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2016年8月

2016年8月30日 (火)

シクラメン・コウム の植替え

実生したまま放置していたシクラメンを植え替えました。

P8300374_1_1 bulbs of Cyclamen coum

 密生しているので生育も悪いです。

大きさは1㎝ぐらい。

実生から丸2年経つので、本来ならもっと大きいはずです。

こんなのが4号鉢2つ、さらに3年間植替えをしていない

のが1鉢あります。

P8300375_2_1 bulbs of Cyclamen coum

とりあえず、根をほぐして植替えをしました。

このあと覆土します。

その場しのぎ的な植替えです。

本来ならこの時点で3号のポットに1球ずつ植え替える

べきですが栽培場所の関係でこうなりました。

使用する鉢はテラコッタや素焼鉢が良いです。

 シクラメン・コウムはすでに発芽しています。

植替時期は芽が動き出す前の8月中旬がいいようです。

P8300376_3_1 bulbs of Cyclamen coum

 3年間植替えをしていない鉢です。

なんとなく見た目は美味しそうですが、自分の園芸の

サボり癖にうんざりです。

この鉢は今年の春に開花しています。

2016年8月29日 (月)

ラベンダー栽培を山野草的アプローチで

P8200371_1_1 Lavandula angustifolia

 暖地ではコモン系(イングリッシュ系)ラベンダーは

よく枯れます。

夏の高温多湿に耐えうるラバンディン系やストエカス系

のラベンダーを育てたらよいのですが、それでは

違うのです・・・香りが、花姿が。

 ところで高山植物や山草も栽培していますが、これらは

夏越し出来ています。

高山植物が育てられてラベンダーが無理なわけない。

 発想を変えてラベンダーをハーブではなく山野草と

捉えることにしました。

そうするとハーブ用の用土が腐植質を多く含みラベンダー

に適さないことが判ります(ラベンダーの自生地は荒地です)

(他のハーブはハーブ用の培養土で良く育ちます)。

 用土は根が加湿にならない様に水はけの良さを重視し、

腐植質(腐葉土・ピート・バークなど)が入っていないものを

使います(要するに山野草用の用土)。

センチュウでも根がやられて枯れるので清潔な用土。

鉢も釉の掛かっていない山野草用の物で深さがあり

少し大きめで鉢底穴の大きな物。

 ラベンダーは野生(高度に園芸植物化していない)なので

肥料はごく少なめに。

 置き場所は雨除けができて西日が当たらないところ。

鉢の下には角材などを置いて通風をはかる。

出来れば鉢への日光の直射を遮る。

 水遣りは根元に、株の上からかけないこと。

 これらをすればラベンダーは夏越し出来ます。

 写真は今年の最高気温37℃の夏を耐えたラベンダーです。

2016年8月15日 (月)

チランジア・テクトラム

P8110359_2_1 Tillandsia tectorum

写真に写っているほとんどがチランジア・テクトラム

です。

中央の茎が伸びているのもT.テクトラムです。

 チランジア・テクトラムは栽培していると買った

時よりもトリコーム(葉の表面のふわふわ)の

ボリュームが減ってきます。

たぶん日本の多湿な空気に順応している結果だと

思います。

P8110364_1_1  Tillandsia tectorum

これもチランジア・テクトラム。

ステムタイプという茎が伸びるタイプで、

ロゼット径13㎝ 高さは20㎝以上あります。

2016年8月14日 (日)

松葉蘭「富嶽の虹」

P8110361_1_1 Psilotum nudum cv. Fugaku no Niji

マツバラン‘富嶽の虹’

草丈は約12㎝

「虹」と名にあるように色が変わり、斑にも変化が

あります。

手前右の軸はオレンジ色、左は黄色です。

奥の右の今年生えた軸は全体が緑色です。

P8110362_2_1 Psilotum nudum cv. Fugaku no Niji

写真中央の2軸では、手前が先端が黄色、奥は

逆に先端が緑色です。

<育て方>

乾燥には強いですが、水は乾いたらあげます。

75%の遮光下で栽培しています。

耐寒性はある程度ありますが、凍るような温度では

弱るか芽が枯れます。

2016年8月13日 (土)

