に着生するのではなく何年もかけて少しずつ根が

出て活着します。

Img_4068_2_1        Tillandsia pedicellata

上に向かって根が伸びています。

チランジアの根はときどき葉の付け根から出てくるので

葉を押しのけるようにして伸びます。

根が伸びてくると栽培環境を気に入ってくれているようで

うれしいです。

根は着生根で、あまり水を吸う能力は無いようですが

発根した個体の方が生育が良いように感じます。

2012年6月17日 (日)

土の再生。

Img_4059_1_1_3   Oryza sativa subsp. japonica cv. Akitakomati

5月30日に籾を蒔いたものです。

現在のイネの草丈は16㎝ぐらいです。

プランターで栽培しています。

田植えはせず、溝を掘って種もみをそのまま蒔きました。

一度使った用土の再生に悩んでいる人は多いのでは

ないでしょうか。

夏に湿らした土を黒いビニール袋に入れて炎天下に晒す

という方法もありますが、水田にしてしまうのもお勧めです。

水田にすると土壌の病害虫(センチュウとか)も無くなります

し、無駄な肥料分も稲が取り除いてくれます。

イネ科の植物の根は腐って次に植えた植物の害にならない

ので、稲刈りをして冬に乾燥させた用土を新たにそのまま

使うことができます。

水田にするとトンボも飛んできてくれます。

2012年6月16日 (土)

イチゴが発芽しました。

         sprout of Fragaria vesca

サカタのタネの「四季なりイチゴ」が発芽しました。

大きさは双葉の反対側葉の先まで4㎜ぐらいです。

だいぶと種が重なっていました。

6月7日に蒔いたので、予定より早い発芽です。

1袋で100本の苗が育つそうですが発芽数が多く

間引きが必要です。

芽が出た後は過湿にならないよう、乾かさないよう

慎重に水管理をします。

2012年6月15日 (金)

暖地でのエケベリアの栽培は、

Img_4055_1_1          Echeveria cante

暖地でエケベリア等を栽培していて徒長や色付きの悪さに

悩まされている人は多いと思います。

冬になってもカタログのような綺麗な色にならない、形が

崩れるといったような。

肥料が栽培用土に残っているのが原因かもしれませんが、

一番の原因は栽培地域なのです!

そもそも暖地はエケベリアの栽培適地ではありません、

気候が暑すぎます(徒長も色付きの悪さも当たり前)。

栽培適地は夏の時期に涼しい地域です。

暖地で徒長させずに育てるポイントは春から秋までは水を

極限まで控えることです。

2012年6月14日 (木)

アジサイ‘ユーミーパーフェクション’

Img_4054_1_1          Hydrangea cv.ユーミーパーフェクション

八重咲の紫陽花です。

しかも四季咲きで色も変わるそうです。

オシベが無いので生け花で飾っても花粉やオシベ

などゴミが落ちないです。

2012年6月13日 (水)

ダドレア・ヌビゲナ

Img_4049_4_1          Dudleya nubigena

2つに分頭しています。

ダドレアは意外と成長が早いです。

暖地では、エケベリアのように徒長する多肉植物は

育てにくいですが、ダドレアは徒長しにくいです。

2012年6月12日 (火)

仙女盃

Img_4047_3_1          Dudleya brittonii

ダドレア・ブリトニー

葉の表面の粉の白さが綺麗です。

この粉とても細かいのに、手につくとザラザラしてるんです。

夏に向けて水遣りを徐々に少なくしています。

Img_4053_1_1           Dudleya brittonii

パラボラアンテナのように。

‘盃’の形に見えないこともないです。

2012年6月11日 (月)

T.イオナンタ 開花中

Img_4044_1_1          Tillandsia ionantha

チランジア・イオナンタ

群生株が開花中です。

T.ionanthaは開花時に葉が色付きます。

その色は開花の時期や光の当たり方、個体によって

異なります。

色を見て選べないのが残念です。

Img_4046_2_1          Tillandsia ionantha

こちらの個体は色が濃いです。

2012年6月10日 (日)

あじさい‘てまりてまり’

Img_4052_2_1         Hydrangea cv. Temari Temari

梅雨入りをしたと思われる。

断定を避ける表現で雨の季節を迎えます。

紫陽花‘てまりてまり’です。

八重咲の品種で、集合花の大きさは16㎝です。

八重咲の装飾花は尖り過ぎず、少し丸みを帯び

かわいい感じを受けます。

加茂花菖蒲園の作出品種です。

ガクアジサイの系統で大型になり、茎が丈夫です。

花色は土壌によりピンク色にも咲きます。

2012年6月 9日 (土)

