チランジア 夏の管理
Tillandsia sprengeliana
チランジアの中には自生地の標高が高いものがあり、
それらは日本の高温多湿の夏を苦手とします。
多くのチランジアも春と秋に生育し、夏にはあまり
成長しません。
高山性の性質が顕著な種類は夏の間は涼しい屋内に
避難させるなど対策が必要です。
Tillandsia tectorum
私の栽培設備は雨の当たらない所に設置し、50%遮光の
ネットを二枚張り、南側は二重に重ね遮光率を75%にして
います(遮熱効果のある銀色のものがおすすめ)。
高温多湿の夏に水をあげ過ぎると腐らす原因になるので
気化熱で昼間に熱くなった植物体の温度を下げるのを
目的とした水遣りでいいと思います。
具体的にはスプレーでの霧吹きで、すぐに乾く程度の水遣り
をします。
水が足りないようでしたら水遣りの回数で補います。
水遣りは必ず日の光が当たらなくなってから行います。
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