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2016年3月

2016年3月26日 (土)

ローズマリー ‘シッシングハースト’

P3220144_2_1  Rosmarinus officinalis cv. Sissinghurst Blue

ローズマリーが花盛りです。

冬に入浴材として枝葉を収穫してしまうので、

株のボリュームは少ないです。

毎年、綺麗な花を咲かせてくれています。

今年はミツバチが飛んで来てくれません。

2016年3月22日 (火)

仙女盃

P3210143_1_1  Dudleya brittonii

去年、雨除け栽培設備を取り壊したので雨に濡らせて

しまい、葉の表面の白い粉が流れてしまいました。

その後、スーパーの袋を頭から被せ管理していましたが

ようやくブログに載せられるぐらいに外観が回復して

きました。

葉表面を覆う白い粉は一度取れたら復活しません。

新しい雨除けも出来たので、これからの成長に期待して

います。

2016年3月21日 (月)

ライチ・サラシエル 屋外冬越しの結果。

P3210140_1_1   Lichi chinensis cv. Salathiel

今年は暖冬ということで、初めて全日屋外の露天で

越冬させてみました。

天気予報では当地の今冬の最低気温は一番下がった

日でも-5℃でした(例年、大阪の平野部の当地では-7℃

まで下がることがあります)。

局地的に-5℃を下回ったのかもしれませんが葉がかなり

凍害にやられています。

P3210141_2_1  Lichi chinensis cv. Salathiel

芽の方も枯れて乾燥しています。

たしかに‘サラシエル’は耐寒性が強く‐5℃でも

枯死しませんが、枯れないというだけで健全な育成

は望めないようです。

何らかの方法で保護するか、2~3月の厳寒期には

室内に取り込むなどの対策が必要です。

 地植えにしてライチの実のなる庭を夢見ていましたが

どうもダメそうです。

普通に鉢植えで亜熱帯果樹として育てることになりますが、

それだと他のライチの品種と栽培上での違いはないので

‘サラシエル’にこだわるメリットは少ないです。

2016年3月19日 (土)

多肉植物 南十字星 と 大玉すだれ

P3190137_1_1  Crassula perforata var. variegata

クラッスラ‘南十字星’

葉の縁が赤く色付いています。

大きさは上から見て2㎝の四角形ぐらいです。

P3190139_3_1 ×Sedeveria cv.大玉すだれ

セデベリア(Sedeveria)はセダム(Sedum)とエケベリア

(Echeveria)の属間交配種です。

低温期には緑色の葉が白っぽくなり少しピンク色も帯び

ます。

直径7㎝の鉢に植えてあります。




2016年3月17日 (木)

スモモの開花

P3170136_3_1  Prunus salicina cv.巴旦杏

巴旦杏(ばたんきょう)という品種名で売られていた

スモモの花が咲きました。

巴旦杏の読みは地方により異なり「はたんきょう」が

一般的です。

異名の多さは、それだけ親しまれた証でしょう。

スモモは酸っぱいとお思いの方も多いと思いますが、

樹上で完熟した果実は世界で一番おいしい果物です。

「李下に冠を正さず」という故事成語は、スモモの果実

の美味さが原因です。

2016年3月16日 (水)

斑入りサンスベリア・スタッキー の植替え

P3150131_5_1 tuberous root of Sansevieria stuckyi variegata

サンスベリア・スタッキーの塊根。

地中に直径5㎝ぐらいの塊根がありました。

塊根の端から葉が伸びています。

P3150132_6_1  Sansevieria stuckyi variegata

掘りあげたようす。

用土は腐植質の無い土を使います。

東南アジアなど周年気温が高い地域では腐植質

の多い栄養豊富な用土を使いますが、日本では

とにかく乾きやすさ重視の用土にします。

P3150133_7_1  Sansevieria stuckyi variegata

一回り大きなプラスチック鉢に植え替えました。

根が張るまでは支柱で支え根元がグラつかないように

管理します。

株分けなどで地下部に新鮮な切り口がある場合は

乾いた用土で植え1週間ぐらい水を与えないようにします。

掘り上げたままで切り口を乾燥させると、細い根が枯れて

しまいます。








2016年3月15日 (火)