イタリアカサマツ 1.5m

P8110358_1_1  Pinus pinea

 古代から、ローマ街道を行き交う人々に木陰を作り、

食料として松の実をもたらした有名なイタリアカサマツ

です。

現在でもヨーロッパの至る所で見かけます(行ったことは

無いけど・・・)。

成木の樹形が雨傘の様です。

 樹高が1.5mまで成長しました。

 苗木の頃の葉(初生葉)は青白く短いのでクリスマスツリー

の代用として売られています。

成木の葉(尋常葉)になると写真のように長く(約18㎝)

緑色になります。

 若木の内は円錐形の樹形になりますが、写真の株は

芽かき(枝になる芽をハサミで切る)をして1本の主幹だけ

の仕立てにしています。

ちょうど傘のシャフト部分を作っています。

2016年8月12日 (金)

チランジア・ミトラエンシス

P8080354_4_1 Tillandsia mitlaensis

チランジア・ミトラエンシス

株の大きさは高さが約10㎝。

このT.ミトラエンシスは子株が出やすいタイプの

ようです。

 これも着生させて株の方向を定めないと綺麗に

育てることはできません。

<育て方>

 春から秋の屋外の栽培での水遣りは三日に一度

霧吹きで与えています。

気温が高い日は日没後、すぐ乾く程度の葉水をあげて

(植物にではなく空間に霧吹きをする感じで)温度を

下げてもいいです。

遮光ネットは75%を使用、雨除け栽培です。

2016年8月10日 (水)

トマト‘イエローアイコ’

P8100355_1_1 Solanum cv.イエローアイコ

サカタのタネさんのミニトマト‘イエローアイコ’の

接木苗です。

 最高気温36~37℃が続いているのに

夏バテせず、実をつけています。

支柱への結束以外ほとんど世話をしていません。

ここまで丈夫だと、水遣りさえすればド素人が育てても

収穫ゼロということは無いと思います。

P8100356_2_1 Solanum cv.イエローアイコ

 実の大きさは長さ約3.5~4㎝。

とても綺麗な色です。

 プランターで栽培しています(長さ50幅18高さ18

の小さなプランターに1株植えです)。

プランターにはクローバーを混植し、クローバーの葉で

地温の上昇を抑えています。

 今のところ裂果はないです。

P8100357_3_1 Solanum cv.イエローアイコ

 果皮が少し硬く気になりますが、とても美味しいです。

湯むきをして冷蔵庫で冷やせば絶品です。

 実成が良く、畑で栽培すれば沢山収穫できそうです。

広い畑が欲しい・・・。

2016年8月 9日 (火)

朝顔 「深淵」

P8070349_1_1 Pharbitis nil cv.深淵

アサガオ‘深淵’が咲きました。

土を耕さずに植えたので根が張らず、肥料も

少なかったのか小輪で咲きました。

色は青に近く、しぼんだ花は赤紫色です。

ツルの巻き付く力が弱く(直径1㎝ぐらいの篠竹支柱

を使用)、1mを超えたぐらいから補助的に麻ひもで

ツルが伸びる都度結び付けました。

2016年8月 8日 (月)

夏の仙女盃

P8080350_2_1  Dudleya brittonii

ダドレア・ブリトニー  ロゼット径 約33㎝

 仙女盃は夏の間、水遣りを止めて強制的に

休眠させます。

高温下での多湿に弱いのか、水をあげると腐らせる

可能性が高いです。

特に樹高が低い場合、葉が蓋のように鉢を覆って

しまうため株元が蒸れて腐りやすいです。

P8080351_3_1 Dudleya brittonii

 強制休眠させると株もダメージを受けます。

仙女盃は葉に溜めた水を使い夏を耐えますが、

下葉から枯れてきます(かなりの枚数・葉の枚数は

秋からの水遣りですぐに復活します)。

細根も枯れてしまいます。

効果は判りませんが、写真のように株元の風通しが

良ければ、表土を濡らす程度の水遣りをしてもいいと

思います。

 ただ自然の下では仙女盃は厳しい条件で生育

しているので過保護は禁物です(少々の渇水なんて

平気です)。

2016年8月 5日 (金)

