イモ虫のような芽
leaf bud of Cycas debaoensis
まるで毛虫の様なサイカス・デバオエンシスの
新しい葉芽です。
leaf bud of Cycas debaoensis
幹も写すとこんな感じ。
サイカス・デバオエンシスは雨が良く降る地域の
ソテツなので幹が苞葉でしっかりと覆われ、雨が
流れやすいように紡錘形をしています。
生長点に水が溜まりにくい構造です。
雨除け栽培の必要はありません。
暖地の平野部だと露地植え出来ます。
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leaf bud of Cycas debaoensis
まるで毛虫の様なサイカス・デバオエンシスの
新しい葉芽です。
leaf bud of Cycas debaoensis
幹も写すとこんな感じ。
サイカス・デバオエンシスは雨が良く降る地域の
ソテツなので幹が苞葉でしっかりと覆われ、雨が
流れやすいように紡錘形をしています。
生長点に水が溜まりにくい構造です。
雨除け栽培の必要はありません。
暖地の平野部だと露地植え出来ます。
Zoysia tenuifolia
植物分類学上の本物のコウライシバです。
別名を「ビロードシバ」「キヌシバ(絹芝)」
「イトシバ(糸芝)」と呼ばれています。
草丈は約11㎝ 葉幅は1㎜ぐらいです。
非常に繊細な印象です。
Zoysia tenuifolia
やや寒さに弱く、冬は枯れた色になります。
とても密に茂り、名前の通りビロード状の特異な
景観を作り出します。
この芝は生育すると凸凹ができるので平面に植えても
水平になりません。
Torreya nucifera
囲碁将棋の盤の材料として有名な榧(かや)の木の盆栽です。
樹高31㎝ 双幹に仕立てています。
添景は銀製の雀。
Torreya nucifera
樹冠の様子です。
Torreya nucifera
根元は太く根がしっかりと張り出し、地衣類と苔が
付いて古い神社の古木の様な(言い過ぎ)雰囲気が
あります。
Pinus parviflora cv. Hourai
正真正銘の吾妻五葉松の「宝来」の接ぎ木物です。
銀色の筋が通った真っ直ぐな葉が特徴で
実生ではこの葉性は、なかなか出ません。
樹高は鉢上14.5㎝。
今回の添景は銀製の鮎です。
Pinus parviflora cv. Hourai
裏側の様子です。
半懸崖(崖から身を乗り出すような)に仕立ててあります。
吾妻連峰の雪の重みも表現できたらと思います。
Pinus parviflora cv. Hourai
根元は厳しい風雨に洗われて根が露出している様子。
吾妻五葉松の自生地でもよくこの様になっているそうです。
leaf of Encephalartos horridus dwarf form
エンセファラルトス・ホリダス「ドワーフ(矮性)」
新しい葉が完成しました。
鋭い棘と青白い葉色が美しいです。
Encephalartos horridus dwarf form
葉の長さは約25㎝。
だいたい前回の葉と同じ長さです。
古い葉は枯れるまでは絶対に切り取りません。
Encephalartos horridus dwarf form
幹の直径は6.5㎝。
少し汚いですね。
しっかりと雨除け栽培ができていないとこうなります。
用土は山野草用のを使っています。
水遣りは乾かし気味に。
水をあげるか迷ったら表土を掻き分けて、中の土が
湿っていたら水遣りをしません。
Argania spinosa
アルガンツリーから新枝が伸びてきました。
気温が相当高くならないと成長しないようです。
アルガンの育て方は「鳥取大学乾燥地研究センター
・乾燥地植物資源バンク室」さんのホームページに
詳しいです。
根がもろく、切れやすいので植替えは根を傷めない
様に注意が必要です。
素焼き鉢に腐植質を含まない用土で植え、雨除け栽培を
しています。
実生して5~6年で実が生るそうですが、1本しか育てて
いない人は急いでもう1本買い足しましょう。
アルガンの木は自家不和合性が強く、別個体と相互受粉
させる必要があるようです。
Lichi chinensis cv. Salathiel
結論から言うとライチ・サラシエルは大阪の平野部での
屋外越冬は無理です。
木自体は枯れませんでしたが地植えは出来ないようです。
暖冬といわれた去年の冬ですら樹冠の葉が凍害で
枯れ落ち、新芽がほぼ全て枯死しました。 Lichi chinensis cv. Salathiel
当然、芽が枯死したのでほぼ開花しませんでした。
気温が高くなった最近新芽が出てきました。
今年、凍害を免れた下の方の枝の花が咲きましたが
実は着きませんでした。
受粉樹が必要なようです。
Lichi chinensis cv. Salathiel
すこし諦めていましたが復活しそうです。
Lichi chinensis cv. Salathiel
去年の冬に当地では降霜は無かったと思いますが、
耐寒性が-5℃あるライチ・サラシエルも耐霜性(Frost
hardiness)はかなり弱いと思います。
Dendrobium devonianum
デンドロビウム・デボニアナム
今年はとても花着きが良いです。
花の大きさは幅約6㎝。
Dendrobium devonianum
唇弁の繊細な切れ込みが特徴です。
Dendrobium devonianum
ヒマラヤ山脈の南側の山麓に自生し、寒さに強いので
当地では最低気温が5℃位になっても屋外に放置
しています。
夏の暑さに弱いイメージですが、適切に遮光すれば
平気です。
Dendrobium devonianum
葉肉が薄くハダニの被害が多い種類ですが、
木陰に吊るして自然の降雨に当て、水遣りの時に
葉水を与えると被害を防ぐ事ができます。
Gloriosa cv.
以前、球根を買って育てたけど上手くいかなくて
放棄したグロリオサが咲きました。
大阪の平野部では露地で越冬できるようです(基本
的な育て方は耐寒性が3℃までなので冬期は掘り
上げて保存します)。
Gloriosa cv.
低い草丈から、去年は人の背丈まで3年かけて
成長し今年咲きました。
グロリオサは熱帯アフリカやアジアが原産です。
全草にアルカロイドを含み、アジアでは蛇の毒消しに
使われたそうです。
球根などの誤食に注意。
leaf tip of Gloriosa cv.
グロリオサの葉の先は巻ヅル状になっていて、
この部分を絡ませて茎を支持します。
Gloriosa cv.
フィジョアの枝に絡みつくグロリオサの葉の先端部。
グロリオサ(きつねゆり,ゆりぐるま)
Eutrema japonica
肥料の与えすぎでワサビを枯らしてしまいました。
せっかく育ってくれていたのに・・・。
山葵は元々水の豊富な沢で育つので浸透圧に
敏感なのかもしれません。
久しぶりに使ったマグァンプKの施肥量を誤り多く
与えてしまったので、ワサビがしおれるように
枯れてしまいました。
根もやられて腐るような様子です。
山葵への肥料は一般草花や野菜に比べ、ごく少なく
慎重に与えるよう注意が必要です。
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