シュロチク 白青殿 は ダメ
Rhapis humilis cv. Hakuseiden
‘白青殿’はシュロチク(棕櫚竹・棕梠竹)の斑入りとしては
綺麗で魅力的ですが、その魅力が台無しになる欠点が
あります。
Rhapis humilis cv. Hakuseiden
葉の斑の部分が枯れこんでくることです。
この現象は葉焼けではありません。
室内で雨に当てずに育てても、同じように斑の部分が
枯れます。
殺菌剤を散布し続けたら防げるかもしれませんが
手間がかかり過ぎます。
Rhapis humilis cv. Hakuseiden
せっかく、綺麗な斑入り葉が出ても枯れた部分のせいで
美観が損なわれます。
シュロチク‘白青殿’はシュロチクには珍しい斑入りなので
高額で取引されますが、綺麗に育てるのは難しいです。
成長は早く、性質は丈夫です。
耐寒性は無く、冬に屋外だと大阪の平野部では株は
枯れませんが葉の斑の部分が凍害を受け枯れ込みます。
« チランジア・イオナンタ 子株 | トップページ | 吾妻五葉松 「宝来」 »
「古典園芸 Japanese traditional horticulture」カテゴリの記事
- 錦糸南天‘群雀’(2025.02.04)
- 錦糸南天‘群雀’(2024.12.24)
- ヤシ科の根を切ってみた。シュロチク(2024.10.02)
- 錦糸南天の増やし方(挿し木)。(2024.06.26)
- 細辛‘昭和錦’(2024.05.22)
コメント