ライチ・サラシエル の 耐寒性
buds of Lichi chinensis `Salathiel'
ライチ・サラシエルの新芽です。
脇芽が伸びてきています、ということは
頂芽が枯れています。
去年の冬は暖冬で、冬も長く屋外栽培でしたが
厳冬期の2月は室内に入れて管理したので-5℃以下の
寒さには当てていません。
buds of Lichi chinensis `Salathiel'
ライチ・サラシエルの宣伝文句では、耐寒性は-5℃と
なっていますが、苗の段階(幼木)ではスペックを
発揮できません。
苗の時は耐寒性が弱いので、大切に屋内で冬越しさせる
必要があります。
写真の木は丸6年間栽培した木なので、耐寒性に期待
したのですが大阪(平野部)での屋外での冬越しは無理
そうです。
鉢植えと地植えでは耐寒性に違いがありますが(鉢植えの
方が弱い)、地植えでライチの収穫を楽しむには、もう
少し暖かい地方がいいようです。
風の当たり方や庭での置き場所でも耐寒性に違いが出ます。
当地(大阪の平野部)ではミカンやレモンが栽培でき
ますが、ライチは難しいようです。
ただライチ・サラシエルは-5℃でも枯死しないので、
そういった意味では耐寒性がありますが、実を収穫する
ためには寒さからの保護が必修です(凍らないぐらい、
できれば最低温度5℃以上)。
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