ディクソニア の ゼンマイ
Dicksonia antarctica
ディクソニア・アンタルクティカ
新しい葉が一斉に伸びています。
温帯雨林に生える木性シダです。
夏は熱帯並みの暑さ、冬は-3℃の寒さの大阪では
まとまって新芽が出るのは春だけです。
夏の葉芽は枯れることが多く、秋には疎らに新しい葉を
展開します。
Dicksonia antarctica
幹の頂の成長点から新葉が伸びる様子。
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Dicksonia antarctica
ディクソニア・アンタルクティカ
新しい葉が一斉に伸びています。
温帯雨林に生える木性シダです。
夏は熱帯並みの暑さ、冬は-3℃の寒さの大阪では
まとまって新芽が出るのは春だけです。
夏の葉芽は枯れることが多く、秋には疎らに新しい葉を
展開します。
Dicksonia antarctica
幹の頂の成長点から新葉が伸びる様子。
Asarum nipponicum
細辛‘伊勢摺墨’
葉は緑一色で中央部の葉脈がうっすらと黄緑色を
しています。
Heterotropa nipponica cv. Aoi Nishiki
細辛‘葵錦’
今年の葉は、長さが8㎝もあり堂々としています。
Heterotropa nipponica cv. Aoi Nishiki
光に当てると葉の表面がキラキラと光ります。
葉の表面がキラキラ輝くのは林床の暗い環境に適応し、
葉の表面で少ない光を乱反射して光合成の効率を上げる進化で、
ジュエルオーキッドの葉が有名です。
写真に写っている2枚の葉の間に緑色の花が咲いています。
Heterotropa nipponica cv. Aoi Nishiki
細辛‘葵錦’の花。
細辛の品種は、基本的に葉柄や花の色素が欠けています。
江戸の美のセンスです。
Tillandsia ionantha cv. Gigante
開花が近いのか、いろんなT.イオナンタの葉が赤く
なっています。
Tillandsia ionantha cv. Selecta
微妙な感じに色付いています。
Tillandsia ionantha
縄文式火焔土器を思わせるような造形です。
Tillandsia ionantha
上と同じ株です。
水に濡らすと赤が映えます。
Lichi chinensis cv. サラシエル
元気よく新芽が伸びてきています。
ビニールで霜除けを施しましたが、屋外で-3℃まで耐えました。
鉢増しをしましたが、根も健全でした。
落葉もなく、耐寒性は本当に強いです(霜に当てないことが
重要です)。
鉢植えの植替えは根鉢を崩さないよう(根を傷付けないよう)
に鉢増しの方法で行います。
根を切ると枯れる恐れがあります。
栽培2年目に突入です。
Cistus salvifolius
ケイワバラ
シスタス・サルヴィフォリウスの双葉です(たぶん)。
大きさは幅9㎜。
種子を輸入して、20粒ぐらい蒔いたのに1つしか発芽しません
でした。
種子は桜が咲く頃に蒔きます。
没薬の原料として、旧約聖書にも登場するほど人との関わり合い
が長い植物です。
2~3週間で発芽し、2~3年で開花株になります。
キウイの新しく伸びた枝の葉が元気がなくしおれていたら
要注意です。
Actinidia chinensis cv. Tokyo Gold
元気のない葉の枝を見ると、上の赤○の所に穴が、
下の○の所にフンが付いていました。
Actinidia chinensis cv. Tokyo Gold
枝を切り取り裂いてみると、枝の髄の部分が食害されていました。
Actinidia chinensis cv. Tokyo Gold
犯人はこいつです。
たぶん、キクビスカシバの幼虫です。
サルナシやマタタビの害虫でキウイフルーツにも害を
及ぼします。
比較的新しくキウイ栽培の脅威になってきている害虫です。
キウイに病害虫が少なく育てやすいのは昔の話で、
日本で栽培面積が広がるにつれ害虫も増えています。
早期発見・駆除で害虫を蔓延させないことが重要です。
浸透移行性の殺虫剤が有効です。
今伸びている新しい枝が大丈夫か観察してみてください。
Vaccinium vitis-idaea cv. Nishibetsu
西別コケモモ
基本種よりも小型で花が薄ピンク色です。
花の大きさは約4㎜で釣鐘型です。
高山植物ですが、環境適応能力があり都会地でも栽培
できるそうです。
Vaccinium vitis-idaea cv. Nishibetsu
植物は様々な方法で育てられますが、自生地の生育状態
を正解とすると、その方法の殆どは間違っています。
でも栽培できるのは植物に環境適応性が有るからです。
適応性に幅のある植物が育てやすい植物、逆にその幅の
狭い植物が育てるのが難しい植物です。
Zelkova serrata
萌ゆる欅。
樹高22㎝。
春は新緑、夏は茂る葉、秋は紅葉、冬は枝と木姿。
ケヤキの盆栽は一年を通して観賞できます。
Phlox subulata cv. Scarlet Flame
