無料ブログはココログ

« 2015年6月 | トップページ | 2015年8月 »

2015年7月

2015年7月31日 (金)

Cycas revoluta dwarf form

Img_6376_1_1    Cycas revoluta dwarf form

ソテツ 4.5号鉢植え

今年は夏に葉が2枚出てきました、春の1枚と合わせ

3枚になります。

矮性個体なので樹勢が弱く、あまり葉を出しません。

黄金ソテツと斑入りソテツの交配なので、新しい葉は

明るい黄緑色です。

日本のソテツは意外と成長が早く、想像よりも大きく

なるので庭への導入は最初から矮性の個体と決めて

いました。

2015年7月30日 (木)

Encephalartos horridus dwarf form

Img_6372_1_1     Encephalartos horridus dwarf form

エンセファラルトス・ホリダス 矮性

2年続けて新しい葉が出てきません。

厳しい環境に適応した植物は、育つのにも慎重です。

葉からの水分の蒸散のリスクと光合成の効率を

天秤にかけながら新しい葉を出すタイミングを計って

いるようです。

Img_6374_1_1    Encephalartos horridus dwarf form

幹の直径は約7㎝

土中には地下茎と大きな紡錘根があり、水分と養分を

貯蔵しています。

育て方に迷ったら、駄温鉢に山野草の用土で植えて

雨除け栽培したら間違いないです。

水を遣り過ぎないのがコツです。

鉢の用土が完全に乾いてから水をあげます。

耐寒性は強い方ですが過信せず、冬には寒さから保護

した方がいいです。

2015年7月26日 (日)

吾妻五葉松 「宝来」

Img_6365_1_1        Pinus parviflora cv. Hourai

吾妻五葉松‘宝来’ 接木です。

鉢(立杭焼)の直径が12㎝。

根上り半懸崖仕立て。

銀筋が入る深緑色の真っ直ぐな葉性です。

Img_6367_2_1

今日の添景は銀細工のカエルさんでした。

2015年7月23日 (木)

シュロチク 白青殿 は ダメ

Img_6362_1_1   Rhapis humilis cv. Hakuseiden

‘白青殿’はシュロチク(棕櫚竹・棕梠竹)の斑入りとしては

綺麗で魅力的ですが、その魅力が台無しになる欠点が

あります。

Img_6363_2_1      Rhapis humilis cv. Hakuseiden

葉の斑の部分が枯れこんでくることです。

この現象は葉焼けではありません。

室内で雨に当てずに育てても、同じように斑の部分が

枯れます。

殺菌剤を散布し続けたら防げるかもしれませんが

手間がかかり過ぎます。

Img_6364_3_1   Rhapis humilis cv. Hakuseiden

せっかく、綺麗な斑入り葉が出ても枯れた部分のせいで

美観が損なわれます。

シュロチク‘白青殿’はシュロチクには珍しい斑入りなので

高額で取引されますが、綺麗に育てるのは難しいです。

成長は早く、性質は丈夫です。

耐寒性は無く、冬に屋外だと大阪の平野部では株は

枯れませんが葉の斑の部分が凍害を受け枯れ込みます。


2015年7月20日 (月)

チランジア・イオナンタ 子株

Img_6361_1_1   Tillandsia ionantha

チランジア・イオナンタ

子株が出てきました。

このT.イオナンタは葉肉が厚い個体なので

子株も‘ずんぐり’としています。

2015年7月19日 (日)

吾妻五葉松

Img_6354_1_1     Pinus parviflora

吾妻五葉松

樹高約12㎝。

銀色を帯び、まっすぐの良い葉性の五葉松です。

実生です。

2015年7月18日 (土)

榧 の 盆栽

Img_6350_3_1   Torreya nucifera

榧(かや)

樹高30㎝。

双幹になっています。

葉は先が尖っていて触れると痛いです。

Img_6352_2_1   Torreya nucifera

株元の様子。

2015年7月16日 (木)

吾妻五葉松

Img_6345_4_1  Pinus parviflora

葉が短いタイプの吾妻五葉松です。

葉が短く枝が細かく出る性質で「大巓性」と呼ばれている

そうです。

実生の松です。

樹高は約12㎝。

2015年7月15日 (水)

レモン・セラロング

Img_6356_1_1   Citrus limon cv. セラロング

春の開花では実が付きませんでしたが、2回目の開花で

期待が持てそうな実が2つできました。

レモン・セラロングは四季なりレモンで収穫期間が

長い(9月から翌年の3月まで)のが特徴です。

‘セラロング’の樹高は小さく成木でも1mぐらいで

鉢植えに向く品種だそうです。

樹高の事は育ててから知りました、大きなレモンの木に

育てたかったので残念です。

Img_6357_2_1   Citrus limon cv. セラロング

木の全体像は、アゲハの幼虫の食害がひどい有様なので

載せられません。

中々思う様に育ってくれません。

2015年7月14日 (火)

