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2015年2月

2015年2月27日 (金)

万重咲き福寿草

Img_6056_1_1   Adonis ramosa

オシベが全て弁化しています。

最後の方に咲いた蕾なので花径がありませんが、

本来は大輪で咲きます。

来年は、このような花が多く見られるように

去年よりも日光に当てて管理します。

2015年2月24日 (火)

春咲き シクラメン・スーダベリカム

Img_6054_1_1      Cyclamen pseudibericum

シクラメンは香が無いと言われますが、C.スーダベリカム

には香りがあります。

冬に園芸店に並ぶシクラメンはシクラメン・ペルシカム

など別の原種の交配・改良種なので香が無いのも

あるかもしれません。

 栽培には素焼鉢と山野草用の用土を使うのが簡単です。

テラコッタでもいいです。

駄温鉢は素焼鉢に比べ乾きが悪いです。

乾燥させて根を枯らし葉が萎れた状態で水を遣ると

腐ります。

根を適湿に保つのが栽培のポイントです。

素焼鉢だと水を多少あげ過ぎても失敗が少ないです。

2015年2月23日 (月)

蕗の薹

Img_6050_1_1   Petasites japonicus

フキは人の通り道が好き。

どうしても通路の方へ出てきてしまいます。

 ‘フキ’は野菜です。

山で採れて食べられる植物が「山菜」、野原で

採れて食べられるものが「野菜」、そして人家の

近くの里で栽培されて食べられる植物が「蔬菜(そさい)」です。

この分類からすると、野で採れて栽培されていない

‘フキ’は野菜なのです。

春の七草も、‘野’で摘むので野菜です。

2015年2月18日 (水)

ホウオウゴケの仲間

Img_6040_2_1   Fissidens spp.

ホウオウゴケの仲間です。

裏庭の日陰の湿った場所に生えていました。

大きさは1つが7㎜ぐらいです。

鳳凰の羽のような形をしています。

アクアテラリウムで人気の苔の一つです。

2015年2月17日 (火)

ヒュウガトウキ の 新芽

Img_6036_1_1  Angelica tenuisecta var. furcijuga

ヒュウガトウキ(日本山人参) セリ科

「神の草」ともよばれる薬草です。

江戸時代、薩摩藩の秘蔵の薬草でした。

広義でのハーブ(狭義では地中海原産のハーブを

指しますが、広義では人間の役に立つ植物の全てを

指します)なので、コレクションの一つです。

葉を乾燥させて煎じて飲用するそうです。

2015年2月16日 (月)

福寿草の花

Img_6032_1_1    Adonis ramosa cv.

福寿草

花径6㎝、大輪咲きです。

写真の花は二重咲きで咲いています。

Img_6033_2_1   Adonis ramosa cv.

こちらの花はオシベが弁化しています。

この品種は特性として、安定して万重咲きになりません。

けっこう株は大きいので、肥料不足や日光不足

など栽培上の原因も考えられます。

Img_6034_3_1   Adonis ramosa cv.

今年、最後の希望の蕾です。

まだ開いていませんが、花弁の多さが判ります。

本芸(伝統園芸の世界では品種の特性が良く出た

事を‘芸’と表現するそうです)の花が見られるかも

しれません。

2015年2月11日 (水)

アグラオネマ の 新芽と植替え

Img_6029_2_1   Aglaonema pictum cv. Tricolor

葉が迷彩色で有名なアグラオネマ・トリカラーです。

発根の為に椰子ガラで作られた用土に

植えていましたが、肥料が切れて葉色が悪くなったので

植替えをしました。

しっかりとした根が出ていたので安心しました。

Img_6028_1_1  Aglaonema pictum cv. Tricolor

地下の部分に新芽を発見しました。

植替えた用土は、普通の草花用の培養土です。

2015年2月 4日 (水)

福寿草 もうすぐ開花

Img_6015_2_1       Adonis amurensis cv.

フクジュソウの蕾です。

少し開いていて、花弁が多くあることが確認できます。

上手に咲かせると、オシベがほとんど弁化する品種です。

Img_6017_4_1   Adonis amurensis cv.

Img_6014_1_1    Adonis amurensis cv.

花弁が日光に照らされて黄金色です。






2015年2月 2日 (月)

着生蘭は直進しない の法則

着生蘭を栽培していると「ほふく茎(リゾーム・Rhizome)」

が直進しないことに気付きます。

Img_6011_1_1   rhizome of Dendrobium

このデンドロビウムの場合

初めは①の方向に伸び、途中から②の方向へ

カーブして伸びています。

 着生蘭の構造は「匍匐茎・リゾーム」から茎と

呼ばれる葉の付いた「偽球茎・シュードバルブ

(pseudobulb)」を伸ばして花を付けます。

次にカトレアの匍匐茎を見てみます。

Img_6012_2_1  rhizome of Cattleya

カトレアの「ほふく茎」も右に大きく曲がっています。

 「ほふく茎・リゾーム」がカーブする理由は、おそらく

木の幹や枝に着生しているので、直進したらすぐに

枝などから落ちるからだと思います。

ジグザクに伸びることで生育スペースを直線距離に

対して‘かせぐ’意味や、カーブすることでランが

芽生えた条件の良い場所に留まることを意図している

かもしれません。

※着生蘭の中には真っ直ぐリゾームを伸ばす種類も

あります。

2015年2月 1日 (日)

春の訪れを告げる

Img_6010_1_1     Prunus mume cv. Kousyu Yabai

東風吹かば 匂いおこせよ 梅の花 

          主なしとて 春を忘るな

 菅原道真 公の歌で有名な花です。

 ただ、ここまで小さな盆栽だと花の匂いは

微かにしか香りません。

品種は甲州野梅。

昔、味噌や醤油などの調味料が無い時代、

日本には「塩味」と「梅味(酸っぱさ)」しか無かった

そうです。

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