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2015年6月

2015年6月30日 (火)

アガパンサス・リトル ダイヤ

Img_6296_3_1      Agapanthus cv. Little Dia

アガパンサス‘リトル・ダイヤ’

蕾の時から美しいです。

届いてから2年目に開花しました。

苗が根茎で届いた1年目は鉢植えで管理して根を

充実させ、冬に地植えしました。

3花茎伸びてきています。

‘リトル・ダイヤ’は矮性の品種で花茎は高さ65㎝

になります。

アガパンサス(ムラサキクンシラン)の原種は

アフリカの南端に自生します。

Img_6305_1_1   Agapanthus cv. Little Dia

Img_6322_1_1       Agapanthus cv. Little Dia

濃いめの青紫色で、花が間延びせず綺麗です。

花房の幅は約11㎝で小型種ながら見応えもあります。

Img_6325_2_1  leaves of Agapanthus cv. Little Dia

葉はアガパンサスにしては繊細で、高さは40㎝ほど

になります。

<栽培>

水はけの良い場所が栽培適地ですが、乾燥しすぎると

生育が悪いです。

アガパンサス・リトルダイヤは冬に葉が枯れるので、

枯れたら地際で取り除きます。



2015年6月27日 (土)

アグラオネマ・ピクタムの芽

Img_6309_4_1   Aglaonema pictum cv. Tricolor

アグラオネマ・ピクタムの地下茎から芽が出てきました。

この様にA.pictumは地下茎から茎を立ち上げ、

株立ちになります。

小型の種ですが、樹高も30~70㎝ぐらいになります。

Img_6307_3_1  Aglaonema pictum cv. Tricolor

迷彩色の葉色が美しいです。

スマトラ原産で耐寒性は弱く冬は最低でも10℃、成長させる

ためには15℃を確保する必要があります。

増やし方は株分けと挿し木。

2015年6月22日 (月)

チランジア の アリ共生。

Tillandsia streptophylla, T.seleriana, T.caput-medusae,

などに蟻が共生することは知っていましたが、

T.xerographicaにも蟻が棲んでいました。

森林性?のティランジア(熱帯雨林などに自生し、葉の基部が

タンク状になっていて水を溜められる構造がある種類)は

意外と多くの種類がアリとの共生関係にあるのかもしれません。

Img_6302_6_1 ants and ant's pupae on leaf of Tillandsia xerographica

アリがいることを不審に思い葉をチェックし蟻の巣を見つけ

前日にホースの水で洗い流しましたが、今日チェックし直したら

また見つけました。

写真のものは小さなコロニーです。

葉を押し開け撮影しています(葉と葉の間の狭い隙間に巣を

作っています)。

棲んでいたのは飴色の小型のアリです。

Img_6303_7_1 Ant is carrying a pupa on the leaf of Tillandsia xerographica

チランジアの外側の葉にいました。

古い枯れ葉を整理していなかったのと温室での管理が

アリにとって好適だったようです。

アリの追い出し方の基本は、他のアリより一回り大きな

女王アリを見つけ外に出します。

 熱帯雨林に自生する蘭もアリに棲家を提供し、アリに害虫

から身を守ってもらっている種類があります。

熱帯雨林は思ったより縦方向に生態環境が充実している

ようです。

Img_6304_8_1   Tillandsia xerographica

2015年6月21日 (日)

ヘンリー蔦が模様のように。

Img_6295_2_1       Parthenocissus henryana

燈籠に這い上るヘンリーヅタ。

花崗岩と蔦で絵画のようになっています。

ヘンリーづた(Silvery Creeper)

中国中部原産の蔦の仲間です。

凍らない程度の温度までの耐寒性があり、

大阪の平野部では屋外で冬越し出来ます。

よく日に当てると紅葉がとても綺麗です。

2015年6月20日 (土)

サイカス・デバオエンシス の新しい葉

Img_6294_1_1      Cycas debaoensis

今年は立派な新芽が出てきました。

葉の高さは去年に物に比べ2倍の高さになりそうです。

Img_6297_4_1   a bud of Cycas debaoensis

別株の新芽。

こちらも去年よりも太い芽が出ているので期待できそうです。

Img_6298_5_1   Cycas debaoensis

ある程度の耐寒性があり雨にも強く、栽培が簡単です。

地下には太い根があり、生育は根の良し悪しに大きく

影響されます。

2015年6月19日 (金)

レッド・イオナンタに花が咲きました。

Img_6291_1_1    Tillandsia ionantha

一年中、葉の赤いチランジア・イオナンタに花が咲きました。

南米の鳥のような色彩美。

色が強烈です。

Img_6293_2_1 Tillandsia ionantha var. maxima

ティランジア・イオナンタ変種マキシマにも花が咲いています。

開花期の発色が良い個体ですが、今年は日光の

当て方が悪かったので葉の色付きが悪いです。

自生地では岩に生えているそうですが、コルク片に着生

させています。

2015年6月18日 (木)

ギンゴケの豆鉢

Img_6285_3_1      Bryum argenteum

ギンゴケ(銀苔)

幅約6㎝の鉢に、余ったギンゴケを植えてみました。

 ギンゴケは地球上最強に環境適応能力がある生物

だそうで、高山から市街地のアスファルト横、さらには

南極にまで生育しているそうです。

苔の中では一番好きです。

Img_6284_2_1    Bryum argenteum

葉先が銀色に輝いて美しいです。

栽培は時間により直射日光も当たる半日陰で

乾燥気味に管理します。

鉢の用土は薄く少な目に、5㎜もあれば充分です。

2015年6月17日 (水)