クレマチス・アラベラ 返り咲き

Img_6355_1_1   Clematis integrifolia cv. Arabella

クレマチス・アラベラ

当地では5月の後半から咲き始めます。

花ガラを摘むだけの管理をすると次々と返り咲きを

してくれます。

追肥をしてあげると花付きが良くなります。

春の花に比べ小輪になっていますが綺麗に咲いています。

栽培の手引書や育て方には、花後に草丈の半分ぐらいで

切り戻すと再び開花すると書いてありますが、花後の

剪定は不必要です。

花弁が散ったら花ガラ(種になる部分)を手で折り取るだけで

いいです。

2015年7月12日 (日)

Pinus maximartinezii 実生2年目

Img_6306_2_1  Pinus maximartinezii

実生から2年目。

樹高は16㎝ほどに育っています。

もう少し鉢と鉢の間のスペースを開けて栽培する必要が

ありますが、場所がありません。

スペースを開けて風通しを良くした方が、鉢土の乾きが

良くなると思います。

種を蒔く時期は、サクラが咲く頃がいいと思います。

Img_6330_1_1   Pinus maximartinezii

3.5号(10.5㎝)ポットに鉢増ししました。

当地は大阪の平野部で、冬には一時的に最低気温が

-6℃まで下がりますが平気で冬を越しています。

耐寒性があり育てやすいですが、多湿に弱いので

排水性の良い用土で植えます。

Img_6331_2_1    Pinus maximartinezii

この株は実生から出た、八房性の個体です。

幼木ながら多くの枝を四方に伸ばしています。

2015年7月11日 (土)

梅雨の時期のエアープランツの水遣り

Img_6336_1_1  Tillandsia aeranthos or bergeri

梅雨の時期のチランジアへの水遣りは難しいです。

雨が降っているので安心していたら、雨除け栽培下の

植物が水不足という事もあります。

そこで、水遣りのタイミングの指標となるような個体を

1つ決めておきます。

厳密にいうと全てが画一的な水管理で栽培できる訳

ではないのですが、判断材料になってくれます。

写真のT.アエラントスかベルゲリーか判らないチランジアを

水遣りの指標個体としています。

葉が内側に巻いてきたら、雨が続く天気でも水遣りを

しています。

以前はT.イオナンタを指標としていましたが、イオナンタ

は乾燥に強すぎる為変更しました。

2015年7月10日 (金)

Tillandsia carminea

Img_6334_2_1    Tillandsia carminea

ティランジア・カルミネア

大きさは約6㎝。

2010年から栽培していますが、一度も花を

咲かせていません。

T.carmineaとして入手しましたが、花を見ていないので

「?」な個体です。

Img_6335_3_1   Tillandsia carminea

株元から3個ほどの子株が出てきています。

枯れた走茎が残ります。

自生地では岩肌などの表面に長い茎を着生させて

いるそうです。

素焼鉢に軽石で植えてあります。

2015年7月 9日 (木)

Tillandsia penascoensis

Img_6333_1_1    Tillandsia penascoensis

ティランジア・ペナスコエンシス

大きさは4~5㎝。

 数年前までは売っていて手に入りましたが、今は

供給が無いようです。

現在栽培できている人は幸運です。

滴型のフォルムで豊富なトリコームと、ちょうどいいサイズ感

があり好きなティランジアです。

<栽培上の注意点>

暑さに弱いので、大阪では真夏は遮光下(遮光率75%)

でも日陰に移動させます。

同じ栽培棚でも場所によって環境が異なる事ことがあります。

それぞれに最適な位置を把握できれば栽培上級者です。

風通しが重要なので、着生させて吊るします。

2015年7月 8日 (水)

ネジバナ の 個性

Img_6312_2_1    Spiranthes sinensis

このネジバナは花が螺旋状によく巻いています。

これほど螺旋階段のようになっている個体も珍しいです。

Img_6317_3_1  Spiranthes sinensis

一方、この個体はネジバナなのに花が捩じりません。

ほぼ一直線に花が並んでいます。

2015年7月 2日 (木)

Den.devonianum

Img_6311_1_1     Dendrobium devonianum

デンドロビウム・デボニアナム

花の大きさは幅約5㎝。

Img_6326_1_1   Dendrobium devonianum

唇弁の目玉のような黄色と、縁の細かい切れ込みが

特徴です。

冬以外は木漏れ日の下、露天・雨ざらしで栽培しています。

雨ざらしにするとで、ハダニの害を防ぎやすくなります。

Img_6328_2_1   Dendrobium devonianum

この個体、なぜか花が枝咲になっています。

他の種類のランとの交雑が考えられます。

« 2015年6月 | トップページ | 2015年8月 »

2024年10月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    

最近のトラックバック