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2016年6月

2016年6月28日 (火)

アロエに葉割れが・・・。

P6270279_1_1 Aloe namibensis

アロエ・ナミベンシスの葉が割れてしまいました。

雨に当てるとこうなります。

アロエ・ナミベンシスのように砂漠に自生するアロエは

貴重な雨水を逃すまいと根が水分を一気に吸収します。

結果、葉に蓄えきれない水によって葉が破裂して

しまいます。

P6270280_2_1 Aloe namibensis

砂漠のアロエは雨除け栽培が基本です。

簡易の雨除けなので横降りの雨がかかってしまいました。

葉が割れると、その葉は傷から乾燥して干からびて

しまいます。

2枚葉をダメにしてしまいました。

せっかく綺麗に育っていたのに・・・。


2016年6月26日 (日)

チランジア栽培ハンガー

エアープランツは方向を固定して(着生させて)栽培

すると、ただ転がしておくよりも美しい形に育ちます。

また着生させることで格段に育てるのが簡単になります。

今回はチランジア栽培にいつも使っているハンガーを

紹介します。

P6250275_1_1

長さは20㎝ぐらいです(長さは自由です)。

<材料>

①洋ラン用の鉄線支柱(通信販売で入手可能です)

 茶色の2.6㎜の太さのもの(見た目・強度・加工性が一番

 良いと思います)。

②コルク栓(手芸用の物などが入手可能です、包丁で

 切ると簡単に形を変えられます)。

<道具>

①ゴーグル(支柱で目を傷めないように)

②手袋(革製など鉄線で手をケガしないようなもの)

③ペンチ2本(つかむ歯の部分がプラスチックや樹脂など

 で挟んだものを傷つけない様なもの)

 洋ラン用鉄線支柱は被膜で覆われているので傷つけない

 様、無い場合はペンチの挟む部分にダンボール等を

 咬ませる。

④接着剤(多用途用と木工用)

⑤千枚通し(コンロの火で焼くとコルク栓に簡単に穴を

 開ける事ができます、火傷に注意してください)

<作り方>

鉄線支柱は長いまま加工します。

ペンチで掴んで輪っかを作ります。

支柱を適当な長さに切り、コルク栓を付ける端を曲げます。

曲げる角度も自由です(まっすぐのままコルク栓を

貫通させ、貫通させた後端を曲げてコルク栓が落ちない様

固定させてもいいです)。

端に穴を開けたコルク栓を木工用ボンドを付けて突き刺

します。

コルク栓の穴の開け方・角度も自由です、チランジアを

どの様な角度で着生させるか考えて作ります。

最後に支柱の切り端に多用途用接着剤を付けて錆を

防ぎます。

同時に吊り下げ用S字フックも作ります(下のフックを

上と90度捩じると吊り下げたときコルク栓が正面を

向きます)。

P6260277_2_1

出来たらチランジアを固定します。

支柱の部分は自由に曲げられます(着生させた後

角度を調整します)。

写真のように麻ひもで固定する方法と、

P6260278_3_1

木工用ボンドで接着する方法があります。

接着剤を使う場合も麻ひもで固定してから着けると

簡単です。

針金で固定する方法は植物に対する虐待のようで

嫌いですので補助的に固定する場合以外は使いません。

ハンガーの形は自由です。

もっと角を付けてバランスをとるような形やヤジロベエの

様なものも面白いと思います。

2016年6月23日 (木)

アガパンサス‘深海’

P6210269_1_1   Agapanthus cv. Sinkai

アガパンサス

品種「深海」

2016年6月22日 (水)

ワサビの観葉植物

とにかく害虫が付きやすく、夏の暑さや強光に弱い。

ワサビは、暖地で育てる場合、かえって室内観葉として

適しているのでは?

という思いから栽培を始めましたが、育ちが遅いです。

でも葉はみずみずしく美しいです。

P6200268_1_1 Eutrema japonica cv.六方沢わさび

山葵(わさび)は根から生育阻害物質を出すので

普通は沢で栽培し流水で生育阻害物質を洗い流し

自家中毒(ワサビ自らも生育が悪くなる)を防ぎます。

 畑ワサビや六方沢わさびは畑でも栽培できますが、

用土を洗うように(鉢底穴から水が出るように)水遣りを

しています。

 育ちが遅いのは肥料をあげていないからでしょうか。

そもそも沢ワサビは流水の中どうやって肥料をあげて

いるのでしょうか謎です。

流水の中だと肥料の亡失が激しいとおもいます。

とりあえず水に溶けにくいマグァンプKを施肥して

様子を見てみます。

2016年6月20日 (月)

ハーブの苗を買いました。

P6190263_3_1 Lavandula angustifolia

ラベンダーの苗を買いました(品種名なしの3号ポット

苗です)。

一鉢置いておくだけで、ふと香りがします。

 関西ではコモン系ラベンダーはもう時季外れで、

ほとんどの園芸店の店先からは消えています。

今ある苗の多くは売れ残りなので、状態の良いもの

を選びました。

P6190264_4_1 Lavandula angustifolia

 この苗は、まだ蕾が上がってきています。

 ラベンダーは害虫に食べられるし、暖地では梅雨の時期

や夏に枯らすし、線虫で根をやられて枯れるし悪い事の方が

多いですが買ってしまいます。

 暖地では花後の切り戻し以外は剪定しない方がいいです。

園芸書では葉を残すようにして強剪定と書いてありますが、

暖地で強剪定すると枯らす危険が高いと思います。

P6190266_6_1 Lavandula angustifolia

開花した花茎を剪定しました。

 暖地でのラベンダーの栽培は山野草の育て方と

同じです。

用土は山野草用のものか腐植質の少ない(または無い)

