ホリダスの新芽
Encephalartos horridus
厳しい環境に自生する植物にとっては新しい
葉を出すかどうかの判断も命がけです。
自然に生えているエンセは降雨量などで決めているの
かもしれませんが、気まぐれな人間に育てられている
エンセにとっては決断は難しいでしょう。
Encephalartos horridus
エンセの栽培では育て方(育てている人の性格も)
が葉や幹に痕跡として記憶されます。
日照量が足りないと葉は徒長し、水遣りの間隔が
適切でないと鱗片が綺麗に並びません。
とくに幹は几帳面に育てないと綺麗に成長しません。
Encephalartos horridus
この株は買ってから5年、まだ葉を切ったことが
ありません。
写真からも判るように、自然に枯れる前の葉を
切った部分は鱗片の先端と葉柄の部分が
枯れ込み汚くなっています。
去年の葉の葉柄部分はまだ緑色です。
葉は自然に枯れるまでは切らないのが綺麗な幹
を育てるポイントです。
幹を水に濡らさないことも重要です。
Encephalartos princeps
プリンセプスの幹です。
これも5年ぐらい育てていますが、綺麗に幹が
育ったのではと思っています。
葉を残した方が幹の太りもいいです。
« レッド・イオナンタに花 | トップページ | チランジア・イオナンタ マキシマの花 »
「ソテツ類 Cycadaceae」カテゴリの記事
- マクロザミア・マクドンネリーに2枚目の葉。(2025.07.13)
- Macrozamia macdonnellii マクロザミア・マクドンネリーの植替え。(2025.06.06)
- Macrozamia macdonnellii マクロザミア・マクドンネリーの実生に挑戦②。(2025.03.14)
- サイカス・カイルンシアナ 矮性個体(2024.08.07)
- ソテツの新芽が出てこない。(2024.08.05)
コメント