チランジアの葉先のカビ問題。
Tillandsia capillaris
結論からいうと、水道水を霧吹きすることで解決しそうです。
チランジアの葉先にカビが付くと美観を損ねます。
農薬を使う方法がありますが、農薬に展着剤などが
使われていたり、葉の表面をコーティングするようだと
チランジアを枯らす原因にもなります。
今までは汲み置きの水を霧吹きで与えていましたが
最近、水道水を霧吹きするようになって被害が軽減した
ように感じます。
水道水には蛇口まで殺菌の為の塩素が含まれています
(マンション等で受水槽を経由する場合は塩素は抜けて
いるかもしれません)。
その塩素がカビの増殖を抑えている可能性があります。
« ライチの結実には人工授粉が必要 と 新芽 | トップページ | クレマチス・アラベラは美しい。 »
「Tillandsia チランジア」カテゴリの記事
- 大切なチランジアが枯れていく。(2024.09.08)
- チランジアが枯れる。(2024.08.27)
- Tillandsia fuchsii var. fuchsii の子株。(2024.08.21)
- Tillandsia atroviridipetala に子株が2つ出ました。(2024.08.13)
- Tillandsia ionantha var. maxima(2024.07.11)
おはようございます、過去の投稿に失礼します。
小さなストレプトフィラの葉表に黒い点々が付き、どうやらカビなんですね(>_<)
お書きの様に、水道水では無く、浄水をあげていました(自分では浄水器の水しか飲まないので
植物もその方が良いだろうと思い(^^;;)
一回だけ農薬を使い、その後水道水にしていますが、発生したカビは切らない限り無理なのでしょうね、、、
あと、どこかのサイトで微酸性還元水が良いとか読み、買ってみたのですが、、
投稿: みい | 2023年3月 4日 (土) 07時13分
みい様 コメントをありがとうございます。
ストレプトフィラの葉の表面の黒カビならば、水で湿らせたペーパータオルなどで
拭き取るのはどうでしょうか。
黒く見えるのは胞子の部分なので、葉の丈夫なストレプトフィラであれば
少しはとれると思います。
特殊な水を使う必要までは無いと思います。
マンションとかで受水槽がある場合を除いて、ほとんどの場合は蛇口まで
塩素が残っているので水道水で大丈夫です。
加湿器にもペットボトルの水を入れる人もいますが、雑菌を部屋に蒸気と共に
拡散させてしまいます。
水があればごく少量の栄養分でも菌が繁殖します。
年に2回の水替えの温泉なんて問題外ですね。
チランジアの水遣り後は出来るだけ早く乾かす、というかすぐ乾く程度の
水遣りをするというのもカビの繁殖を抑える為でもあります。
屋外では風が通りますのでカビ無いのですが、屋内での栽培は難しいですよね。
でもチランジアにも自分と同じ水というのはとても愛情を感じます。
投稿: このブログの人 | 2023年3月 4日 (土) 23時39分
おはようございます。再度こちらの記事に失礼します。
この記事のカビは、その後消えましたか?それとも切除されたのでしょうか。
うちのチラのカビは余り良くならず、よく見ると他のチラ にも付いていたので、切った方が良いか迷います。ちなみに薬剤は効果を感じませんでした。発生してしまったカビには難しいのかも知れませんね (>_<)
投稿: みい | 2023年3月17日 (金) 08時17分
みい様 コメントをありがとうございます。
この記事のカビは現状のままです。
植物の場合、カビは自然治癒することが少なく葉が枯れて落ちるのを
待つことになります。
チランジアは葉の入れ替わりが遅いので困ります。
お考えのように、他の株への感染防止のために切除することも対策の
一つだと思います。
栽培環境を整えるのが最も有効で、風で空気が動くような状態だとカビは
繁殖しにくくなります(おそらく菌の胞子が葉に定着しにくい)。
屋外での栽培もご検討ください。
農薬は含まれる展着剤(界面活性剤)がチランジアには、あまりよく
ありません。
普通の植物であれは浸透移行性の殺菌剤で対処しますが、チランジアの
場合はカビが増えない様な環境で育てることしかできません。
日光での紫外線殺菌(窓ガラスである程度紫外線は遮蔽される)や
水道水の塩素での殺菌など。
カビの胞子はどこにでも存在します、特に春と秋や梅雨の時期に繁殖
しやすいです。
二酸化塩素(クレベリンなど)で空気を除菌できますが、観葉植物の
近くでの使用は出来ないようです。
お風呂の黒カビ対策で使われる「銀イオン」は植物工場でも使用される
らしくチランジアの栽培環境でも有効かもしれません。
投稿: このブログの人 | 2023年3月17日 (金) 20時55分