無料ブログはココログ

« 2016年4月 | トップページ | 2016年6月 »

2016年5月

2016年5月29日 (日)

Paph.callosum

P5270237_1_1  Paphiopedilum callosum

草丈28㎝

花の幅8㎝

P5270240_2_1   Paphiopedilum callosum

2016年5月23日 (月)

セッコク ウイルス病

P5220231_1_1virus infected leaves of Dendrobium moniliforme

新しい芽の葉に‘まだら’状の模様が入っています。

たぶんウイルス(バイラス)病です。

今年の春先に花屋さんで購入した株です。

植物は人間と違いウイルスに対する抗体を作れないため

ウイルス病が自然治癒することはありません。

また治療薬も無い事から、他の株への感染防止の為に

焼却処分します。

P5220232_2_1virus infected leaves of Dendrobium moniliforme

園芸からは忍耐力を学びます。

なので、こういう株を掴まされてもへこたれません。

打たれ強くなければ園芸などできません。

花が見れたら大成功の世界です。

2016年5月22日 (日)

Den.amabile

P5220224_1_1         Dendrobium amabile

ベトナム北部の標高1,000~1,500mの山岳地帯に

自生する原種の蘭です。

高地に生育するランですが日本の夏の気温にも耐えます。

自生地は湿度が70~90%もあります。

花房の長さは約25㎝。

P5220227_3_1    Dendrobium amabile

1つの花の幅は約5.5㎝です。

P5220230_4_1    Dendrobium amabile

開花期間が1週間ぐらいと短いです。

写真の背景が悪いので魅力が半減。


2016年5月21日 (土)

アサガオの双葉

P5210223_1_1  cotyledon of Pharbitis nil

アサガオの双葉。

早いものは播種から3日目で発芽しています。

子供の頃は何も考えずに出来ていましたが、久しぶりに

育てると緊張します。

品種は「深淵」で、種一粒が1,000円以上します。

高価なので余計に緊張します。

芽切りをしてポットに蒔きましたが、2つほど芽が出てきて

いません(市販の種は種皮表面を酸で溶かし発芽しやすい

ように加工してあります)。

「深淵」の双葉の特徴は葉脈が濃い紫色です。

2016年5月15日 (日)

ダドレア 仙女盃

P5140222_3_1  Dudleya brittonii

ダドレア・ブリトニー

幅は33㎝

成長期も終盤となり、1年で今が一番美しい姿です。

P5140220_1_1  Dudleya brittonii

高温期の多湿が苦手なので、梅雨の頃から夏にかけては

水遣りを止め強制的に休眠させます。

このとき急速に下葉から枯れてきますが、秋からの成長で

すぐに回復します。

成長期は秋から春の冷涼期です。

ある程度の耐寒性はありますが、霜に当てたり凍らせると

枯れるので注意が必要です。

P5140221_2_1   Dudleya brittonii

気温が高い時期は株元の蒸れに注意です。

仙女盃は葉が多く鉢を覆うようになるので、水遣りを

すると中が蒸れて葉元や茎が腐る危険が高まります。

株を腐らせないためにも高温期の水遣りは止めた方が

無難です。








2016年5月13日 (金)

神農さんの花

P5080212_1_1     Dendrobium moniliforme

石斛(セッコク)の花です。

P5080216_4_1

少彦名(すくなひこな)神社は大阪の道修町にある

薬の神様を祀っている神社です。

道修町には昔多くの薬問屋があり、現在も製薬会社が

集まっています。

神農(しんのう)さんと呼ばれ親しまれています。

祭神は神農神と少彦名命(すくなひこなのみこと)。

上の地図での位置は大坂の「坂」の字辺り、船場の北、

「御城」と書かれている大阪城の左側です。

(地図は天保7年 大坂書林発行 「新改正摂津国名所

奮跡細見大絵図」から引用)