四季なりイチゴ 播種

6月7日に種まき。

暖地では春蒔きの最後の時期です、次は秋です。

発芽には20℃ぐらいの温度が必要です。

清潔な種まき用土を使います(ここ重要)。

セルトレイが望ましいですが、今回はイチゴの

パックを使います。

Img_3995_2_1

今回は発芽まで出窓で管理します。

①イチゴのパックは底の角にスリット(細長い穴)を

開けます。

②種まき用土を入れたらしっかりと吸水させます(乾燥

しているので中まで水が浸透しずらいので注意)。

③種が1㎜ぐらいと細かいので、厚紙を二つ折りしたもの

を使い厚紙をトントンとたたいて種が重ならないように

蒔きます。

今回は4つパックを使っているので1パックに25粒ぐらい

ずつ。

④種は好光性なので覆土はほとんどしません。

⑤水をはれるトレイの上に乗せパックの底面から

吸水させます。 上からジョウロで水遣りすると種が

流れたり埋もれたりするのでダメです、霧吹きで優しく

なら大丈夫です。

⑥発芽までは乾かさないように管理します。

2012年6月 8日 (金)

四季なりイチゴ 

サカタのタネ の種から育てる「四季なりイチゴ」

に挑戦。

Img_3994_1_1

以前にも栽培したことがあります。

葉・花ともに綺麗で、園芸店で売っているワイルド

ストロベリーよりも実が大きく香りが高いです。

一袋育てると果実は次々と収穫できます、実が生ると

甘酸っぱい香りがします。

発芽まで2週間以上かかるので、乾かさずに管理する

のが大変ですが、ポットあげ以降はとても育て

やすいです。

途中で挫折するかもしれませんが、おつきあいください。

2012年6月 7日 (木)

フェイジョアの食べ方。

Img_3991_3_1         Feijoa sellowiana cv. Apolo

フェイジョア‘アポロ’

花径約4.5㎝。

去年生った実を食べたのですが、追熟が不十分だった

ようで???な味でした。

半分に切ってスプーンですくって食べます。

食感は柔らかい梨のような感じでした。

Img_3990_2_1          Feijoa sellowiana cv. Apolo

落ちた果実を袋に入れて追熟させます、おいしそうな

香がしてきたら食べ頃だそうです。

とても綺麗な花が咲きます。

2012年6月 6日 (水)

ザクロ‘アークデニズ’の花

Img_3992_4_1          Punica granatum cv. Akdeniz

ザクロの花です。

Img_3993_1_1         Punica granatum cv. Akdeniz

花は沢山咲くのですが去年は実が付きませんでした。

花が咲いているときに雨に当てると実付が悪くなります。

鉢植えでしたら雨を避ける方がいいです。

2012年6月 5日 (火)

Encephalartos cupidus の新葉

Img_3988_2_1          Encephalartos cupidus

エンセファラートス・クピドゥス

南アフリカ 東トランスバール地方原産。

今は主にBlyde River自然保護区の斜面に自生します。

新しい葉が出てきました。

葉の長さはまだ3.5㎝、毛に覆われて小葉が斜め下を

向いて並んでいます。

エンセファラートスは小葉の一部が棘になっています。

ソテツは恐竜時代から姿を変えていない「生きた化石」で

種子植物の中で最も胞子で増えるシダ植物に近い存在

です。

進化でいうと、シダとヤシのちょうど中間に位置します。

このE.クピドゥス、大阪の平野部では屋外の軒下で

冬越し出来ました。

2012年6月 4日 (月)

チランジア・イオナンタ‘スペシャル’に花。

Img_3980_1_1          Tillandsia ionantha   Special

全長10㎝ぐらい。

‘スペシャル’でも細長く育つタイプです。

開花時は先端だけ赤く色付きます。

Img_3987_1_1                      Tillandsia ionantha   Special

こちらは別株の‘スペシャル’、全長5.5㎝。

同時開花しました。

上の個体は通販で、下の個体は園芸店で買いました。

T.イオナンタは何らかの方法でコミュニケーション

をとって開花時期を合わせていると思います。

チランジアの栽培のポイントは吊るす(着生させる)

ことです。

ただ置くだけだと腐って枯れるチランジアも劇的に

育てやすくなります。

2012年6月 3日 (日)

白い鉢にベビーティアーズ

Img_3981_2_1          Soleirolia soleirolii

ベビーティアーズ(=Helxine soleirolia)

ちょっとアフロな感じです。

Img_3983_3_1                      Soleirolia soleirolii

花の時期は終わりました。

花を見つけると幸せになれるそうです。

花が開くときに蕾がはじけて花粉が小さな煙の様に

飛びます。

Img_3985_4_1          Soleirolia soleirolii

葉の大きさは約4㎜。

葉色は緑色のほかシルバー,オーレアがあります。

葉を刈り込んだ後には薄めの液肥を与えます。

害虫には殺虫粒剤を葉上から撒き、葉を撫でて根元に

落とします。

2012年6月 1日 (金)

ヒューケラ‘ジョージア・ピーチ’

Img_3979_5_1          Heuchera cv. Georgia Peach

ツボサンゴ

新しい葉が展開し綺麗な時期です。

花の時期ですが、花茎は取り除いています。

地味になりがちな日陰のグランドカバーに適して

います。

葉を採って水盤に浮かべても綺麗です。

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