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2016年11月

2016年11月30日 (水)

この曲線が美しい。

Pb300443_1_1 Tillandsia sprengeliana

 水滴状の丸みに沿うよう曲線を描く葉。

チランジア・スプレンゲリアナの美しさです。

古い葉なので葉先が枯れています。

葉の中はキャベツのように葉が詰まっていなく、

結構空隙がありスカスカです。





2016年11月29日 (火)

仙女盃が腐る。

Pb290438_1_1 Dudleya brittonii

 秋に水やりを再開しても、なかなか葉が増えないと

思っていたら幹が腐っていました。

今日、幹を触ると柔らかかったので腐りを確信しました。

このダドレア・ブリトニーは2007年2月から栽培していて、

このブログの代名詞的存在だったので残念です。

Pb290439_2_1 Dudleya brittonii

 簡単に根元から抜けました。

幹の長さは30㎝ぐらいです。

腐った原因は不明ですが、最近はそれほど注意も向けて

いなかったので兆候を見逃した栽培者の責任です。

Pb290440_3_1 Dudleya brittonii

幹を折って断面を見たようす。

黒く完全に腐っています。

外観からは判りづらく、一度腐りかけたら手の施しよう

がありません。

Pb290441_4_1 Dudleya brittonii

 まだ硬い上の方の幹も切ってみたのですが、

一部に腐りが入っているので挿し木も無理そうです。

この部分の幹の直径は7㎝でした。


2016年11月27日 (日)

チランジア・ランドベッキーは水が好き。

Pb270435_1_1 Tillandsia landbeckii

 チリの砂漠に自生するチランジア・ランドベッキーです。

株幅は約10㎝。

砂漠にこんもりと塊になっている様子がユニーク。

 自生地は砂漠でも、よほど霧が多発するのか水分を

欲しがります。

普通のエアープランツの感覚での水遣りだと枯れてきます。

水遣りは毎日でも大丈夫です、その方が生育も良いです。

風通しさえよければ他の草花の水遣りのついでに如雨露

であげても腐りません。

2016年11月26日 (土)

チランジアを屋内へ移動。

Pb260434_1_1 Tillandsia

 最低気温が5℃を下回ってきたので、庭の栽培棚

から屋内へ引っ越しさせました。

 チランジアの冬の栽培は5℃以上で行います。

暖地では屋外で冬越し出来る種類や、凍らなければ

ある程度の低温に耐えるものもありますが、一般的に

最低温度5℃を確保します。

 冬の間、屋内での水遣りは乾かし気味が基本です。

霧吹きでチランジアに水をあげた後、いかに早く乾くかが

肝要です。

室内は風が無いので濡れっぱなしだと腐りやすいです。

2016年11月24日 (木)

シクラメン置場

Pb170423_3_1_1 Cyclamen

咲いているのが秋咲きのシリシウム(Cyclamen cilicium)、

他は春咲きのコウム(Cyclamen coum)とスーダベリカム

Cyclamen pseudibericum)です。

 葉が出揃いました。

 素焼鉢で山野草用の用土で育てています、この組み合わせ

だと水遣りで腐らす失敗が少ないです。

腐らす原因で一番多いのが成長期に乾燥させてしまい、

根が枯れてしまって萎れたところに水を遣ることです。

サルナシの黄葉。

Pb140416_4_1_1_1_1 Actinidia arguta

 サルナシの黄葉です。

小さなキウイのような実を着けます、味もキウイ

だそうです。

 裏庭にサルナシのトンネルを作っています。

将来的には勝手口まで伸ばす予定。

 5年以上育てて、今年の春ようやく花が咲きましたが

オス木の成長が悪く雄花が咲かなかったので結実

しませんでした(キウイの花粉を買うべきでした)。

病害虫がほぼ無いのは良いですが、植えてから

結実までが長すぎ。

写真の品種は「里泉」と「貴太郎」ですが、植えるなら

1本で早く結実する品種をお勧めします。

 キウイは近縁種のシナサルナシを改良したものです。

欅の盆栽の紅葉

Pb180427_5_1_1 Zelkova serrata

ケヤキ盆栽の紅葉。

樹高25㎝。

盆栽置場は小さなお庭です。

Pb240433_1_1 Zelkova serrata

今日は散り始めていました。


2016年11月19日 (土)