クサントロエア(キサントロエア)の植替え

P3150126_1_1   roots of Xanthorrhoea latifolia

鉢底から太さ8㎜ほどの根が何本も出ています。

7号鉢から8号鉢に植え替えます。

<植替え・育て方のポイント>

・浅植えをすること(深植をすると必ず腐ります)。

・用土は腐植質が無いか少ないものを使う。

・肥料をあげない。

P3150127_2_1 roots of Xanthorrhoea latifolia

鉢から抜いた根鉢のようす。

太い根と細い根の2種類があることが判ります。

太い根は鉢底付近に集中し、細い根は鉢全体に

広がっています。

おそらく共生菌との関係などで役割分担があるのだと

思います。

P3150128_3_1   Xanthorrhoea latifolia

↑の写真ぐらい浅植をします。

これ位の浅植えでも、鉢植えだと根が発達すると土が

盛り上がって深植状態になってきます。

表土付近の細根を犠牲にしてでも肩土を落とし、株の周囲に

溝を作るように植えます。

P3150129_4_1   Xanthorrhoea latifolia

クサントロエア・ラティフォリア(ススキノキ,グラスツリー)

葉が広がるので支柱で囲ってあります。

この株は国内での実生株なので山火事を経験していません。

輸入される株は必ずといっていいほど山火事に遭っているので

幹の部分が黒く焦げています。

クサントロエアは1度目の山火事には強いですが、2度目

3度目になってくると中まで焦げてしまう事があります。

2016年3月13日 (日)

雪割草に魅せられた。

P3080119_1_1      Hepatica cv.

雪割草は新潟県など日本海側で盛んに栽培されています。

おそらく冬の湿度の問題だと思いますが、太平洋側では

栽培する人も少なく園芸店にに行っても良い花が手に

入りません。

大阪の冬は乾燥するので開花や生育に支障が出るのかな

と思っています。

P3080120_2_1   Hepatica cv.

今年は雪割草を何株か買ってしまいました。

出会いです。

雪割草に興味があまりなかったのですが・・・。

見つけてしまいました。

 春先に入手した株の植え替えは新しく出てきた葉が

固まってから行えます。


2016年3月12日 (土)

イズモコバイモの実生苗

P3110121_3_1      Fritillaria ayakoana

種を採り蒔きをして発芽してから2年目の苗の様子。

1年目は葉が細い針状でしたが、2年目は少し葉幅が

出てきました。

3号(直径6㎝)のポット植えです。

 去年実生ポットを倒されて表土の大部分を亡失する

悲劇がありましたが、何株かはポットの中に残り生き残って

くれたようです。

 開花までには実生苗が発芽してから4~8年かかるそうです。

P3110123_4_1   Fritillaria ayakoana

イズモコバイモ

開花しています。

見た目は可憐ですが、栽培してみると意外と丈夫です。

 分球ではあまり増えないので増殖は実生になります。


2016年3月 6日 (日)

見落としていた‘ふきのとう’

P3060115_1_1    Petasites japonicus

見落として収穫し忘れていたフキノトウです。

フキは植えておくと天ぷらや佃煮などの料理に重宝な

野菜です。

日陰で家庭菜園を諦めている方も是非植えてみてください。

 野菜と書きましたが、本来野原に生えているものを摘むのが

「野菜」、大根や白菜などの栽培作物を「蔬菜(そさい)」、

山に生えているものを「山菜」と呼びます。

P3060117_2_1   Petasites japonicus

さっそく摘んで洗って湯がいて水にさらし‘あく’を抜き、

みじん切りにして酒・出汁醤油・みりんで煮詰めて

ご飯のお供にしました。

P3060118_3_1    Petasites japonicus

外壁の塗り直しで踏み荒らされながらも、裏庭のあちらこちらから

健気に芽を出してきてくれました


2016年3月 5日 (土)

しあわせの四つ葉のクローバー

P3030114_1_1  Trifolium repens

タキイ種苗さんの四つ葉のクローバー(シロツメクサ)

の種から育てたものです。

暑さにも強くなかなか優秀です。

全ての種から四つ葉の出る苗が得られる訳ではないです。

三つ葉だけが出るシロツメクサの種に混ぜて、四つ葉を探す

楽しみを演出しているそうです。

今年からは通信販売で種を小売りしているので入手しやすいです。

料理の飾りつけなどにも使えます。

<育て方>

本来、冷涼な気候を好みます。

暖地では夏は半日陰になるような所で栽培します。

アブラムシやヨトウムシなどの害虫が付きます。

2016年3月 4日 (金)

チランジア・スプレンゲリアナ

P3020110_1_1     Tillandsia sprengeliana

チランジア・スプレンゲリアナ

葉先が枯れた親株の葉が残っていますが、きれいに2つに

分かれています。

2016年3月 2日 (水)

チランジア・イオナンタ 群生株

P3020111_2_1       Tillandsia ionantha clump

チランジア・イオナンタの群生株

直径14㎝。

コルク栓で作った台座を巻き込むように育っています。

P3020112_3_1  Tillandsia ionantha(left),Tillandsia ionantha var. maxima(right)

チランジア・イオナンタ マキシマとの比較。

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