P5080215_3_1_2

神農祭に行くと張子の虎の付いた笹を授けてくれます(有料)。

この虎、首がゆらゆらと動きます。

なぜ「虎」かというと、江戸時代にコレラが流行したときに

トラの骨を使った薬を作ったそうです。

コレラは「虎狼痢(ころり)」と書きます。

薬の神様なので製薬会社さんからも信奉されています。

P5080214_2_1  Dendrobium moniliforme

セッコクは「少彦名根薬(すくなひこのくすね)」とよばれ、

漢方で茎(bulb)の部分を乾燥させたものを煎じて健胃薬

として用いられます。

セッコクは代用で中国の漢方では鉄皮石斛(Dendrobium

officinale),霍山(カクザン)石斛(Dendrobium huoshanense),

細茎石斛(銅皮石斛)などが使われます。

またDen.devonianumDen.nobile等も使われることがあります。

解熱や免疫力の向上などに効果があるそうです。











2016年5月12日 (木)

コメ と アサガオ の種まき

P5120217_1_1

お米は籾を直播しています(覆土します)。

蒔いたときは種籾を水没させません。

鳥がお米を食べに来るのでトレイで防護。

稲が発芽して根を張るまでは注意しないと鳥が芽を引き抜き

コメの部分だけを食べてしまいます。

P5120218_2_1

朝顔はポットに蒔きます。

時期は暖地では5月上旬以降暖かくなってから。

P5120219_3_1
アサガオの種は硬実なので図の‘へそ’の部分を避けて

紙ヤスリやナイフなどで種皮を削って植えます。

中の双葉を傷つけないように種皮の表面に傷をつける

ようにします(吸水するようになれば良いので種皮に穴を

開けるわけではありません)。

植える方向は図の通り、深さは1~2㎝です。

 硬実とは種の表面がニス状の物質に覆われていて

水を吸いにくい状態の種のことです。

硬実は自然状態では落ちたその年には発芽しなくても

数年後には種皮が風化して発芽してきます。

これは種(しゅ)の保存の為で、一斉に発芽して枯れた場合の

絶滅するリスクを減らしています。

朝顔の種を数時間水に浸す方法もありますが、長時間

水没したままではタネが呼吸できずに死にます。

 種を蒔く時期を遅くシフトさせて仕立て方を変える方法

があります。

一般種では5月上旬で1階の屋根の高さまで伸びます。

6~7月蒔きだと1mぐらいの高さに成長します。

9月上旬に蒔くと草丈が20㎝ぐらいで開花します、この頃に

なると朝夕の気温が涼しくなるので花は夕方ぐらいまで

咲き続けるそうです。

2016年5月 6日 (金)

昔のガーベラ

P5050210_2_1   Gerbera cv.

「昔のガーベラ」として通信販売で売られていました。

大正時代末期に海外から導入された切り花用の

園芸品種だそうです。

花径は6.5㎝、花茎は長く45㎝。

一株育てていると一輪挿しなどに切り花として

重宝しそうです。

食卓などに飾ったらいいですね。

P5050208_1_1   Gerbera cv.

花色も鮮やかでシャープな花形と相まって綺麗です。

苗を買った年は咲いてくれませんでした(園芸では

よくあることです)。

一年栽培した経験では丈夫で耐寒性もガーベラとしては

強く育てやすいです。

水はけの良い用土で植えます。

良く日の当たる排水性の良い場所への地植えが適して

います。

何か気の利いた品種名を付けるといいと思います。

2016年5月 1日 (日)

八角蓮の葉の海

P4150194_2_1  Podophyllum pleianthum

一面が台湾八角蓮の葉で埋め尽くされています。

日陰で育てることが、育て方のポイント。

P4220204_12_1   Podophyllum pleianthum

下から覗くとこんな感じ。

P4220203_11_1  Podophyllum pleianthum

葉が開くと同時に開花します。

他家受粉でないと実が着かないようです。

P4150193_1_1  Podophyllum pleianthum

鉢植え株の芽出しの様子。





« 2016年4月 | トップページ | 2016年6月 »

2024年12月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

最近のトラックバック