Cycas revoluta dwarf form
Cycas revoluta dwarf form
ソテツ 4.5号鉢植え
今年は夏に葉が2枚出てきました、春の1枚と合わせ
3枚になります。
矮性個体なので樹勢が弱く、あまり葉を出しません。
黄金ソテツと斑入りソテツの交配なので、新しい葉は
明るい黄緑色です。
日本のソテツは意外と成長が早く、想像よりも大きく
なるので庭への導入は最初から矮性の個体と決めて
いました。
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Cycas revoluta dwarf form
ソテツ 4.5号鉢植え
今年は夏に葉が2枚出てきました、春の1枚と合わせ
3枚になります。
矮性個体なので樹勢が弱く、あまり葉を出しません。
黄金ソテツと斑入りソテツの交配なので、新しい葉は
明るい黄緑色です。
日本のソテツは意外と成長が早く、想像よりも大きく
なるので庭への導入は最初から矮性の個体と決めて
いました。
Encephalartos horridus dwarf form
エンセファラルトス・ホリダス 矮性
2年続けて新しい葉が出てきません。
厳しい環境に適応した植物は、育つのにも慎重です。
葉からの水分の蒸散のリスクと光合成の効率を
天秤にかけながら新しい葉を出すタイミングを計って
いるようです。
Encephalartos horridus dwarf form
幹の直径は約7㎝
土中には地下茎と大きな紡錘根があり、水分と養分を
貯蔵しています。
育て方に迷ったら、駄温鉢に山野草の用土で植えて
雨除け栽培したら間違いないです。
水を遣り過ぎないのがコツです。
鉢の用土が完全に乾いてから水をあげます。
耐寒性は強い方ですが過信せず、冬には寒さから保護
した方がいいです。
Pinus parviflora cv. Hourai
吾妻五葉松‘宝来’ 接木です。
鉢(立杭焼)の直径が12㎝。
根上り半懸崖仕立て。
銀筋が入る深緑色の真っ直ぐな葉性です。
今日の添景は銀細工のカエルさんでした。
Rhapis humilis cv. Hakuseiden
‘白青殿’はシュロチク(棕櫚竹・棕梠竹)の斑入りとしては
綺麗で魅力的ですが、その魅力が台無しになる欠点が
あります。
Rhapis humilis cv. Hakuseiden
葉の斑の部分が枯れこんでくることです。
この現象は葉焼けではありません。
室内で雨に当てずに育てても、同じように斑の部分が
枯れます。
殺菌剤を散布し続けたら防げるかもしれませんが
手間がかかり過ぎます。
Rhapis humilis cv. Hakuseiden
せっかく、綺麗な斑入り葉が出ても枯れた部分のせいで
美観が損なわれます。
シュロチク‘白青殿’はシュロチクには珍しい斑入りなので
高額で取引されますが、綺麗に育てるのは難しいです。
成長は早く、性質は丈夫です。
耐寒性は無く、冬に屋外だと大阪の平野部では株は
枯れませんが葉の斑の部分が凍害を受け枯れ込みます。
Tillandsia ionantha
チランジア・イオナンタ
子株が出てきました。
このT.イオナンタは葉肉が厚い個体なので
子株も‘ずんぐり’としています。
Pinus parviflora
吾妻五葉松
樹高約12㎝。
銀色を帯び、まっすぐの良い葉性の五葉松です。
実生です。
Torreya nucifera
榧(かや)
樹高30㎝。
双幹になっています。
葉は先が尖っていて触れると痛いです。
Torreya nucifera
株元の様子。
Pinus parviflora
葉が短いタイプの吾妻五葉松です。
葉が短く枝が細かく出る性質で「大巓性」と呼ばれている
そうです。
実生の松です。
樹高は約12㎝。
Citrus limon cv. セラロング
春の開花では実が付きませんでしたが、2回目の開花で
期待が持てそうな実が2つできました。
レモン・セラロングは四季なりレモンで収穫期間が
長い(9月から翌年の3月まで)のが特徴です。
‘セラロング’の樹高は小さく成木でも1mぐらいで
鉢植えに向く品種だそうです。
樹高の事は育ててから知りました、大きなレモンの木に
育てたかったので残念です。
Citrus limon cv. セラロング
