
まず、絶対に用意してほしいもの。
それはスプレイ式の浸透移行性の殺菌剤・殺虫剤です。
コノフィツムは植え替えた時の傷からも腐ることが
あるので、植替え後には浸透移行性の殺菌剤を
植物体と周囲の用土に散布します。
発根促進剤もあれば、より良いです。
Conophytum burgeri
コノフィツムの自生地は南アフリカの小ナマカランド
から南西アフリカの大ナマランドです。
雨季と乾季がはっきりしていて、コノフィツムは
雨季に成長し、内陸でも海の近くや川の近くに生育しています。
海や雨季のオレンジ川から発生する霧からも水分を得て
います。
Conophytum ernstii `Lilliput'
株の幅は約3㎝。
Conophytum ernstiiも原生地では雨季のオレンジ川で
発生する霧からも水分を得ています。
C.ernstiiの天面には繊毛があり水を捕まえることが
できます。
晩春から夏,秋までの休眠期の水遣りは、基本的には
行いませんが、ごく小さい種類のコノフィツムには時々
夜に植物体に直接かからないよう灌水した方が良いようです。
‘時々’が1ヵ月に一回なのか2週間に一回なのかは、
育てる環境の乾燥具合によります。
日本の夏は熱帯よりも暑いです、自生地の南アフリカ
の砂漠は日中は暑いですが夜温は低いです。
秋に遮光ネットを外す場合は雨か曇りの日に
行い、急な日光の直射による葉焼けを防ぎます。
コノフィツムは種類によっては栽培の応用がきく
基本的には丈夫な植物で、園芸品種などは出窓で
レースのカーテン越しの光で1年中育てることも
可能です。
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