クサントロエア(キサントロエア)の植替え
roots of Xanthorrhoea latifolia
鉢底から太さ8㎜ほどの根が何本も出ています。
7号鉢から8号鉢に植え替えます。
<植替え・育て方のポイント>
・浅植えをすること(深植をすると必ず腐ります)。
・用土は腐植質が無いか少ないものを使う。
・肥料をあげない。
roots of Xanthorrhoea latifolia
鉢から抜いた根鉢のようす。
太い根と細い根の2種類があることが判ります。
太い根は鉢底付近に集中し、細い根は鉢全体に
広がっています。
おそらく共生菌との関係などで役割分担があるのだと
思います。
Xanthorrhoea latifolia
↑の写真ぐらい浅植をします。
これ位の浅植えでも、鉢植えだと根が発達すると土が
盛り上がって深植状態になってきます。
表土付近の細根を犠牲にしてでも肩土を落とし、株の周囲に
溝を作るように植えます。
Xanthorrhoea latifolia
クサントロエア・ラティフォリア(ススキノキ,グラスツリー)
葉が広がるので支柱で囲ってあります。
この株は国内での実生株なので山火事を経験していません。
輸入される株は必ずといっていいほど山火事に遭っているので
幹の部分が黒く焦げています。
クサントロエアは1度目の山火事には強いですが、2度目
3度目になってくると中まで焦げてしまう事があります。
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