もしかしてケルシージャパンでは・・・。
Prunus salicina
去年はカタログの収穫時期を1ヵ月ほど過ぎても
熟さなかったので全ての実を捨てました。
摘果を失敗し、実を着け過ぎたのが原因だと
思っていました。
でも、この形と7㎝という大きさ、もしかすると
ケルシージャパン(甲州大巴旦杏)かもしれません。
それならば熟すのは8月下旬から9月上旬なので
去年8月を過ぎたのに熟さない事の説明がつきます。
要するに、品種違いです。
Prunus salicina
この樹は7月に収穫できる巴旦杏(ばたんきょう)
として買いました。
日本古来のスモモで果実の先がとがり、果皮は
黄緑色から濃紅色に熟すとカタログにありました。
Prunus salicina
晩生種は果実が害虫の被害に遭い易いので
栽培が難しいです。
シンクイムシやカメムシの害が発生します。
今年も沢山の実が虫害でダメになりました。
新聞で作ったような簡易な果実袋では、あまり
被害軽減の効果はありませんでした。
スモモを栽培するなら7月中までに収穫できる
品種がお勧めです。
Prunus salicina
この6年を返して欲しいぐらいです。
予備のスモモの樹を鉢で育てているから
いいのですが、これで不味かったら即伐採です。
年月は取り返せません。
スモモは植えてから収穫までに最低でも3年かかります、
品種間違いの場合も想定して別品種も同時に
育てた方が確実です。
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