チャドクガ の 季節
Euproctis pseudoconspersa on Tea leaf
茶摘みの季節です。
写真はお茶の木の葉に付くチャドクガの幼虫です。
触れると毒針に刺されます。
チャノキの葉には生物に有毒なカフェインが含まれるので
ツバキの仲間ですが害虫が付くことは少ないです。
例外的にチャドクガが付くのですが、葉裏に蛾が卵を
産み付けます。
葉裏に産み付けられた卵塊は綿状のもの(これに触れても
痛くてかぶれます)に覆われていて目立つので、この状態で
葉ごと取り除くのがベストです。
Thea sinensis
チャドクガの幼虫は幼齢期には密集して葉を食べる
ので薬剤散布が簡単ですが、大きくなり木全体に広がると
駆除が難しいので早期発見・駆除が重要です。
農薬で駆除した幼虫の毒針に触れても危険なので
幼虫を殺した後も取り扱いには注意が必要です。
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