モミジ「秋茜」の紅葉

Pb170425_4_1_1 Acer palmatum cv. 秋茜

Japanese Maple `Akiakane'

葉が紅葉する植物は全て「もみじ」です。

なので本当は楓(かえで)です。

 モミジ「秋茜」が紅葉しました。

葉先が少し枯れこむ欠点はありますが色が綺麗です。

Pb150418_2_1_1 Acer palmatum cv. 秋茜

 2枚目の写真は紅葉し始めの頃です。

「秋茜」は紅葉に期間が長く、暖地でも美しく

色づきやすい品種です。

 カエデは根詰まりしやすいですが、鉢植えで

育てておくと料理の飾りにも使えます。

 剪定は冬、年内に済ませます(カエデは春、休眠から

覚めるのが早く春先の剪定では樹液が止まりにくく

枝枯れの原因になります)。

2016年11月14日 (月)

イチジクの剪定

Pb120415_3_1 Ficus Mary Lane seedless

イチジク‘メアリーレーン’

 写真をよく見ると葉腋に来年の花芽(実)が付いています。

‘メアリーレーン’のように夏から実が着く「夏・秋兼用種」は

この枝先を剪定してしまうと夏に実が着かなくなるので

注意が必要です。

「秋果専用種」は剪定できます。

「夏・秋兼用種」をどうしても剪定したい場合は、実を

着ける枝を剪定せずに残し、残りの半分を剪定します。

翌年、剪定しなかった枝を剪定し、剪定した枝を

剪定せずに残すローテーションを組みます。

カリンを初収穫。

Pb120413_1_1  Pseudocydonia sinensis cv.大実カリン

 植えてから5年、ようやく収穫できました。

実の大きさは15㎝ぐらい。

6個の実をつけてくれました。

近づくとカリンの実の良い香りがします。

今日庭に出ると1個の実が地面に落ちていました。

 近所に何本かカリンの木があるので自家結実性は

不明ですが、摘果するほど実成が良かったです。

Pb120414_2_1_2Pseudocydonia sinensis cv.大実カリン

 春、花が終わって幼果の時期にシンクイムシの

被害が多かったので、実の部分にだけ浸透移行性の

殺菌殺虫剤を散布しました。

スプレイ式の殺虫剤があると便利です(エアゾール式は凍害に

注意)。

赤星病に罹りますが、予防としてカリンの落ち葉は

秋に落ちたら掃除して取り除きます。

また、近くにビャクシン類を植えません。

Pb140417_5_1 Pseudocydonia sinensis cv.大実カリン

 収穫したカリン。

洗って表面を乾かします。

皮をむかず、ざく切りにして蜂蜜漬けにします。

(※果実はとても硬く包丁で切るのが危険ですので

皮手袋を使うなど安全対策が必要です。)

お湯で割って飲むとおいしいです。




2016年11月 5日 (土)

欅の盆栽が少し紅葉してきました。

Pb050405_1_1_1 Zelkova serrata

 盆栽置き場にも秋がやってきました。

写真中央に写っているのがケヤキの盆栽です。

樹高は約25㎝。

葉が少し紅葉しかけています。

 この木は元々1,500円ぐらいの素材苗でした。

 苗の買うときの注意点は紅葉の色です。

同じ欅でも紅葉時、赤色・黄色・オレンジ色に色付く

ものがあります。

実際に紅葉を見て選ぶのが一番ですが、わからないときは

店員さんに聞いてみましょう。

また、赤く色付く系統のケヤキの種をネットオークションで

見かけたので実生する方法もあります。

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