土を使います。

雨除けをし西日と夏の強光を避けられる場所で栽培します。

P6190267_7_1 Lavandula angustifolia

鉢は釉の掛かっていない山野草用の物か

テラコッタ鉢がよいです。

植え方は株元の風通しを絶対重視です。

ポットの根鉢が1㎝ぐらい用土から出るぐらいで

ちょうどいいです。

このときに枯葉などを取り除いておきます。

P6190265_5_1 Mentha × piperita f. citrata

オレンジミント

ミントの香りの中にオレンジの香りがしておすすめです。

ペパーミントの変種です。

 ミントは生育が旺盛なのですぐに大株になります。

手に余るようになったら株分けをするか、ミントは茎を切り、

水の入ったコップに挿しておくだけでも簡単に発根するので

新しく作り直します。

 ミントの先端の葉を製氷皿に入れて氷を作ると、オシャレ

な氷が作れます。



2016年6月19日 (日)

ネジバナ

P6190261_1_1 Spiranthes sinensis

美しい花です。

螺旋状に咲き上がる様子が愛らしいです。

P6190262_2_1 Spiranthes sinensis

花をよく見れば判りますがランの仲間です。




2016年6月18日 (土)

斑入り フォックスリータイム

P6110256_3_1 Thymus pulegioides cv. Foxley

最も美しい斑入りのタイムです。

しっかりと鉛筆の削りかすの様なタイムの香りも

あります。

株が高温多湿で蒸れないよう剪定しました。

剪定すると株元からも枝が出てきます。

P6110257_4_1 Thymus pulegioides cv. Foxley

縦長のテラコッタ鉢に植えています。

乾きやすいので水遣りが簡単で、鉢に高さがあるので

風通し良く管理できます。

P6170259_1_1 Thymus pulegioides cv. Foxley

最後に剪定後の写真。





2016年6月16日 (木)

Paph.callosumの根

P6110253_1_1 Paphiopedilum callosum

植替えをしました。

本来は9月ぐらいが適期です。

今まではシンビジウム用の軽石主体の用土を使って

いました。

生育は良いですが増殖が悪いので、今回からは

洋ラン用のバークを使ってみます。

P6110254_2_1 Paphiopedilum callosum

5㎜以上の太い根です。

根は結構立派に育っていました。

自生地では岩盤上に薄い腐葉土があるような、栄養に

乏しい斜面に育つそうです。

自生地では根は横に伸びていくのでしょうか。

2016年6月15日 (水)

Tillandsia ionantha 花

P6150258_1_1     Tillandsia ionantha

チランジア・イオナンタ

種小名の意味するようにスミレ色の花を咲かせています。

大きさは着生させているコルク栓が4.5㎝ですので

参考にしてください。

子株がまだ小さいのに開花しました。

T.イオナンタの色付きには個体差があります。

栽培環境下の光量が重要で、気温も関係があるようです。

2016年6月 8日 (水)

エンセファラルトスの新しい葉

P6070251_3_1Encephalartos horridus

エイリアンの様な新芽です。

葉の長さは8㎝。

 ドワーフタイプの事ですが、エンセファラルトスは古い葉を

切り取ることで「松」の手入れの‘もみあげ’と同じ効果が得られ

ます。

要するに、まだ現役の葉を切ることで新芽の勢いを弱くし

結果的に葉をコンパクトにできます。

また、小苗の時期は葉は短いものです。

ドワーフタイプとして売られている個体を買うときは見極めが

必要です。

P6070250_2_1Encephalartos princeps

こちらはもっと‘エイリアン誕生’のような

エンセファラルトス・プリンセプスの新芽。

新芽の長さは6.5㎝。

 エンセファラルトスは雨に当てないよう栽培する方が

良いです。

水遣りも地上部にかからないよう根元だけに与えます。

特に幹の中心部(生長点)に水が溜まると腐らせる原因と

なります。

P6070249_1_1Encephalartos princeps

エンセ・ホリダス,エンセ・プリンセプス共に2年ぶり

の新しい葉です。

厳しい生育環境で育つエンセファラルトスは既存の葉が

機能している内は新しい葉を出す必要が無いので

出しません。

古い葉を切ると展葉してきますが、ソテツにとっては

迷惑です。


2016年6月 2日 (木)

チランジア・カピラリス

P6020243_2_1   Tillandsia capillaris

チランジア・カピラリスの花。

直径2㎜ぐらいの小さな花です。

写真の個体はアルゼンチンの標高600mで採取した

ものです。

P6020245_3_1  Tillandsia capillaris

各頂点に黄色の花を咲かせています。

写真でも小さすぎて判りづらいですが4つ確認できます。

大きさは株全体で幅約8㎝。

チランジア・カピラリスは生育範囲が広く、アルゼンチン

のほかエクアドル,ペルー,ボリビアなどにも自生します。

そのため、形状にもバリエーションが多く、集めて楽しい

種類です。


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