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2015年2月 2日 (月)

着生蘭は直進しない の法則

着生蘭を栽培していると「ほふく茎(リゾーム・Rhizome)」

が直進しないことに気付きます。

Img_6011_1_1   rhizome of Dendrobium

このデンドロビウムの場合

初めは①の方向に伸び、途中から②の方向へ

カーブして伸びています。

 着生蘭の構造は「匍匐茎・リゾーム」から茎と

呼ばれる葉の付いた「偽球茎・シュードバルブ

(pseudobulb)」を伸ばして花を付けます。

次にカトレアの匍匐茎を見てみます。

Img_6012_2_1  rhizome of Cattleya

カトレアの「ほふく茎」も右に大きく曲がっています。

 「ほふく茎・リゾーム」がカーブする理由は、おそらく

木の幹や枝に着生しているので、直進したらすぐに

枝などから落ちるからだと思います。

ジグザクに伸びることで生育スペースを直線距離に

対して‘かせぐ’意味や、カーブすることでランが

芽生えた条件の良い場所に留まることを意図している

かもしれません。

※着生蘭の中には真っ直ぐリゾームを伸ばす種類も

あります。

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