無料ブログはココログ

« カトレア・ワルケリアナ プリンセプス の育て方 | トップページ | Cyclamen coum »

2017年2月27日 (月)

シース(sheath)葉鞘の中の蕾

P2240542_1_1 sheath of Cattleya mossiae

シース(sheath 葉鞘)とはバルブ(pseudobulb)の上に

葉(leaf)とともに付いている蕾を保護する器官です。

 バルブ(pseudobulb 偽球茎・シュードバルブ)を包んで

いるものをリーフシース(leaf sheath)といいます。

 シースを光にかざすと中の蕾が透けて見えます。

P2240544_2_1 Cattleya mossiae

 リーフ・シースはバルブが成長するときに、バルブを

包むようにして保護する役目をします。

バルブが完成すると枯れた状態になりますが、バルブは

保護された状態のままです。

ただし、バルブとリーフ・シースとの隙間にカイガラムシ等が

発生するので栽培上枯れた後は取り除かれることが多いです。

薄皮をめくる様に手で取り除けます。 

 話は変わって。

ラン展は春先の最も寒い時期1~2月に開催されることが多いです。

でも普通に家庭で育てている場合、その時期に

咲かせるのは難しいです。

その為、出品する人はエネルギーを使う専門の暖房設備を

持つ人やプロに限られます。

地球温暖化や原発問題がある中、大量のエネルギーを

使うラン展にどれ程の意味があるでしょうか。

1ヵ月でも開催を遅らせるだけで大勢の人に出品の

チャンスができると思いますし環境にも優しいです。

« カトレア・ワルケリアナ プリンセプス の育て方 | トップページ | Cyclamen coum »

ラン Orchid」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: シース(sheath)葉鞘の中の蕾:

« カトレア・ワルケリアナ プリンセプス の育て方 | トップページ | Cyclamen coum »

2025年4月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30      

最近のトラックバック