シュロチク 白青殿 は綺麗なのですが・・・。
Rhapis humilis Hakuseiden
棕櫚竹‘白青殿’
綺麗なのですが、写真で分かるように葉先が
枯れこみます。
雨除け栽培をしても、これだけ枯れこむので
露地栽培だと悲惨な状態になります。
また、耐寒性が無く大阪の平野部でも屋外での
冬越しはできません(軒下なら可)。
露天だと斑の部分が寒さで枯れます。
Rhapis humilis Hakuseiden
白青殿の子株です。
ほぼ‘斑’になってしまいました。
これは育たないか、そだっても葉が汚く枯れこむ
だけでしょう。
白青殿は育てるのがとても難しい品種です。
シュロチクなので木の性質自体は丈夫です。
葉割れの一つ一つに緑と斑の部分がバランス良く
入った株を入手すれば葉の枯れ込みは少なく栽培は
簡単なのですが、少しでも斑の部分が派手な株は
葉が枯れます。
育て方のポイントは斑のバランスの良い株を
選ぶことに尽きます。
浸透移行性の殺菌剤を散布することも、ある程度
有効ですが、‘斑’だけの部分はやはり枯れこみ易いです。
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