鉢底石・鉢底土の必要性

結論から言うと「不要」です。

ときどきテラコッタにまで鉢底石や鉢底土を使っている

のを見ますが、全く不必要です。

例えば山野草などを植える際、大きめの粒の用土を

鉢底に入れ、その上に粒の小さい用土をいれる。

これなら意味が解ります。

用土が混じらないからです。

しかし、普通の園芸用の培養土を使う場合、大粒の赤玉土

や鹿沼土・軽石などを鉢底に敷いても植え替える時には

鉢底の粒の間に用土や根が入り込んでいるのが普通です。

特に土を鉢底に使う場合、土も水分を吸収するので全く

無意味です。

用土を工夫するだけで十分対処できます。

今流行のスリット鉢の場合、鉢底土・石を使うと、その隙間

が害虫などの棲家になることもあります。

水はけが良い鉢かどうかは空の状態でジョウロで水を遣り

鉢底に水が溜まらないかどうかで判別できます。

底に水が溜まる(停滞水)ような鉢は「鉢」として失格なので

使ってはいけません(根腐れします)。

2015年6月14日 (日)

チランジア と 吊るす重要性

Img_6267_1_1    Tillandsia ionantha

チランジアの多くの種類は木や岩に着生して

生活をしています。

なので、栽培する場合、着生させる(または、空中に

吊るす)ことが重要になります。

棚などに置いておくだけだと、着生状態から地面に

落ちた様になるため腐らせやすいです。

チランジアは着生させて吊るすことで、転がせておく

よりも育てやすく、かつ綺麗な形になります。

2015年6月13日 (土)

ネジバナの花

Img_6275_1_1          Spiranthes sinensis  

ネジバナ(モジズリ)

ラン科の多年草です。

花穂が螺旋状に咲き上がります。

1つの花の幅は8㎜ぐらいと小さいですが、

しっかりとランの花の形をしています。

花姿が可憐すぎです。 

2015年6月10日 (水)

2つに分かれたT.スプレンゲリアナ

Img_6259_1_1    Tillandsia sprengeliana

株幅は7㎝。

今年は花が咲かないようです。

滴型のフォルムを現しつつ綺麗に二つに分かれています。

子株が成長しても、親株の葉は枯れずに長く残ります。

写真で先端が茶色く枯れているのが親株の葉です。

時間はかかりますが、チランジアはすばらしい自然の

造形美を見せてくれます。

2015年6月 9日 (火)

Tillandsia kuehhasii

Img_6263_2_1     Tillandsia kuehhasii

入手の難しい希少種を載せるのには賛否があると

思いますが、ネット上で売られているので紹介します。

T.kuehhasiiはボリビアの3,700mぐらいの高地の崖に

自生します。

自生地でも写真のように崖から水平に葉を伸ばします。

自生地の標高が高いですが、暑さに順応性があるらしく

大阪の平野部の夏を越しています。

成長は遅く、年に葉が1~3枚新しく出るぐらいです。

株元に子株が付いています。

大きさは株の長さが12㎝。

2015年6月 6日 (土)

チランジア・イオナンタ 開花

Img_6258_1_1    Tillandsia ionantha

色付いた葉・花びら・オシベの花粉、

鮮やかな色彩です。

海の中の生き物のような。

ナツツバキ の 季節

Img_6256_1_1        Stewartia pseudo-camellia

シャラノキ

花径は6~8㎝。

石臼を使った手水鉢に落ちた花。

散った花も愛でます。

日本独特の珍しい花の鑑賞法です。

今日は雨なので花は開きませんでしたが

昨日咲いた花が落ちていました。

Img_6255_2_1   Stewartia pseudo-camellia

2015年6月 2日 (火)

ライチが落果

Img_6251_1_1   Lichi chinensis cv. Salathiel

ライチ‘サラシエル’

最後の実まで落ちてしまいました。

実の大きさは1㎝。

分厚い皮を裂き中を開けてみると、種のもとになるような

黒い粒がある以外は空洞でした。

苗を買って3年目、初めて結実したのに残念です。

Img_6252_2_1    Lichi chinensis cv. Salathiel

新しい枝葉の方は順調に伸びています。

一回り大きくなりそうなので、来年に期待です。

現在は7号スリット鉢で栽培しているので、来年に鉢増し

します。

植替えは、根を傷めると枯れるので根鉢を崩さないように

します(根をほぐすのは厳禁です)。

根鉢の周囲に用土を足すだけの方法で行います。

2015年6月 1日 (月)

黄金ソテツ?に振り回されて・・・。

Img_6250_2_1   Cycas revoluta variegata

振り回されて、はや4~5年。

黄金ソテツになる見込みのある実生苗です。

緑色の葉しか出てこなかったのであきらめていました。

 今年の新しい葉です(1枚しか展葉しませんでした)。

周囲の葉に比べて、少し黄色に見えませんか?

見えません、

むしろ緑色に近い。

そうですよね、でも高くで買って育てて贔屓目に見ると

黄色に見えなくもないんです・・・。

Img_6249_1_1   Cycas revoluta variegata

しかも、このソテツ矮性です(4号鉢植え)。

葉は出たときは濃い緑色ですが、1年後ぐらいから

少し黄色みを帯びます。

まあ、黄金ソテツにならなくても自己責任で買ったので

仕方がないです。

黄金ソテツの葉が黄色くなるには、気候(気温)や樹勢などの

要因が複雑に関わり、たとえ黄金ソテツの苗を沖縄から

買ったとしても必ずしも葉が黄金色になるとは限らないそうです。

でも本州で関東地方でも綺麗な黄金ソテツを育てている

人はいるようです。

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