木の全体像は、アゲハの幼虫の食害がひどい有様なので
載せられません。
中々思う様に育ってくれません。
Clematis integrifolia cv. Arabella
クレマチス・アラベラ
当地では5月の後半から咲き始めます。
花ガラを摘むだけの管理をすると次々と返り咲きを
してくれます。
追肥をしてあげると花付きが良くなります。
春の花に比べ小輪になっていますが綺麗に咲いています。
栽培の手引書や育て方には、花後に草丈の半分ぐらいで
切り戻すと再び開花すると書いてありますが、花後の
剪定は不必要です。
花弁が散ったら花ガラ(種になる部分)を手で折り取るだけで
いいです。
Pinus maximartinezii
実生から2年目。
樹高は16㎝ほどに育っています。
もう少し鉢と鉢の間のスペースを開けて栽培する必要が
ありますが、場所がありません。
スペースを開けて風通しを良くした方が、鉢土の乾きが
良くなると思います。
種を蒔く時期は、サクラが咲く頃がいいと思います。
Pinus maximartinezii
3.5号(10.5㎝)ポットに鉢増ししました。
当地は大阪の平野部で、冬には一時的に最低気温が
-6℃まで下がりますが平気で冬を越しています。
耐寒性があり育てやすいですが、多湿に弱いので
排水性の良い用土で植えます。
Pinus maximartinezii
この株は実生から出た、八房性の個体です。
幼木ながら多くの枝を四方に伸ばしています。
Tillandsia aeranthos or bergeri
梅雨の時期のチランジアへの水遣りは難しいです。
雨が降っているので安心していたら、雨除け栽培下の
植物が水不足という事もあります。
そこで、水遣りのタイミングの指標となるような個体を
1つ決めておきます。
厳密にいうと全てが画一的な水管理で栽培できる訳
ではないのですが、判断材料になってくれます。
写真のT.アエラントスかベルゲリーか判らないチランジアを
水遣りの指標個体としています。
葉が内側に巻いてきたら、雨が続く天気でも水遣りを
しています。
以前はT.イオナンタを指標としていましたが、イオナンタ
は乾燥に強すぎる為変更しました。
Tillandsia carminea
ティランジア・カルミネア
大きさは約6㎝。
2010年から栽培していますが、一度も花を
咲かせていません。
T.carmineaとして入手しましたが、花を見ていないので
「?」な個体です。
Tillandsia carminea
株元から3個ほどの子株が出てきています。
枯れた走茎が残ります。
自生地では岩肌などの表面に長い茎を着生させて
いるそうです。
素焼鉢に軽石で植えてあります。
Tillandsia penascoensis
ティランジア・ペナスコエンシス
大きさは4~5㎝。
数年前までは売っていて手に入りましたが、今は
供給が無いようです。
現在栽培できている人は幸運です。
滴型のフォルムで豊富なトリコームと、ちょうどいいサイズ感
があり好きなティランジアです。
<栽培上の注意点>
暑さに弱いので、大阪では真夏は遮光下(遮光率75%)
でも日陰に移動させます。
同じ栽培棚でも場所によって環境が異なる事ことがあります。
それぞれに最適な位置を把握できれば栽培上級者です。
風通しが重要なので、着生させて吊るします。
Spiranthes sinensis
このネジバナは花が螺旋状によく巻いています。
これほど螺旋階段のようになっている個体も珍しいです。
Spiranthes sinensis
一方、この個体はネジバナなのに花が捩じりません。
ほぼ一直線に花が並んでいます。
Dendrobium devonianum
デンドロビウム・デボニアナム
花の大きさは幅約5㎝。
Dendrobium devonianum
唇弁の目玉のような黄色と、縁の細かい切れ込みが
特徴です。
冬以外は木漏れ日の下、露天・雨ざらしで栽培しています。
雨ざらしにするとで、ハダニの害を防ぎやすくなります。
Dendrobium devonianum
この個体、なぜか花が枝咲になっています。
他の種類のランとの交雑が考えられます。
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