観音竹 「大判の縞」

P8040340_1_1 Rhapis flabelliformis cv.大判の縞

観音竹「大判の縞」

病気になった葉の部分を切り取っていて少し

見苦しいです。

葉の大きさは葉柄を除いても22㎝の大きさにまで

成長しました。

株元から子株が2つ出ています。

P8040341_2_1 Rhapis flabelliformis cv.大判の縞

この子株は今のところ全ての葉に斑が入っています。


2016年8月 4日 (木)

錦糸南天 「群雀」

P8040348_4_1 Nandina domestica cv.群雀

 これ南天なのですよ。

ナンテンは普通2~3mの高さに成長しますが、

写真の錦糸南天(琴糸南天)は樹高が約12㎝です。

手のひらサイズ。

 ナンテンの園芸品種が現れたのは江戸時代・

文政年間で「草木奇品家雅見(1827年)」には

変わり葉の南天の園芸品種が載っているそう

です。

明治17年の「南燭品彙」には104品種掲載されて

います。

(参考文献:原色図譜 園芸植物 平凡社)

P8040346_3_1 Nandina domestica cv.群雀

葉も小さく細やかです。

<育て方>

 春に出る葉は大きいので出る度にハサミで葉柄から

切り、取り除きます。

やがて自然に小さい葉だけを出すようになります。

管理は半日陰で、用土を乾かせすぎないように注意。

2016年8月 3日 (水)

釣りシノブ 作ってから2年

P7190330_3_1 hanging moss ball of Davallia mariesii

 制作してから2年以上経った釣りシノブ玉の様子。

日光に当たり過ぎているのか苔の成長がいまいち

ですが、玉の形はしっかりと維持できています。

 心材には園芸のハンギングバスケット用のヤシマット

を使っています。

ヤシの繊維のマットは透水性が良いので、釣りシノブ玉

を丸ごとバケツに漬け込まなくても如雨露で毎日上から

水をかけるだけで水遣りはOKです。

市販のシノブ玉よりも軽く管理が楽だと思います。

P7170325_1_1

 苔が枯れたりして玉が痩せた場合、巻いてある銅線に

ゆるみが生じます。

この場合、銅線をペンチで挟んで写真のように‘ねじる’

事で締め付け直せます。

 シノブは落葉性のものを使った方が葉が涼しげで

良いです。

常緑のトキワシノブの葉は少し暑苦しいです。

2016年8月 2日 (火)

Encephalartos cupidus

P7230333_4_1  Encephalartos cupidus

エンセファラルトス・クピダス

南アフリカの東トランスバール地方に自生する

ソテツです。

葉の高さは約30㎝。

葉が硬化すると少し青みを帯び、美しい葉色になります。

見た目は地上部分の茎は小さいですが、地下の紡錘根

は結構大きいです。

P7170327_2_1 leaf of Encephalartos cupidus

葉の先端には多くのトゲトゲがあり触ると

痛いです。

ソテツの仲間は進化の段階で、シダとヤシの

中間に位置します。


2016年8月 1日 (月)

チランジア・マレモンティーに花

P7290336_5_1  Tillandsia mallemontii

チランジア・マレモンティー

花の直径は約1㎝。

淡い紫色の花を咲かせます。

花には香りがありますが、撮影の時は感じられ

ませんでした。

P7290338_7_1 Tillandsia mallemontii

水を好む性質ですが、水遣りは他のチランジアと

同じで大丈夫です。

毎年のように花を見せてくれるのでおススメです。



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