芝桜は岩から枝垂れて咲く様子が魅力です。
まだ満開ではありません。
Phlox subulata cv. Scarlet Flame
花色は濃い目の赤色です。
排水性が良い場所が栽培適地です。
目立った病害虫もなく放任でよく生育します。
根が長く伸びるので地植え向きです。
Crassula perforata var. variegata
クラッスラ‘南十字星’
‘南十字星’は斑入りの品種です。
今の時期、色彩が鮮やかで斑もはっきりとしています。
Crassula perforata variegata
紅葉すると縁が赤く彩られます。
Hybrid Peony cv. Unique
ボタンとシャクヤクの属間交配種で、品種は「ユニーク」です。
火炎を彷彿させる姿です。
茎葉の赤色はアントシアニンの色で、まだ柔らかい茎葉を
紫外線から守っているそうです。
Zanthoxylum piperitum
オス木の花山椒という品種です(花は収穫して佃煮にしました)。
実が生るのはメス木で朝倉山椒やブドウ山椒が有名です。
日本のハーブです。
Zanthoxylum piperitum
樹高90㎝。
<栽培のポイント>
木が小さい内は葉を収穫しない。
西日と夏の強光線を避けられる場所に地植えする。
根は乾燥に弱いが過湿に弱く排水性が良い場所が
適します。
鉢植えでは難しいです。
Actinidia chinensis cv. Tokyo Gold
Kiwifruit
接木1年苗に蕾が付きました。
ラッキーです、実が生るわけではないです。
ちゃんとメス木かどうか1年目で判るのがラッキーなのです。
Actinidia chinensis cv. Tokyo Gold
何年も栽培してオス木だと悲劇ですから。
雄花・雌花の形は品種により違いがありますが、
花が咲いたらキウイ「東京ゴールド」の花の特性がネット上で
見られるので品種の同定もある程度出来そうです。
Actinidia chinensis cv. Tokyo Gold
枝も元気に伸びています。
キウイ「東京ゴールド」の新梢のアントシアニン着色は無しです。
写真の新梢は全く赤色を帯びていないので「東京ゴールド」の品種
特性に合致しています。
<栽培のポイント>
根量(細根)が少ない1年生の苗木は、成長させる芽の数を
2~3個に限定し他の芽は取り除きます。
そうしないと根が枝葉の成長についていけず、特に葉から
蒸散の多いキウイは新梢の成長が妨げられます。
Meehania montis-koyae
地面に落ちた藤の花のように咲く野草で、関西の一部で
稀に見られます。
花の長さは約4㎝。
種小名は高野山で発見されたことにちなみます。
Meehania montis-koyae
夏頃から晩秋まで地上部が休眠します。
<栽培のポイント>
連作障害が出るらしいので、晩秋に休眠が開けて
芽が出てくる直前に用土をすべて取り換えて植替えします。
Viola inconspicua subsp. Nagasakiensis
草丈は7㎝。
普通の菫の半分ぐらいの大きさです。
明るいすみれ色と小柄な草姿が可憐です。
花後にも閉鎖花を次々と付け、種を飛ばし雑草化します。
雑草化するとスミレに害虫が付くので厄介です。
Pseudocydonia sinensis
冬から春に落ちている果実を拾ってきて、割って種を
取り出します(果実はとても固く、包丁で切るのは危険
なので注意します)。
種は洗い、ぬめりをある程度取り除いてから撒きます。
種蒔きの覆土は5㎜ぐらい。
接木の台木と盆栽用です。
Pseudocydonia sinensis
もう本葉が出てきています。
苗の幅は1.5~2㎝。
Pseudocydonia sinensis cv. 大実カリン
庭に植えた‘大実かりん’。
新芽が7㎝程に伸びています。
近所の実を付けているカリンの木がうらやましく、植えました。
Tillandsia sprengeliana
葉に隠れる様に赤い花序が見えています。
枯れているのは前回の花序です。
子株は2つ出ています。
葉の表面のトリコーム(鱗片)がよく観察できます。
Tillandsia sprengeliana
横から見ても赤い花序がのぞいています。
子株は開花が早いそうですが、横から見るとほぼ親株の
形のままです。
枯れていますが、親株の葉も多く残っています。
子株は親株の様に大きく綺麗な形に育たないまま花を
咲かせてしまうようです。
Rhododendron dilatatum
枝が細いので、遠くから見ると花が宙に浮いているように
咲きます。
夏の強い日光と西日を避けられる場所に植えます。
根は多湿にも乾燥にも弱いので排水性の良い所に植え、
雨が長く降らないときは灌水します。
花の形や色の濃淡に個体差があるので、実際に花を見て
株を選ぶといいです。
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
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