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2016年8月29日 (月)

ラベンダー栽培を山野草的アプローチで

P8200371_1_1 Lavandula angustifolia

 暖地ではコモン系(イングリッシュ系)ラベンダーは

よく枯れます。

夏の高温多湿に耐えうるラバンディン系やストエカス系

のラベンダーを育てたらよいのですが、それでは

違うのです・・・香りが、花姿が。

 ところで高山植物や山草も栽培していますが、これらは

夏越し出来ています。

高山植物が育てられてラベンダーが無理なわけない。

 発想を変えてラベンダーをハーブではなく山野草と

捉えることにしました。

そうするとハーブ用の用土が腐植質を多く含みラベンダー

に適さないことが判ります(ラベンダーの自生地は荒地です)

(他のハーブはハーブ用の培養土で良く育ちます)。

 用土は根が加湿にならない様に水はけの良さを重視し、

腐植質(腐葉土・ピート・バークなど)が入っていないものを

使います(要するに山野草用の用土)。

センチュウでも根がやられて枯れるので清潔な用土。

鉢も釉の掛かっていない山野草用の物で深さがあり

少し大きめで鉢底穴の大きな物。

 ラベンダーは野生(高度に園芸植物化していない)なので

肥料はごく少なめに。

 置き場所は雨除けができて西日が当たらないところ。

鉢の下には角材などを置いて通風をはかる。

出来れば鉢への日光の直射を遮る。

 水遣りは根元に、株の上からかけないこと。

 これらをすればラベンダーは夏越し出来ます。

 写真は今年の最高気温37℃の夏を耐えたラベンダーです。

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