高すぎて捨てられないシュロチク。
Rhapis humilis 白青殿
高い値段で買った棕櫚竹‘白青殿’です。
白青殿は葉先が枯れこみやすく美観を損ねます。
葉先が枯れこむのを防ぐのは至難の業で、綺麗に
育てるのはとても難しい品種です。
また白青殿は耐寒性が無く、普通のシュロチクのように
庭植えができません(寒さで斑の部分が枯れこみます)。
Rhapis humilis 白青殿
写真の葉のように斑が暴れることもよくあります。
‘斑が暴れる’とは葉の緑色の部分が少なくなったり、
葉一枚の全て葉緑素が抜けた状態をいいます。
斑の部分は枯れ込み易く病気になります。
結果、葉が汚くなります。
棕櫚竹‘白青殿’はとても難物です。
持て余して、今では裏庭に打ち捨てられた状態です。
Rhapis humilis 白青殿
今日見ると、雑草の生えた鉢の中に白青殿が子株の
芽を出していました。
こうなってくると余計に捨てられません。
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